京都に向かっています。アッシジの谷村達郎神父様からいただくお手紙にはいつもTのマークが…。
何故なのでしょう?という田原豊道先生の質問に釧路の堀内優子教授がお答えくださいました。
聖フランシスコが好んで使っていた十字架のマークだとか…。
ですからフランシスコ会では十字架のシンボルマークとしてTを慣習的に用いているようです。
そこで、それを足がかりにしていろいろ調べました。Tはtauと読むそうです。
もしかしたらアッシジにご一緒したかたの中に、このTのシンボルマークのペンダントを買われたかたがいらっしゃるかもしれません。
聖フランシスコは謙遜を込めて用いたようですが、何故謙遜なのか?これがまた疑問でした。
いろいろな意味があるようですが、調べているうちに感動してしまいました。
このtauはヘブライ語のアルファベットの一番最後の文字になるそうです。
tauは生命のしるしでフランシスコは、これを大変好んでいたようです。
このシンボルマークで人々を祝福し、手紙にサインをするときもこれを使っていたようです。
また、救済と神からの愛を意味し、自分自身の中の救済は最後で良い…という謙遜の表れだとか…。これだけでも聖フランシスコのお人柄が偲ばれます。
もう知らないことばかりです。今度アッシジに行ったらこのペンダントを手にいれたい…と、心秘かに思ったのでした。
ブログに書いたら秘かではありませんね。(笑)(荻山貴美子)