人に興味なんてなかった。
あの人に出会うまでは。
その人と初めて会ったのは中学の時。
その美しい顔に目を奪われた。
そしてその人の踊るダンスに夢中になった。
「大野くん、今日は何していたの?」
そう言って大好きなその人の手に自分の手を回す。
3歳年上のその人は手を繋がれても特に嫌がりもせず
「う〜ん、別にい」
と言いながらされるがままでいる。
「そっか」
そう言って大好きなその人の手を見つめる。
綺麗な手。男の人の手じゃないみたい。
細くて長くて綺麗な指。
「だ〜い好き」
そう言って腕に手を絡めると
ふふっといってその人は笑う。
こんなに一人の人に執着したのは初めて。
そんな自分に自分が一番ビックリなんだけど。
この場所に来て一番にする事はその人を探すこと。
もう日課というか癖みたいになってしまっている。
そしてその人の踊るダンスを嫌ってほど見つめる。
綺麗なダンスを踊るその人は、その周りだけ空気が違ってみえた。
あの手この手でその人に近づき、やっと話せるようになったのはつい最近。
好き、という気持ちを伝えたくて手を繋いだり好きだと言ったり。
まあ3歳年下の同性から言われてもって感じだったとは思うけど。
もっと話したくてもっと一緒にいたくて話しかける。
その人は嫌がらずに何でも聞いてくれるから。
手をつないだり抱きついても嫌がらずにそのままでいてくれるから。
ますます自分の中でその人の存在が大きくなる。
好きって気持ちが強くなる。
俺ってこんなタイプだったっけ?
もっとクールで斜めから見ているタイプじゃなかったっけ?
こんな自分から好きとか手を繋ぎに行くとか言うタイプじゃ絶対なかったはず。
でもその人は別。その人は自分にとって特別な人。
あの人に出会うまでは。
その人と初めて会ったのは中学の時。
その美しい顔に目を奪われた。
そしてその人の踊るダンスに夢中になった。
「大野くん、今日は何していたの?」
そう言って大好きなその人の手に自分の手を回す。
3歳年上のその人は手を繋がれても特に嫌がりもせず
「う〜ん、別にい」
と言いながらされるがままでいる。
「そっか」
そう言って大好きなその人の手を見つめる。
綺麗な手。男の人の手じゃないみたい。
細くて長くて綺麗な指。
「だ〜い好き」
そう言って腕に手を絡めると
ふふっといってその人は笑う。
こんなに一人の人に執着したのは初めて。
そんな自分に自分が一番ビックリなんだけど。
この場所に来て一番にする事はその人を探すこと。
もう日課というか癖みたいになってしまっている。
そしてその人の踊るダンスを嫌ってほど見つめる。
綺麗なダンスを踊るその人は、その周りだけ空気が違ってみえた。
あの手この手でその人に近づき、やっと話せるようになったのはつい最近。
好き、という気持ちを伝えたくて手を繋いだり好きだと言ったり。
まあ3歳年下の同性から言われてもって感じだったとは思うけど。
もっと話したくてもっと一緒にいたくて話しかける。
その人は嫌がらずに何でも聞いてくれるから。
手をつないだり抱きついても嫌がらずにそのままでいてくれるから。
ますます自分の中でその人の存在が大きくなる。
好きって気持ちが強くなる。
俺ってこんなタイプだったっけ?
もっとクールで斜めから見ているタイプじゃなかったっけ?
こんな自分から好きとか手を繋ぎに行くとか言うタイプじゃ絶対なかったはず。
でもその人は別。その人は自分にとって特別な人。