日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

人生最大の断捨離

2019年09月20日 13時33分16秒 | 思うがままに
ブログをいつも読んでいただきありがとうございます。

ご自分の喪失体験と重ね、やっと肩の荷が下りた…とおっしゃるかたもいらっしゃいました。少しでもお役にたてたとしたら私だけでなく夫も喜んでいるはずです。

人生最大の断捨離(ちょっとオーバー)ももう少しで終わります。

2人で暮らしていたときは、これも便利、あれも便利と買うも買ったりさまざまなモノ。

しかし、一人では不必要。

思い切って捨てるに限る。
そして彼との思い出以外はリセット。ものは執着を残すのみですから…。

自分ごはんをまだつくる気がしないことに罪悪感を感じていますが、そのうちなんとかなるさ!と、楽観的に捉えることにします。

昨日、釧路の堀内博子先生から何にも代え難いステキなプレゼントがありました。

田原豊道先生にもお渡しして師範科で配っていただきますね。

こうして皆さんから珠玉の言葉を教えていただき勇気づけられています。

9月から完全復帰しています。忙しいことはいいことです。

夫もそんな姿を見て安心してくれているでしょう。

合間に映画も観ます。

そう、高校時代からの友人とも会いたいな。学生時代、お昼になると4人で輪になってお弁当を食べた仲間。
3人の友人とは夫が病気発症から会っていなかった。

早速、友人から電話をいただき、久しぶりに涙が出ました。

私は幸せ者です。
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秋刀魚

2019年09月19日 20時23分50秒 | 思うがままに
どこかで、秋刀魚を焼いている匂いがしました。

私は魚がキライですが、夫が大好きだったのでよく食卓に乗せました。

彼の食べ方は、秋刀魚も本望だと思えるくらいキレイに骨だけが残っていました。猫みたいでした。(笑)

私は鳥がついばんだような行儀の悪い食べ方。

このところ、魚は全然食べていません。

今年の3月24日、つまり緊急搬送されるひと月前に、私は自宅のソファで寛いでいる夫の写真を撮っていました。


血色もよく、元気で明るい顔。
やはり、ガンが発症してから4月24日までは神さまが与えてくださった幸せな時間だったのですね。
そして亡くなるまでの2ヶ月半も2人に与えられた貴重な時間でした。
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めぐるめぐるよ、時代はめぐる

2019年09月19日 11時41分15秒 | 思うがままに
青山NHKの後、久しぶりに懇親会。帰宅は午前様でした。(笑)

田原豊道先生から「一人暮らしは寂しいでしょう?」と聞かれました。

寂しい…って何だろう?と、ハタと考えました。

たとえば、孤島に100人取り残されたとします。その中に私がいたとしましょう。でも夫がいなければ寂しいです。

孤島に夫と私だけ2人残されたとしましょう。多分私は寂しくない。

一人暮らしが寂しいんじゃないんです。

この世に大好きだった人がいないことが寂しいんです。

3LDKの部屋は2人で住むと狭い。一人で住むと広すぎる。だからと言って誰かと住むと寂しくないかと言えば、それは違います。

夫が緊急入院したのが4月25日。
春が終わり、紫陽花の季節をすぎ、夏が来て、今は秋。

ひと雨ごとに秋も深まり、しばらくすると、「寒くなりましたね」と、口々にします。そのうち街にはジングルベルが鳴るでしょう。

暮れの気ぜわしさから年が明け、また春が来て、季節は巡る。

お釈迦さまの生老病死が身に染みます。
こうして私も年を取り本当の故郷に帰り、しばらく実家?でくつろぎ、再生して、新しい人生がはじまる。

♫めぐるめぐるよ 時代はめぐる
別れと出会いをくり返し
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変って歩き出すよ♫

中島みゆきさんの「時代」という歌です。
みゆきさんて、どうしてこんなステキな詩がかけるのでしょう。


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私を憐れまないでください

2019年09月18日 12時44分56秒 | 思うがままに
私を可愛そうだと思わないでください。
私を憐れまないでください。

夫が亡くなり2ヶ月と10日経ちました。

自分を奮い立たせて笑顔ですごしています。

何度も言いますが、私は不幸ではありません。

しかし、違う景色が見えているのは事実です。思いやりや沢山の愛を受けていることも有難いです。

日曜日、熊本のホテルにいつものように明るいお2人が迎えに来てくださいました。

いつものようにカラカラと笑いながら明るい笑顔で…。

どんなにか救われたことでしょう。どんなにか癒されたことでしょう。

これから久しぶりの皆さんにお会いする機会が増えます。

私にお気をつかって「ご愁傷様でした」のお言葉はせっかくですが要りません。何と返事をしたらよいのか戸惑うのです。

大先輩の友枝先生がおっしゃいました。
「ご主人も先生も幸せよ」と。私は気持ちがグンと上がりました。

「ご愁傷さま」と言われると気持ちが下がります。

わがままを言わせていただけるなら、どんなに彼も私も別れの時間が充実していたか…を笑顔で聞いてください。

私は光の世界に行くことが楽しみになっています。

だって、誰よりも一番好きな人とまた会えるのですから…。

神さまが私をいつまで生かすのかわかりません。
明日かもしれないし、何十年も生きるかもしれない。

希望としては、ほどほどです。(笑)

夫が生きている頃は、全く疎遠だった、夫の弟夫妻が今は私の心の支えの一部です。

善久さんは奈良から病院にかけつけてくれたとき、号泣してこうおっしゃいました。

「兄は貴美子さんにこんなによくしてもらって幸せです」と。

あのひと言は一生忘れないでしょう。
奥さんの茂代さんと、私は義理の義理の間柄。

でも、まるで旧知の親友のように、今日の面白かった話をメールや電話で聞いてもらいます。

電話口からまたまたカラカラと愉快そうな笑い声が聞こえると元気百倍。

まさかこんな間柄になるなんて夫も想像できなかったことでしょう。

でも夫が繋いでくれた縁です。

本当に本当に皆さんありがとうございます。


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2019年09月14日 21時34分20秒 | 思うがままに
熊本のホテルにいます。こちらはまだ暑いけれど雨よりどんなにかいいでしょう。

田原先生が、今日の待ち合わせ場所でお会いして開口一番。

「昨夜、貴女のご主人にお会いしました…」と。

勿論、夢です。

とても元気な姿で先生の夢に現れたようです。

「妻をこれからもよろしくご指導ください」とでも言いたかったのでしょうか?
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びっくりしたなぁ、もう!

2019年09月14日 10時10分39秒 | 思うがままに
築37年のマンションは見た目はまあまあでも、あちこちガタが来ています。

徹底的な断捨離をしていたら、突然蛍光灯が傘ごと落ちてきました。

私のいた位置が少しずれていたので怪我はしませんでしたが、三波伸介さんの古いギャグではありませんが、びっくりしたなぁ、もう!

1日、工事が入りました。

整理をしていたら、夫の高校時代、大学時代の成績表が出てきました。これは永久保存版。

大学進学の時の高校の担任の先生の評価にこうありました。
「学習意欲旺盛で学力は常にトップ。
クラスでは他の者の指導も丁寧でクラスでの信頼も厚かった。
3年間優等生。

誠実で率先してものに当たり申し分ない人物。

自主性強く、進んで計画し、率先して実行する。また他人の意見もよく聞き、生徒会やクラスでも活躍。

指導力協調性も十分。万事自己を過大評価することなく、自分に与えられた仕事は最後まで遂行」

その中で私が一番好きなのは、「万事自己を過大評価することなく」という部分です。

彼の歴史をみるようでした。このまま大人になったんですね。
でもこれだけ見ると、どれだけ堅物かと思われますが、いたって明るくひょうきんでお茶目でした。

今時の学校の先生は生徒をこんなによく見て評価できるでしょうか?

昨夜、親しい方からLINEが来ました。

「今、月がとても良い感じです。観てみて!」と。

我が家からは、分厚い雲一面に覆われた空でした。

10分ほど目を凝らしていたらわずかな雲の合間からくっきりとほんの一瞬顔を出してくれました。

なんだかジーンとしました。これから熊本に行ってきます。




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足が短い?

2019年09月11日 14時38分47秒 | 思うがままに
昨日は通信講座の資料作りと録音。
今日は月曜日の「ヨーガまんだら」講座のプリント作りです。土日は熊本になりますので手際よくしなければなりません。でも気分転換にカフェで一服しています。

田原豊道先生の嫌いな言葉は「勉強」と「頑張る」と「努力」。

たしかにイヤイヤ強いられてする勉強ほど嫌なものはありません。

私も勉強は嫌いです。それに対して学習とはいい言葉ですね。

でも、私はこの30年がんばってきました。努力もしてきました。そうしないとこなせなかったのです。

夫にも寂しい思いをさせたに違いありません。

「寂しくない?」と聞くと「ぜーんぜん。俺は俺の楽しみかたがあるから…」と言い続けました。

でもやっぱり違うと思います。

家にいる時は、私はいつもパソコンの前か台所。
特にヨーガの四季の編集の時期は朝から夜まで集中していました。

気がつくと食事をする時間も忘れていました。

ハッと気がつき、「お腹空いたでしょう?」と聞くと、力なく「ちょっとね」と言ったことも2度や3度ではありませんでした。

それでも何とか時間を作って、2人で行く旅行は楽しかった。

来週は映画に行こうね。と約束すればどんなに忙しくてもウキウキしました。

2人の好きな寄席にお芝居。
よく行きました。

私にとっては何よりのご褒美でした。今、そのご褒美がなくなり、風穴が空いたまま2ヶ月が過ぎました。

こんなに長い間、ずっと大好きでい続けることができるなんて珍しいかもしれません。

お互いがお互いの一部になっていました。

事故か何かで一緒に死ねたらいいね。といつも話していたんです。

夫は尊厳を保てて本当に幸せだったと思います。ちょっとカッコ良過ぎたくらい。

でも私を残していくことは悲しかったでしょうね。

いつかは来る別れですが、こんなに辛く悲しいことはありませんでした。

でも神さまを恨んだことはありませんでした。すべて神さまのお計らい。宿命だったと思います。

今でも実は癒えてはいません。

ケンカもしたけれど、楽しかったことしか思い出せません。

こんなことがありました。

考えることが似ていて、お互いにデパートでお刺身を買ってきたことがあります。

そうしたら夫が言ったのです。

「刺身は足が短いから今日中に食べないとね」

「えっ、足が短い?それ自分のこと?それを言うなら足がはやいじゃないの?」

「あっ、そうだ!ハッハッハ」

お茶目でした。


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一番星に祈る

2019年09月09日 21時50分58秒 | 思うがままに
台風の間隙をぬって仙台から戻りました。
足元が悪い中をお集まりくださり嬉しかったです。

台風一過でときわ台に着いたら夕陽。


家に着く頃は一番星。

🎵一番星に祈る
それが私のくせになり

夕暮れに見上げる空 
心いっぱいあなた探す

悲しみにも喜びにも 
思うあの笑顔

あなたの場所から私が
見えたら
きっといつか 会えると信じ生きていく🎵

「涙そうそう」を口ずさんでいました。
私は森山良子さんの歌が好きです。

昨夜、おひとりさまの先輩と電話で話したとき、ホテルで寂寥感に襲われている…とお話ししたら
「だって、明日は月命日ですよ」と教えてもらいました。
そうだ!やはり意味があるんですね。

さゆりさん、コメントありがとうございました。
気長に夫の声が聞こえるのを待ちます。
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仙台にいます

2019年09月08日 22時20分33秒 | 思うがままに
台風を心配しながら仙台に来ています。明日はどうなることやら…。

ホテルの部屋に入った途端、寂寥感に襲われました。

毎日、LINEや電話を夫と交わしてきたので思い出してしまったんです。

「今、ホテルに着いたわ。今何してる?」

「あっ、おつかれ!今、君が作ってくれた弁当を食べてる。美味しいよ」

そんな他愛もない会話。

あゝ、会いたいなぁ。
声が聞きたいなぁ。

まだまだ未練がましい私がいます。
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遠足どこに行ってきたの?

2019年09月07日 15時17分14秒 | 思うがままに
「お嬢ちゃん!遠足どこに行ってきたの?」

私はリュック派。

後ろから声をかけられて「変な人」と、振り向いたら夫でした。

5〜6年前のことです。

リュックを見るたびに思い出します。

我が家に帰ったら夫の写真に向かって、今日一日あったことを声を出して報告しています。

青山NHKの後の懇親会、今日は長い時間でしたが、お店に追い立てられずもせず楽しい時間でした。
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