宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

OnStep_to_Ciel_and_N.I.N.A

2024-02-29 14:42:06 | OnStep

OnStep_to_Ciel_and_N.I.N.A  by ASCOM

Cartes-du-Cielは一番のお勧めプラネソフトでしょうから、当然にASCOM経由で繋がりました。

通常の撮影ではCielで天体を指定して、N.I.N.Aへ転送(Framing)しています。

ASCOMパネルからも、N.I.N.AのTelescopeパッドからもマニュアル操作が可能です。

M45をFramingしたところ。

外部インターネットサーバーに接続していれば、実画像が出て来ます。

おそらく、と言うか確実にLX200指定でも動作するでしょうが未検証です。

私は通常、E-ZEUSⅡ + ASCOM driver for EZEUS + N.I.N.Aで撮影していますが、

今後はOnStepも使えるようになった訳です。

アリガタヤ~( ̄▽ ̄)

 

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OnStep接続_to_SN12_and_SkySafari6 Plus

2024-02-29 11:55:56 | OnStep

SN12(USB)とSkySafari6 Plus(Bluetooth)に同時接続の図

OnStepはWi-FiとBlueToothが排他的であるため、当面はBlueTooth設定でコンパイルしてあります。

SkySafari6 Plusは以前850円だかで購入したのですが、Xperia1 Ⅳに機種変更した際、

SkySafari7 Proを購入したはず・・・なのですが、肝心のXparia1 Ⅳが修理中のため、

代替え機のAQUOS R6 SH-51Bでテストです。

7 Proをインストールしようと思いましたが、購入せよとのお達しが表示されてしまい断念。

購入履歴を漁るも買った履歴無し・・・アレレ? 何でだあ?

ま、イイヤ。

なので、SkySafari6 Plusで接続テストです。

Bluetoothでペアリングし、コマンドはLX200 classicを指定。

 

OnStepはLX200互換なのであった!

 

SN12でもLX200でUSB接続してみたところ、ちゃんと繋がりました。

NGC7293を導入指定すると、SN12画面とSkySafari6 Plus画面のカーソルが同時に動いて行きます。

実際はこんな使い方しませんが、出来たと言うことで・・・

LX200用望遠鏡パッドも表示され、マウスでクリックするとモータが反応します。

速度変更バーも有効でした。

 

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OnStep製作記

2024-02-28 16:11:29 | OnStep

OnStepシステム製作記をまとめます。

< そもそもOnStepって何? >

 ・インテリジェントモータドライバである。

 ・Wi-Fi , Bluetooth を使ったワイヤレスコントロールが出来る。

 ・ASCOM_driver_for_OnStepを経由してCartes-du-Ciel , SkySafariなどのプラネソフトで自動導入が出来る。

 ・スマホアプリのOnStep Controller2からBluetooth経由でコントロール出来る。

 ・手動ハンドボックスコントロールは・・・ちょっと苦手。

 ・カレントバージョンは release-4.24

 ・3Dプリンター用に安価に出回っているDRV8825マイクロステップドライバなどが使える。

 ・1万円程度でワイヤレスな自動導入システムを自作できる。

 ・ドイツ型赤道儀、フォーク型赤道儀、経緯台(ドブソニアンなど)に対応している模様。

 

< どうやって作る? >

 ・日本では偉大なるノッポとプリンのサイト運営者である ” のりきゅう ” さんがオリジナル基板を

  配布している。

オリジナル OnStep基板 Rev3.0(ESP32)-偉大なるノッポとプリン (norikyu.blogspot.com)

 ・OnStepオフィシャル

New Stellar Journey website – Stellar Journey

 ・OnStep Group Wiki

main@onstep.groups.io | Wiki

 ・ソースコードはココ

GitHub - hjd1964/OnStep: Arduino telescope goto for equatorial and alt/az mounts

 

< 製作に必要なスキルは? >

 ・正確なハンダ付け電子工作

 ・回路図の読破

 ・電子部品のスペックシートが読めること

 ・Arduinoマイコン開発環境で”Lチカ”程度の制御が出来ること

 ・組込マイコン等の経験があればベスト

 ・ESP32について理解できること

 ・なんらかのプログラム経験があること

 

< OnStep_Rev3.0回路図 >・・・イロイロ書込み版

のりきゅう さんの回路図にアレコレ追記しています。

特にDRV8825ドライバ基板のVref調整方法はこんな感じでやります。

0-3.3[V]からの調整で、DRV8825の仕様では1-3.5[V]となっていますが、0.5~0.8[V]で良いと思います。

電源電圧は12[V]で十分でしょう。

DRV8825ドライバはPWM駆動なので、例えば今回使ったステッピングモータ17HS8401 ( 1.8[Ω] , 1.7[A] , 1.8°/Step)でも、

単純にオームの法則からの電流計算が出来ません。

ヒートシンクも小さいので、初めはVref=0.5[V]程度にしておいた方が良いです。

 

< パーツリスト >

これに基板代(ほぼ手数料だけ)が加算されます。

 

注意点:丸ピンソケットではESP32もDRV8825も刺さりません!

    23番 分割ピンソケットが使いやすいですよ。

 

5V電源ICはM78AR05-1を使いました。

JP2、JP3はブリッジパターンがありますが、良く見ると初めから繋がっています。

DRV8825の場合はそのままでOKです。

 

< 使ったモータ >

< DRV8825仕様 >

< ボードマネージャの設定 >・・・ここが鬼門よ!

                      ポイント:  ↑ ↑ ↑

最新の2.0.11など2.**版ではコンパイルエラーが出ます。

 

< Config.h の編集 >

OnStep Configuration Calcuratiorにて(今回は90s赤道儀用なのでギア比が小さい)

ここで、126行、145行の DRV8825 を忘れずに指定する。

これでメデタク動作しました。

今もず~っと動作し続けていますが、特に異常は認められません。

追尾中は基板上のD2_LEDがチカチカ点滅します。

電源はArduino開発環境用の9V2Aと言う小さなACアダプターです。

12V用のACアダプターが出払っていて手元に無かったのですが、これでも余裕で動作しており、

ドライバのヒートシンクがほんのり暖かい程度です。モータもほんのり暖かい程度です。

モータのL寸が長いので、結構なトルクもありそうです。

 

<追記:2024/05/08>

赤緯軸部分微動のウォームホイール歯数は144枚ではありませんでした。

実測の結果、216枚に変更しました。

 

 

 

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OnStepが面白そうだ!

2024-02-28 11:39:56 | OnStep

OnStepが面白そうなので1台作ってみました。

” 偉大なるノッポとプリン ”運営の ” のりきゅう さん ” の基板を使わせて頂きました。

基板頒布のお知らせ-偉大なるノッポとプリン (norikyu.blogspot.com)

オリジナルOnStep基板Rev3.0(ESP32)

オリジナル OnStep基板 Rev3.0(ESP32)-偉大なるノッポとプリン (norikyu.blogspot.com)

です。

正味4日程でモータが回りました。 なんて素晴らしい!!

 

OnStep with ASCOM_driver_for_OnStep + Cartes-du-Ciel + OnStep Controller2アプリ(Bluetooth接続)連動の図

M57にSyncさせたところ。

スマホアプリの  OnStep Controller2  から同時にコントロールできます。

OnStep基板とPCはUSB接続であり、ASCOMドライバー経由でプラネソフトに繋がっています。

同時にスマホアプリのOnStep Controller2からハンドボックス的操作が出来ます。

 ・OnStep-release-4.24

 ・Arduino-ide-2.3.2_Windows64bit

 ・ASCOM driver for OnStep-Setup-1.0.35

 ・CP210x_Universal_Windows_Driver

 ・DRV8825

 ・ESP32-DevKitC

 ・ESP32-Dev Module

という構成です。

OnStepプロジェクトには、他にOnStepXというビルドがあるのですが、

これはOnStepをWebServer化してWi-Fi経由のブラウザーコントロールが可能らしいです。

昨年の秋に正式リリースされたようなので、一連の製作が終わったらやってみたいと思います。

 

今回作った基板は、先ずはTS-90sの旧式ドライバー更新に使ってみようかと思っています。

他の架台や観測所の6台は、全部E-ZEUSⅡで動いています。

今回からOnStepが追加されたことで、Wi-Fi , Bluetooth , ASCOMなど、イマドキな制御ネイティブに

なった訳です。

星より機材の☆男(hoshiotoko)としては、楽しい限りであります。

しばらくはOnStep関連の記事が続くと思いますので、OnStepカテゴリーを作りました。

 

こんな素晴らしいプロジェクトを公開されているOnStep開発関連の皆様、

偉大なるノッポとプリン の のりきゅう様

どうも有難うございます。

感謝致しますm(__)m

皆さん、凄すぎ。(゚д゚)!

 

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