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2024 2/25の拝観報告1(萬亀楼 有職料理 萬亀楼 式包丁と京料理のおもてなし 前編 生間流式包丁)

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写真は、生間流の式包丁。

3連休最終日は雨の1日。
朝は10時前に車で高島屋に行って、あるものを購入。
それは後程。
購入後帰宅し、徒歩で11:10頃にやって来たのが萬亀楼です。
この日は京の冬の旅の特別企画の「有職料理 萬亀楼 式包丁と京料理のおもてなし」でした。
この3連休毎日企画されており、最終日に予約していました。
定員は25名で、参加費は18,500円でした。

萬亀楼は過去に1回食事に来ましたが、ちゃんと内部が拝見出来ていなかったこと、さらにメインは式包丁を見たことがなかったので参加してみました。

入ってすぐの中庭の裏にある大広間に通されました。
到着順に奥から詰めるということで、先に1組来ておられた60代ぐらいのご夫婦の隣に座りました。
後ほど右手に40代ぐらいのご夫婦も来られました。

60代ぐらいのご夫婦とお話していたら、夫さんがお医者さんであることが分かり話が盛り上がっているうちに12:00過ぎになりました。
2階へ上がって式包丁の見学です。

手を使わず包丁とまな箸(金属の長い箸)を使って、舞を舞うように鯉を飾り切りにする感じです。
完全に切り落とす場面は少なく、一部残してつなげておいて、そこで折るような感じ。
最終的には二見ヶ浦の夫婦石を模した形に今回は仕上がりました。

式包丁のあとは御当主からの説明もあり、12:40頃に終了。
あとは1回に戻ってお食事です。

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京大 尊攘堂


写真は、外観。

尊攘堂は京都大学の吉田キャンパスにある国の登録有形文化財の建物です。
今は大学構内で見つかった埋蔵文化財の保存・展示に活用されています。

アクセス
東山東一条の交差点を東に約200m進むと、京大の正門があります。
正門を入って正面に時計台があり、その左手に進みます。
左に赤レンガの旧石油化学教室本館、やがて右手に薄茶色の法経済学部本館が見えます。この法経済学部本館を過ぎた交差点を左へ進みます。
その突き当りに尊攘堂があります。

明治20年に吉田松陰の遺志に基づき品川弥次郎が自邸に造ったものを、明治36年にこちらに移築しています。
煉瓦造平屋建、寄棟屋根の擬洋風建築です。
通常は外観だけしか見られませんが、事前に文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センター京大文化遺産調査活用部門事務室に問い合わせ(075-753-7691)しておくと、内部も見せて戴けます。

表の扉を入ると石造りの一間があり、そこで下足します。
内部は広い一室の講堂のようになっています。
床は赤いカーペット、側面と天井は真っ白な漆喰です。
シャンデリアの吊ってある天井の意匠も非常に細やかです。
最奥には3段高くなった小室があります。
もともとは尊王攘夷運動で倒れた志士の肖像などが祀られていたのでしょう。

内部には大学構内で見つかった埋蔵文化財が、縄文や弥生の土器、古墳時代の埴輪から近世の乾山焼や蓮月焼の一部などが展示されていました。


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