メドレー日記 Ⅱ

by 笠羽晴夫 映画、音楽、美術、本などの個人メドレーです

エドワード・ゴーリー 展

2023-05-26 16:43:02 | 美術
エドワード・ゴーリーを巡る旅
渋谷区立松濤美術館 4月8日(土)ー 6月11日(日)
 
エドワード・ゴーリー( Edward Gorey 1925-2000)は絵本作家で黒い線画がその特徴である。
今回多くの作品、おそらく絵本の原画が展示されており、多くは葉書きより小さいから、見ていくのはかなり大変で、私の場合は全体を見るのはまず眼鏡なし、細かいところを見る必要がありうなら読書用眼鏡をかけることになった。
点数も多数だからペースをコントロールしたが、ちょっと疲れた。平日ながら鑑賞者は多く、中心は30~40歳の女性だったようだ。
 
出版されたもののいくつかは日本でも出ていて、翻訳は柴田元幸だから、業界での評価なかなりあるのだろう。
 
ゴーリーはボストン近郊のケープコッドで後半生をすごしたそうで、住んでいたゴーリーハウスでの企画展から今回の展示は来ているようだ。このボストン近郊はなにかちょっと暗い内面を想像させる感じがあるが、ゴーリーの絵にもそれがある、と勝手に想像している。


                              

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