平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い3019 小学生の手紙「なぜ防衛費を上げるの?」 

2023-08-16 11:33:29 | 日記

昨日は、78回目の「終戦の日」。

昨日の、インターネットのニュースで、毎日新聞の、「小学生が、なぜ防衛費を上げるのか、岸田首相に

手紙を書いた」という記事を知りました。

東京・世田谷の私立和光小学校6年の36人が、今年初めに、書いた手紙、とのこと。

「私たちは、社会科や総合学習で、沖縄のことや戦争のことを学んできました。戦争は遠い昔の話だと

思ったのに、今も苦しんでいる人がいることや、今にも続く問題であることがわかりました。

戦争は怖いし、絶対にやってはいけないと思っていたのに、ニュースで、防衛費をあげようとしている

ことを知りました。そこで、岸田首相に、『ぜひ、聞いてみたい、伝えたい』という声が上がって、

クラスのみんなで手紙を書きました」

北朝鮮の弾道ミサイルが、日本の上空を通過。日本が相手国のミサイル拠点などを攻撃する力を持つ

ことを決め、岸田首相が防衛費の増額を指示したころだった

子供達は、今年の2月1日、政府の安全保障政策への思いや疑問を、手紙で、岸田首相に投げかけた

のです。

岸田首相からは回答は無かったけれど、2月24日の記者会見で、子供たちの手紙に触れ、

「一つ一つにお返事を出すことは困難でありますが、安全保障政策については、国民のみなさんに

ご理解を得られるよう、努めていきます」と、国会答弁みたいな、はぐらかした回答でした

3月6日、担任の先生から、この記者会見での、岸田首相の回答が伝えられ、

「手紙で書いた質問は、多くの人が疑問に思っていること、もう少し、しっかり答えて欲しい」と、

再び、子供達は、岸田首相に手紙を出したが、音沙汰は無かった、とのこと。

4月に、手紙を送った中の一人の女子は、中学生になったけれど、

「日本は、かつて起こした戦争で、たくさんの人が亡くなり、多くの人がつらい思いをしました。

防衛費を上げることは、戦争につながるような気がします。沖縄戦をはじめ、日本が関わってきた

戦争のことが、過去になってしまうことが嫌です。まだ、お返事待っています」

と、岸田首相の、誠意ある回答を期待しているのです。

このお子達は、岸田首相などが亡くなった後も、日本国民として、平和を希い、世界から戦争を無く

したいと考えて、行動して行くのです。

戦争は、政治家が起こす、最大最悪の「人災」なのです。

岸田首相はじめ、政治家の皆さんは、このお子たちの、疑問に、真面目に答える責任があります。

ウォーキング中に出会った花、雲。

8月16日「今日は何の日カレンダー」より 大文字五山送り火 〔京都〕、女子大生の日
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入学を認める(1913)▲戦艦「金剛」完成(1913)▲野球王ベーブ・ルース没(1948)▲「風と共に去りぬ」の

マーガレット・ミッチェル交通事故死(1949)▲古橋広之進全米水上選手権大会1500m自由形世界新記録優勝。
2日後の400m、3日後の800mでもたて続けに世界記録を更新(1949)▲東京証券取引所、米のドル防衛策で

ダウ平均株価史上最大の暴落(ドルショック)(1971)▲エルビス・プレスリー、没(1977)▲国鉄静岡駅前地下

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熊谷、岐阜・多治見で、最高気温40.9℃記録(2007)▲楽天・田中将大投手2012年8月から21連勝、

日本プロ野球記録を更新(2013)▲水俣条約(水銀および水銀を使用した製品の製造と輸出入を規制 する

国際条約)が発効(2017)