日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

空き巣

2019年08月16日 06時46分31秒 | 思うがままに
もう30年ほど前になるでしょうか。
我が家に空き巣が入ったのです。何時から何時まではいない時間だということをちゃんと知っているようでした。

呑気な私は、家に入ったら引き出しという引き出しがすべて開いていたので、夫は何を探していたのかしら?と思いました。

しかし窓ガラスが、割られていたので空き巣だと分かったのです。

警察を呼びました。

たまたま30万円しまっていたのに気づかなかったのか、別のお財布に入れていた3万円をもっていったようでした。

よかったですね。泥棒は日当が3万円です。それがちょうどあったので他が見つからなかったんでしょう。

いつも泥棒のために3万円目立つところに置いておくといいですよ…と言われました。

まぁ、これで一件落着と思いきや…。

来たのです。うるさい私の父親が…。
鬼のような形相で…。

そして、夫に「お前がだらしないから泥棒が入るんだ」と、わけがわからないことをわめきはじめました。

「まぁまぁ、おじいさんは落ち着いて!あなたには関係ないでしょ」と。警察官が仲裁に入る始末。温厚な夫もあの時ばかりは、キレましたね。弟まで仲裁に入り大騒ぎ。

困った父親でしたね。機嫌のいい時はほとんどなし。60代で脳梗塞80歳で亡くなりました。

そうそう、父に絶対服従の母が一度キレたことがあります。

わるいけど私は笑っちゃいました。
ある時、父の鬼のような形相を見て、母が言ったのです。

「なによ、岡本太郎みたいな顔をして!」

岡本太郎さんには失礼ですが、あの「爆発だ!」と言った時の岡本太郎さんに確かに似ていました。

まぁなんと賑やかな家庭だったことでしょう…。

そんな父親も孫ができたら途端に好々爺になりました。
コメント (1)
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