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ハラハラドキドキもなく、安心して見られるヒューマン映画。
アカデミー賞も取りました。
1960年代、ニューヨークのカーネギーホールの上階の豪華な部屋に住む黒人ピアニストのドンが、差別濃いアメリカ南部の街に演奏ツアーをする。
運転手として雇われたのは、人並みに偏見を持つ仕事にあぶれたガサツで腕っ節の強い白人トニー。
気取り屋で気位の高いドンと、無教養で口が悪いが人情味のあるトニー、正反対の2人の旅が始まる。
ドライブインでケンタッキーチキンが誕生した頃です。
グリーンブックとは、南部の黒人専用のホテル一覧などが書いたガイドブックである。
レストランでのあからさまな差別や、パトカーで尋問されたり、エリート黒人の孤独と秘密、さまざまな出来事を重ねて2人は対等な友人となっていく。
クリスマスイブにようやく家族の待つ我が家に帰り、そのあと、トニーの妻ドロレスがドンにささやいたひとことにクスッ。
実話のストーリーだというのも興味深い。
秋から冬へ大平原を走る水色のキャデラック、映画館で見る至福です。