日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

儀式

2019年08月30日 14時59分01秒 | 思うがままに
ブログにアップしている夫の写真はすべて昨年のものです。
病気が発症してからも私たちは本当にめげなかったです。

我が家には、ある壁一面に鏡が設えてあります。
その鏡の前で、夫は毎朝「ヒロちゃん、元気!ヒロちゃん元気!」と連呼していましたが、そういえば、昨年の秋ごろからそれがなくなりました。

明日は納骨です。

手元供養のために小さな小さなお骨入れを買いました。

愛する人を送り出す数々の儀式は規模はともかくとして残された者のためにあるようです。私は儀礼的なものはあまり好みません。しかし、儀式はひとつのケジメとして大切だと思います。

実はまだまだ私の心は不安定です。今のお天気みたいです。

いつ雨が降り出すかわからない…。

ヨーガを学んでいる者が、この体たらく。ガッカリしておいでのかたも多いと思います。

でも、私は私の気持ちに素直でいたいです。

儀式があると、不安と執着が少しずつ解消されるとか…。

一種のケジメ。

死は決して不幸な出来事ではない…と私は信じます。そうでなければ、人間は皆不幸だということになってしまいます。

夫の死は何か意味があったはず。私が残されたのも何か意味があったはず。

時間の経過とともに少しずつその意味がわかってくるのでしょう。
コメント (1)
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