C-11+m4/3カメラでこれが撮れるってのは、凄いことです。
ただし、今回もバックフォーカスを間違え、+1.24mmも
長くなっています。よって、HyperStarの実力はもっと高いです。
次回こそリベンジせねば!!
M31 , G240 , 30X60s , 30min Total , DarkAndFlat
M42_HDR , 16m45s Total
IC434 , G240 , 16X60s , 16min Total , DarkAndFlat
NGC2244 , G240 , 9X60s , 9min Total , DarkAndFlat
強風で撮った画像が殆ど使えず・・・たった9分じゃね~
NGC7000 , G240 , 30X60s , 30min Total , DarkAndFlat
ぴ、ピンボケたぞ( ̄▽ ̄)
NGC7635 and M52 , G240 , 30X60s , 30min Total , DarkAndFlat
これもピンボケ。
そもそも、どれもこれもフォーカスバック+1.24mmのミスによって
ダメダメな画像です。モチベーション維持が難しい。
この程度の画像であれば、60mmF5のAPO鏡筒で撮れます。
いや、周辺減光やハンドリング難易度を考えると屈折の方が良いかも。
C-11は光軸がダダ動く鏡筒ですから、HyperStarでF2にした場合は
大変に厳しい条件となります。HyperStar自体に光軸調整機構と
写野回転機構が備わっていますが、撮影中には触りたくないですよねえ~。
でも、指向方向によって確実に光軸が狂ってしまいます。
それから、
以前にも書きましたが、HyperStarの取付けネジ径が大きいため、
副鏡セルガイドに”ピチッ!!”っとくっ付いてしまいます。
そうなると・・・取れません。
何せ、副鏡セルガイドごとクルクル回転しちゃいますから。
ええ、補正版の中心で無残にもかじり付いたHyperSatarと副鏡ガイドが
クルクル回って取れないのです。
解決するには、ドライヤーでHyperStarの大きなネジ部を加熱し、
少し大きくしてから回します。
それでも取れなければ・・・補正版ごと一旦外し、股に挟んで
グイッと( ̄▽ ̄)! イヤ、これ本当ですから。
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撮影日時:2020/11/08-13
撮影場所:入笠山天体観測所 標高1810m
天候:晴、弱風、結霜なし、後・・・強風
気温:1℃~-5℃
星空指数:80
シーイング:3/5-
撮像鏡筒:C-11+HyperStar, F2.0 , fl=560mm
カメラ1:ZWO-ASI294MC_Pro (Sony IMX294CJK Back Side Illuminated CMOS 4/3inch)
FilterWheel:***
コマコレクター:HyperStar for C-11
Gain:each
冷却温度:-0℃
露光:each
Dark:each
Flat:each
ファイルフォーマット:Fits
赤道儀:SkyMax改E-ZEUSⅡ仕様
ガイド:60mmF4ガイドスコープ + QHY5L-ⅡM+PHD2_Ver,2.6.3
極軸合わせ:***
ASCOM Platform 6.3
撮像ソフト:SharpCap3.2_Pro
現像ソフト:SI7
微調整:PhotoShopCC_2019
撮像用PC:Lenovo C340 Win10_64bit , USB_3.1C
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・HyperStarのバックフォーカスを間違えた。 +1.24mm ( ̄▽ ̄)!またかよ!
やはり30cm鉄板プライム。
シュミカセとは安心感が違います。
M42HDR , G240 , 10X15s+5X30s+1X60s , 6min Total , NoDarkAndFlat
突然の強風で枚数が稼げませんでした。
IC434付近 , G390 , 20X180 , 60min Total , OnlyDark
改めて、どうやって良いか分からない程、凄いエリアですね。
M33 , G390 , 10X180s , 30min Total , OnlyDark
NGC1977 , G390 , 12X60s , 36min Total , OnlyDark
M1 , G390 , 4X60s , 4min Total , OnlyDark
NGC2264 , G390 , 30X180 , 1h30min Total , OnlyDark
これは結構決まりました。
やはりデジタル現像を掛けるなら、このくらい露光しないとダメみたい。
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撮影日時:2020/11/08-13
撮影場所:入笠山天体観測所 標高1810m
天候:晴、弱風、結霜なし、後・・・強風!
気温:1℃~-5℃
星空指数:80
シーイング:3/5-
撮像鏡筒:30cmプライム鏡筒, F4.0 , fl=1200mm
カメラ1:ZWO-ASI294MC_Pro (Sony IMX294CJK Back Side Illuminated CMOS 4/3inch)
FilterWheel:***
コマコレクター:旧パラコア2inch
Gain:each
冷却温度:-0℃
露光:each
Dark:each
Flat:each
ファイルフォーマット:Fits
赤道儀:SkyMax改E-ZEUSⅡ仕様
ガイド:60mmF4ガイドスコープ + QHY5L-ⅡM+PHD2_Ver,2.6.3
極軸合わせ:***
ASCOM Platform 6.3
撮像ソフト:SharpCap3.2_Pro
現像ソフト:SI7
微調整:PhotoShopCC_2019
撮像用PC:Lenovo C340 Win10_64bit , USB_3.1C
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NGC7626付近 , G390 , 10X180s , 30min Total , OnlyDark
反転
いったい、どれだけの銀河が写っているのだろう・・・
フラットを撮らなかったのが痛い。
Stefan5 , G390 , 7X180s , 21min Total , OnlyDark
約3億光年の彼方にある銀河です。
粉銀河は数十億光年の彼方にある訳で・・・
NGC7331 , G390 , 6X180s , 18min Total , OnlyDark
風強くガイド大ブレにて途中で終了・・・
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撮影日時:2020/11/08-13
撮影場所:入笠山天体観測所 標高1810m
天候:晴、弱風、結霜なし
気温:1℃~-5℃
星空指数:80
シーイング:3/5-
撮像鏡筒:30cmプライム鏡筒, F4.0 , fl=1200mm
カメラ1:ZWO-ASI294MC_Pro (Sony IMX294CJK Back Side Illuminated CMOS 4/3inch)
FilterWheel:***
コマコレクター:旧パラコア2inch
Gain:each
冷却温度:-0℃
露光:each
Dark:each
Flat:each
ファイルフォーマット:Fits
赤道儀:SkyMax改E-ZEUSⅡ仕様
ガイド:60mmF4ガイドスコープ + QHY5L-ⅡM+PHD2_Ver,2.6.3
極軸合わせ:***
ASCOM Platform 6.3
撮像ソフト:SharpCap3.2_Pro
現像ソフト:SI7
微調整:PhotoShopCC_2019
撮像用PC:Lenovo C340 Win10_64bit , USB_3.1C
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NGC253_HDR , G390 , 10X180s+10X60s , 40min Total , OnlyDark
NGC891 , G390 , 10X180s , 30min Total , OnlyDark
等倍切出し
NGC7293 , G390 , 8X180s , 24min Total , OnlyDark
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撮影日時:2020/11/08-13
撮影場所:入笠山天体観測所 標高1810m
天候:晴、弱風、結霜なし
気温:1℃~-5℃
星空指数:80
シーイング:3/5-
撮像鏡筒:30cmプライム鏡筒, F4.0 , fl=1200mm
カメラ1:ZWO-ASI294MC_Pro (Sony IMX294CJK Back Side Illuminated CMOS 4/3inch)
FilterWheel:***
コマコレクター:旧パラコア2inch
Gain:each
冷却温度:-0℃
露光:each
Dark:each
Flat:each
ファイルフォーマット:Fits
赤道儀:SkyMax改E-ZEUSⅡ仕様
ガイド:60mmF4ガイドスコープ + QHY5L-ⅡM+PHD2_Ver,2.6.3
極軸合わせ:***
ASCOM Platform 6.3
撮像ソフト:SharpCap3.2_Pro
現像ソフト:SI7
微調整:PhotoShopCC_2019
撮像用PC:Lenovo C340 Win10_64bit , USB_3.1C
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M74 , G390 , 8X180s , 24min Total , OnlyDark
これはテスト撮影です。
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撮影日時:2020/11/08-13
撮影場所:入笠山天体観測所 標高1810m
天候:晴、弱風、結霜なし
気温:1℃~-5℃
星空指数:80
シーイング:3/5-
撮像鏡筒:30cmプライム鏡筒, F4.0 , fl=1200mm
カメラ1:ZWO-ASI294MC_Pro (Sony IMX294CJK Back Side Illuminated CMOS 4/3inch)
FilterWheel:***
コマコレクター:旧パラコア2inch
Gain:each
冷却温度:-0℃
露光:each
Dark:each
Flat:each
ファイルフォーマット:Fits
赤道儀:SkyMax改E-ZEUSⅡ仕様
ガイド:60mmF4ガイドスコープ + QHY5L-ⅡM+PHD2_Ver,2.6.3
極軸合わせ:***
ASCOM Platform 6.3
撮像ソフト:SharpCap3.2_Pro
現像ソフト:SI7
微調整:PhotoShopCC_2019
撮像用PC:Lenovo C340 Win10_64bit , USB_3.1C
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Before-Afterです。
Before(レーザだけで光軸が合ったと勘違いした場合)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/21/982e4829035de602468ae8b8c6998bb7.jpg)
こんなにメチャクチャな設定でも、レーザは戻って来ます。
After(コリメーションアイピースで再調整)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/de/45ea69ade8b8c6d822963a65a3067f69.jpg)
まだ十分ではありませんが、かなり改善されました。
スパイダーの調整代が足りず、これ以上は安易に追い込めないため、
ここまでとしました。尚、撮影はコリメーションアイピースの
ピンホールにPanasonic DMC LX7手持ち撮影ですから、
実際よりもズレて写っています。傾きを変えると結構変わります。
ただ、調整は眼視でやりましたので、もっとちゃんと調整されています。
火星の確認画像
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/57/1e261d97e569ed897eda5189a5ea1d8a.jpg)
ちなみに、
撮影はOr25mmアイピースにPanasonic DMC LX7手持ちコリメートです。
なかなか中央に来ないし、傾きもアヤシイ。
本当はもっと綺麗です。
この鏡筒は接眼部のガタ、タワミが大きく、レーザ調整には不適です。
なので、コリメーションアイピースだけで光軸を合わせました。
その後、
実際に天体を撮像した画像を見ましたが、星像の乱れは感じませんでした。
光軸合わせ完了後のテスト撮影(ハマル)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/4f/e4228985a6ab7ae8f39f532b7dbf831e.jpg)
右上側が完璧ではありませんが、まあ80点程度で終了。
共同観測所ですから、定期的な機材整備が欠かせませんね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/b4/8ea852b92c8add92f2299b705731af8f.jpg)
主鏡洗浄とセンターマークの確認
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/b4/9356258b1c69b022cc8c02042c32732f.jpg)
アリャリャ!? 主鏡が随分とせり出しています。(2mmくらい)
これでは、主鏡脱落防止リングで思いっ切り圧迫してしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/95/29c54310f8e3d95b21bb3d49aa8e4d1b.jpg)
主鏡の9点支持機構の位置は、初めに定量的に決めておく必要があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/49/56ac9d16aeea806cafec3ba2a0f646a7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/a7/994a060fabe28186248c4c394acf8626.jpg)
アイマークを書き、安易に動かさないようにしておきます。
結局、主鏡脱落防止リングよりも-0.5mmとしてあります。
つまり、リングには触れていません。
また、
主鏡のサイドサポート6点も少し緩めました。
主鏡がスルスル回転する程度にしてあります。
ここもアイマークを入れておきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/c5/2a00883b8c719bc09dce58ea33d5a385.jpg)
主鏡の光軸調整は3組のボルトセットで行います。
引きネジ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/04/e060957105cd2cb53aa3a975933c94f6.jpg)
押しネジ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/e9/de571a38cb15a6513c8871cdbeec59ab.jpg)
コリメーションアイピースで機械的なアライメントを詰めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/61/cdd7da66b4b7ee3c975ce7a89e8e6331.jpg)
スパイダーが光軸に対して直角になっていないかったので、止めネジ
の穴をヤスって1mmくらい拡大しました。
レーザを主鏡センターマークへ落とし、スパイダーをFixします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/a4/2f8091cde1693b2f1c711fda6ce46148.jpg)
これを3セット交互に繰り返して完了です。
厳密には鏡筒と光軸が平行になっていませんが、それで良いのです。
兎に角、接眼部基準で合わせ込むことが重要です。
ニュートンでも同じです。
センターマークへレーザが落ちるようにスパイダーを調整する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/5c/0bfee54ac183fb78dddf7d5864b6c3bf.jpg)
コリメーションアイピースのセンターへレーザが戻るように主鏡を
調整する。これを3セット。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/fc/b7494ef76aea7d270ab89f15ee5e8ad8.jpg)
最後は、実際の星像で追い込みます。
機械加工の見た目と、真の光軸が合っている保証が無いからです。
今回は80点で完了させました。それが冒頭の画像です。
<注意点>
レーザは、あくまでも最終手段と現地確認用ツールです。
光軸がメチャクチャでも、接眼部へ単発レーザを戻すことは出来ます。
超~~~久しぶりに撮影に行って来ましたよ。
この新月期は良く晴れますね!
一年半振りにHyperStar for C-11を使った訳ですが、またしても
しでかしちゃいました。フランジバックを+1.1mmも長く
設定してしまい、本来の星像になっていません。
本来の星像は↓でご確認を。
https://sky.ap.teacup.com/eti_forest/706.html
沢っ山撮影したのですが、流石にF2.0の光学系で1.1mmも間違えては
星像がダメダメです。せめてもの救いは、撮像カメラがm4/3だったこと。
M31 , G240 , 30X60s , 30min Total , Dark_Flatあり
右側はフラット画像ですが、ASI294MC-Pro(m4/3)でこれですからねえ~。
RASA14inchはフジのGFX100でもイイ感じで撮れるので、C-11+HyperStar
ならAPSCくらいは100%光量であってもらいたい。オシイなあ~。
まあ、
一番の問題点はC-11の光軸がフラフラ動くことですけどね。
天頂で合わせて赤道付近へ指向させただけで星像がダメダメに
なっちゃいますから。HyperStarでも直焦点でも・・・
光軸さえ動かなければ、C-11もC-14も良い鏡筒だと思います。
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撮影日時:2020/11/08-13
撮影場所:入笠山天体観測所 標高1810m
天候:晴、弱風、結霜なし
気温:1℃~-5℃
星空指数:80
シーイング:3/5-
撮像鏡筒:C-11+HyperStar, F2.0 , fl=560mm
カメラ1:ZWO-ASI294MC_Pro (Sony IMX294CJK Back Side Illuminated CMOS 4/3inch)
FilterWheel:***
コマコレクター:HyperStar for C-11
Gain:each
冷却温度:-0℃
露光:each
Dark:each
Flat:each
ファイルフォーマット:Fits
赤道儀:SkyMax改E-ZEUSⅡ仕様
ガイド:60mmF4ガイドスコープ + QHY5L-ⅡM+PHD2_Ver,2.6.3
極軸合わせ:***
ASCOM Platform 6.3
撮像ソフト:SharpCap3.2_Pro
現像ソフト:SI7
微調整:PhotoShopCC_2019
撮像用PC:Lenovo C340 Win10_64bit , USB_3.1C
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・HyperStarのバックフォーカスを間違えた。 +1.1mm ( ̄▽ ̄)!またかよ!