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2012 8/26の拝観報告2(八千代)
写真は、雨月の雪(3200円)
12:30頃に大徳寺を後にして、まずは長男を自宅に帰します。
その後はいつもの単独行動です(笑)。
自転車で14:00の予約拝観の前に昼食へ。
南禅寺の参道入り口の右手にある”八千代”さんです。
ここは小さいですが庭園を見ながら食事ができます・・・といってもそんなところは京都に巨万(ごまん)とあります。
なぜ敢えてここにしたかというと、ここが”旧上田秋成邸”だったからです。
お昼は3000円~5000円ぐらいのお弁当や湯豆腐などが主です。
旧上田秋成邸だけあって、雨月のお弁当の”雪”3200円を注文しました。
お食事は質量ともに値段相応ぐらいでしょう。
特に不満はなかったです。
店内の奥には写真のような庭園があります。
庭に降りる事も出来ますが、実際に降りる人は少ないようです(僕は当然食後に降りましたが(笑))。
あの界隈は湯豆腐のメッカでたくさんのお店があります。
どこにするか決めるのも大変ですね。
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仁和寺3 特別拝観1 金堂、観音堂、霊宝館(きぬかけの路散策13)
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写真は、国宝の金堂
2011年、2012年春、2013年春と2015年春の非公開文化財特別公開で伽藍内部の公開がありました。
中門を入ったところにテントがあり、ここで拝観料800円を納めます。
拝観者が持つチェックシートを頂き、金堂、観音堂に入る際に押印するシステムです。
通常は扉が閉まっている金堂と観音堂の内部に入れます。
金堂
金堂は紫宸殿を移築したもので、紫宸殿の遺構としては現存最古のものであり国宝です。
御所あった時の屋根は檜皮葺でしたが、ここでは瓦葺きになっています。
瓦葺きの方が屋根が重く、柱への負荷が大きくなりますが、コストは断然安いそうです。
内部は手前の外陣と奥の内陣に分かれており、本尊の阿弥陀三尊像をお参りできます。
しかしこちらは江戸時代の運節作のものです。
内陣は左右の外側から天燈鬼・龍燈鬼立像、仏眼仏母尊像(獅子冠が特徴) と阿弥陀如来像、
四天王像がお祀りされています。
内部には極彩色の彫刻などがあり、宮殿の名残が見られます。
2018年10/13~12/16に金堂裏堂に描かれた五大明王壁画が初公開されました。
金堂に向かって左手から入り反時計回りのルートでしたので、先に内陣側、そして裏堂へ。
内陣右手から裏に回りますが、右奥に宇多天皇の父、光孝天皇像がお祀りされていました。
そして内陣裏には左手から、金剛夜叉明王、降三世明王、不動明王、軍荼利明王、大威徳明王が描かれていました。
こちらに金堂を移築した、江戸時代の作だそうです。
またこの五大明王壁画は、今後毎年5/28に公開されるそうです。
中門の左手にあります。
2019年に修復を終えて、春と秋に内部が公開されました。
また毎月18日には観音会で中に入れます。
内陣の外周が回廊のようになっており、1周出来ます。
内陣には本尊の千手観音菩薩、脇侍には不動明王と降三世明王が、さらにその脇には28部衆像、その前には風神、雷神で併せて33躯がお祀りされています。
外周の外陣には、三十三観音菩薩像が、内陣の裏の上段には六観音像、下段には六道図が描かれていました。
春と秋には霊宝館の公開があります。
90度回るように展示されており、主に奥側が仏像、その他が仏画や書籍になっています。
金堂に創建時からお祀りされていた阿弥陀三尊像(国宝)が常設展示されており、医術書の黄帝内経大祖(国宝)、医心方(国宝)、御室相承記(国宝)や新修本草(国宝)などが展示されています。
その他重文の仏像や書籍も多数ありました。
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