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春秋山荘


写真は、外観

春秋山荘は山科の毘沙門堂のさらに奥にある茅葺屋根の古民家です。
2013年まではお蕎麦屋さんでしたが、今は展示会などを定期的にしておられます。

アクセス
地下鉄の山科駅で降り、出口1番から出て右に進みます。
京津線の踏切を渡らずに、線路の左手の道をしばらく直進します。
すると右手の踏切でT字路になるので、左折します。
JRの高架下を通り、ひたすら緩やかな坂を登ると毘沙門堂に着きます。
毘沙門堂の石柱の前を左へ進むと、右手の石段の上に勅使門が見えます。
毘沙門堂の駐車場はこの先、右手の坂を登りますが、左の直進ルートに進みます。
やがて道なりに道が右に折れた先に、双林院の表門があります。
さらにその先を進んだ右手に見える茅葺屋根の古民家が春秋山荘です。

展示会の予定はFACE BOOKに掲載しておられます。
開いているのは、金土日祝のみです。

当初は下郷伝平が烏丸今出川にあった藤井右門邸を大正11年にこちらに移築しました。
その後昭和54年に大野木氏が明治3年建築と言われる余呉型民家を移築しており、それが今の建物です。

建物の左手の階段を登り、正面に回り込みます。
玄関を入ると土間になっており、土間の奥で入場料500円を収めます。
土間で下足し、左手には囲炉裏のある土座(だいどこ)に上がります。
更に奥の右手には板の間、左手には8畳の和室があります。

通常の古民家は4室に仕切られているのが普通ですが、仕切りがなく広い土間とニウジと呼ばれる居室の上部に梁を十字形に架けて一体的空間をつくるのが余呉型の特徴だそうです。

また8畳間は正面側のお庭に面しているので、縁側に座ってゆっくり眺めることも出来ます。



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