宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

ひたすら・・・スギ

2012-01-15 20:44:00 | 森林
去年伐倒したスギ林です。
ボロ木ばかりだったので片っ端から伐倒しました。


材として使える木が殆どありません。 が、
今季は林内整理をやらなければなりません。
100本ぐらいあるかな。結構良い具合に水分が抜けていて、
割ればそのまま薪として使えます。2月、3月はスギ薪を使い
まくることになりそうです。

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カブトムシは放し飼い

2011-08-01 00:09:00 | 森林
今年はカブトムシが多いですね。
もう昆虫ケースが一杯になってしまいました。


よって、放し飼いとなっています。




子どもたちがドングリから育てたコナラとクヌギが結構大きく
なりました。




うちは700軒もある大きな住宅街にあるのですが、
毎日新しいカブトムシが飛んできます。8月になるとココに潜り
込んで卵を産みます。


今年作り替えたのでまだ新しいですね。
3シーズンぐらいは持ちます。庭木の葉っぱは全部ここで堆肥と
なります。小枝は薪ストーブの焚き付け用に使います。
2年ごとに堆肥を取り出して庭の菜園にすき込みます。

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エテ公参上!

2011-07-04 15:32:00 | 森林
どうも屋根の上が騒がしい。
薪ストーブの煙突がガサゴソいうし。
ふと窓の外を見ると・・・子ザルが5匹、こっちを見てやがる。

ゴルア~~!!!

煙突伝いに大人ザルも沢山下りてきた。
転げながら山へ飛んで行ったのだが、
こいつだけは人間を舐め切っています。たぶんボス。


堂々とかっぱらったジャガイモを喰い始めた。
ヲイ、うめーのかよ。ヲイ・・・無視。

なんとか言え、ヲイ!
よ~し、猟犬の真似をしてやろう。
ワワワワワワワン! ワン! ッワワワン!


一応ビビッて逃げ出した。ヨシヨシ。


この辺りはヒマなジジイが罠をかけてるんだから来るんじゃねえ!
子ザルにそう言っとけ。

*大切なアストロトレーサーをかっぱらわれなくて良かった。
サルじゃ何が起こるか分かりません。
山では、スレたサルにご用心。

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植えない森づくり

2011-06-01 11:36:00 | 森林
師匠の新刊が出たので紹介します。

”植えない森づくり” 大内正伸 著、農文協

自然が教える新しい林業の姿 との副題が示す通り、
日本の人工林問題をバッサバッサと叩き切っています。



全国を飛び回って自分の目で確認し、取材をし、自分で試し、
何が間違っているのかをあぶり出しています。

根底にあるのは自然、動植物、昆虫に対する優しさかな。
師はイラストレータなので、チョットした挿絵からも伝わって
来ます。そして、自然に対する日本林業界の愚行を明らかにし
てくれています。

-------------------------------
樹木の伐採は悪いことです!!
皆で木を植えましょう!
ドングリを撒きましょう!
-------------------------------

さて、皆さんは↑に対してどの様に思いますか?
アーアー、こんなに木を切っちゃって・・・

それが間違っているんです!

”木を植えた男”に対して、

”木を伐った男”というお話絵本を出したら、受けると思います。
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勝手に伐られてしまった

2011-01-12 12:01:00 | 森林
残しておいたクリの木を、誰かに伐られてしまいました。
ここは地元のお医者さんの持ち山で、保安林の林端。
私が毎年草刈と間伐などをやっている林分です。
ツルだらけ、詰まりまくりだったボロクソ杉林を強度間伐し、
今では針広混合林となっています。林端にクリやイロハモミジ
を残していますが・・・誰かに勝手に伐られた。



ツルも外して剪定もしてキレイにしておいたのだが、分からなかった
のか故意か?とても残念な気持ちになりました。
おそらくは、ご近所のどなたかが気を利かせてくれたのでしょう。
手ノコで伐ってある。
”いつもキレイにしてもらっているから、少しは手伝わないと申し
訳がない”とでも思ってのことでしょう。

!! その感覚、間違ってますよ~~ !!

スギ、ヒノキは大切で広葉樹のボサはキレイに伐ってしまう。
山がキレイになりましたね!なんて、少しは勉強をしてもらいたい。
いつまでこんな感覚でいるつもりか。
保安林の林端だし、沢沿いなので広葉樹が必要なのですよ。

でも、誰だろうなあ~(ーー;)


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既に春

2011-01-10 14:13:00 | 森林
先日イロハモミジの剪定をしたら、ポタポタと水滴が出てきた。
1月初旬でも、植物にとっては既に芽ぶきの準備が必要らしい。


冬芽も凍て付く気温だが、自然はやっぱり太陽の周期で生かされて
いるのだと感じます。間伐や剪定は、冬至までには終わらせないと
いけないのでしょうね。逆に夏至を過ぎると樹木の成長も一段落し、
しきりに光合成を始めているようです。

そう言えば、1月になると強風の日が多くなります。
2月、3月はもっと多い。しかも林内もカラカラです。
カラカラのまま強風にさらされると、枝が折れてしまいます。
樹木はそれを知っていて、強風の季節の前に水を上げ始め、
枝を柔軟にしているのではないかとさえ思えます。
晩秋のコナラはポキッと折れ、枯れているのかと思いますが、
今はもうポキッとは折れません。
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イノシシの罠かよ

2011-01-04 19:03:00 | 森林
新年早々に怒り大爆発!!!!!!!!!!!!!!!!!!

冗談じゃないよ、仕事場の目の前のスギ林にイノシシの罠が掛けられている。
裏山にも、ユズ畑にもあるぞ。うちがシイタケ栽培している目の前だよ。
こんなところにワイヤーの環がキュ!っと閉まっちゃう罠掛けるな。
もしかしたらトラバサミもあるかもしれない。怖くて山に入れないじゃないか。
それ以前に、子供達の通学路脇だぜ、すぐ脇!

近所の人に聞いたら、イノシシが畑を荒らすもんで、飯能市経由で猟友会が
掛けているらしい。あのさあー、前から思っているんだけど、
猟友会って何よ。日曜日になるとオレンジ色のベスト着て軽トラで集まって
ワイワイやってるけど、んなチッコイ イノシシ殺して喜んでやがる。
おかしいんじゃねーの?趣味かよ?
俺は狩猟なんて興味ないが、どう見ても遊んでいるようにしか見えない。

誰に断ってうちの山に罠掛けてんの?
確かに狩猟法ってので規定のプレートをぶら下げてあるけど、
俺、そんなの知らなかったぞ。
変なプレートがあるもんで、近所に聞いたら罠だそうだよ。
山村の奴らもバカばかりだなあーまったく。
そんだけやってシカ一匹とチッコイ イノシシ一頭だぜ。

しかも、
1月3日だっちゅーに、目の前の山で猟犬放ってパンパン撃ってやがるよ。
俺が山作業してるっちゅーの!!!!!!!! 危なくてしょうがねえや。

”民家あり 発砲注意! ”ってよ、民家だらけなんだよこの辺りはよ。

目の色変えてイノシシ撃ってりゃ、いつか間違いが起こるぞ。

昨年は2月の強風・かつ・乾燥時にサル追っ払うために山に向かって
ロケット花火撃ってやがった。コレ、飯能市の職員だぜ。飯能市って車に書いてあった。

山・火・事・に・な・る・っ・て・の!!!!!!!

森林文化都市宣言をした飯能市、バカじゃねーか。ホントに。

山や動植物のこと、まったく知らない奴らが旗振ってるぞ。
猟友会だって”許可”されたからやっている訳で、如何に机上の判断か透けて見える。
以前、農業委員会の石頭オヤジにも散々文句を言いに行ったが、今度は猟友会かよ。
シバイたる。

こんなことをやっているから手負いイノシシが発生し、
畑仕事の爺さんがキバで刺されたりするんじゃないの? それって、人災じゃないの?

アンタの持ち山、”今はそっとしといて下さい”なあーんて言ってる場合かよ!
山と里の緩衝帯ってもんが無くなっちまったからこうなるんよ。
奥山をボロクソにして、ほったらかしてるからこうなるんよ。

罠はやめてくれよ。

 動物にとっちゃ、無差別殺りくだぜ。
 イノシシでなきゃ捨てちゃうでしょ。半殺しの状態で何日も苦しませた挙句、
 本当に殺して捨てられちゃうんでしょ。

罠はやめてくれよ。罠は。

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森の恵み

2010-12-12 15:42:00 | 森林
小腹が減った。
シイタケでも取ってくるか・・・

今日のおやつはコレ




うーん、いっぱいになっちゃった。
目の前のスギ林でシイタケを栽培しています。自家用です。
晩秋と春の2回、美味しいシイタケが沢山取れます。
私は秋物が大好き。
チョット目を離したら、こんなに大きくなってしまった。
おやつにしては量が多いか。
林内は5℃。晩秋モノには虫が入っていないのです。
春物でここまで大きいと、たいがいは虫ちゃんがウジャウジャいて
やな感じ。
友人に教えて頂いた”アルペンザルツ”をサラサラとふりかけます。


”旨い!”
としか言いようがありません。


このスギ林は僅か300坪程度しかありませんが、5年前までは
極悪ヒョロスギ林だった。


そこを強度間伐し、今ではとても気持ちの良い森になった。
これは強度間伐直後です。


伐倒したスギは、殆ど使ってしまいました。
枝葉の部分は薪ストーブのスターターとして、樹皮はマルチとして、
ヒョロ丸太は薪に、太い丸太はイスや机、丸太のウッドデッキ、
東屋へと利用しました。まったく無駄というものがありません。








ところで、今年は夜な夜なイノシシが出ています。
このスギ林にも、ボコボコと大穴が一夜にして沢山出来ます。
これは何かと言うと、ヤマイモを掘った後なんです。
軽く50~60cmの深さがあります。相当苦労している筈ですが、
得られるのはヤマイモ1本だよ。ご苦労さん・・・
そう思いながら埋めて回ります。(-_-;)

昼間は近所のジジババがガサゴソやっています。
何やってるの?と聞くと、ムカゴがいっぱいあるんで取っていると。
イノシシとあんまし変わらないなあ。
5年前はタダの石ころ疎林だった。   今は豊かだ。
北斜面なのでアブラチャンが大量に入り込み、ウドも出ている。
林床にはシャガが満開となる。夏の草刈は、そのままその場に寝か
せる。こうすることで良い土が出来る。良い水を作ってくれる。
5年目。突然ヤマイモがワイワイと生えて来た。自然は正直だね。

冬イチゴも出ています。コイツは雪の中でも赤いのです。
食べられます。


沢沿いには、秋草に代わって苔が沢山出てきます。
タンポポを、飲み込もうとしています。


これは、

これは、

これは、

108年スギの、

足元に生えた、 こけ。


小さな命も、精一杯赤くなって、


今年はイロハモミジの実生が多い。うちの足元にも。


この赤が落ちると、、、本当の、冬。



まだ、あと一回。食べられそうだな。


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林業トレランコース

2010-12-09 13:04:00 | 森林
今日は私の”林業トレランコース”を紹介します。
斜面での間伐作業はキケンです。足腰の丈夫さも必要ですが、
大切なのはバランスです。それから、足の置き方、立ち位置。
慣れていないと、急斜面でのチェンソー作業は命取りです。

他にも危険は沢山あります。
落ち葉の下に何があるか、寝かせた丸太に足を挟まれる、
折れた枝で顔を突く、伐倒直後の退避時にツルに絡まれる
など・・・どれもこれも怖い怖い。
そんな事故は余裕が無い時に起こります。 また、
体力が限界になった時に起こります。

と言う訳で、間伐をやるには山での所作が大切なんです。
基本は体力ってことで、走ります。
まず、仕事場前の舗装林道を1500m上り詰め、高度400m
の峠まで一気に行きます。標高差200m。

奇麗な沢沿いを走ります。



途中で舗装が終わります。

ここからは、車では入れません。

車が入れなくなると、いきなり、こんな極悪ヒノキ林となります。

天神峠という、由緒ある峠に到着。
ここは、いつでも心地よい風が吹き抜けています。

大きなモミソに合掌します。

峠を越え、下って行きます。

未舗装林道に出ると、こんな標識があります。

沢水が美しい。ここは禁漁沢。ゴミは一つもない。あったら拾う。
渓流釣りの連中が入れる沢は、何処もゴミだらけだ。
何故沢にゴミを捨てて行く?魚さえ釣れれば良いというのか!

古の石垣。
昭和の初期には、11戸ほどが暮らしていたらしい。
電気を引いて貰えなかったため、一軒、また一軒と里に下りて
行ったそうだ。今も電気は来ていない。それでいい。

石垣上の平坦地には、たいがいは、スギが植わっている。

今は、誰あれもいない。誰あれも来ない。

未舗装林道を更に走っていくと、

終点には、古いログハウスが建っている。夢の跡って感じ。
もう、何年も使われた形跡が無い。このまま朽ちて行くのだろう。

仁田山峠に到着。

ここを登っていくと、竹寺→根ノ権現→伊豆ヶ岳へと続く。

楢抜山入口でUターン。

林道を、

ひたすら下る。

理想的な森林。針葉樹と広葉樹が混ざり、山女が棲む沢がある。

素晴らしく手入れをされた人工林。
私は常々思う、スギ・ヒノキの人工林は保水力に欠けると言うのは、
嘘なのではないかと。コナラなどは、自分以外を衰退させるし、
ブナだって単層林じゃないか。人工林だって、キチンと管理すれば、
こんなにも美しく、こんなにも保水力のある混生林を作れるのだ。

その証拠に、ここの水は旨い!本当にうまい。
年中途切れることもなく、コンコンとうまい水を作りだしている。
林内は湿気があり、空気が凛として冷ややか。
下層植生はシダ類に始まり、サカキ、カシ、紅葉、シャガ、
アブラチャンなどがひしめく。

山女がいるよ。魚道がないので遡上できないのだけど・・・

こんなところにマツコが・・・あ、いや、
一部の人にしか分かりませんので、気にしないでください。(o|o)

最後の峠を越えると仕事場近くの林道に戻るのです。

おおよそ6.8Km。
山での立ち位置をバランスよくするためのトレーニング。
他にも幾つかバリエーションコースがあり、そちらは林道じゃなくて
、本当の激坂・杣道なんです。 そして、注意することがあります。
それは、
             コイツです。

マムチャン。
暖かい日向の林道はキケンですよ。
マムシって奴は、自分が強いと思っているのか鈍いのか、
踏みつけるまで気付かないみたいなんです。しかも茶色。
ワカンネッての!
たいがいはビックリして逃げ出すけど、それもノロノロ。
ヤマカガシやアオダイショウはそそくさと逃げるけど、コイツは、
基本、逃げない。遠くから石を投げて追い払うのが吉。

スズメバチの巣が突然発生することはないけど、マムシはいつ出
ても不思議じゃありません。共に、命取りという点で、
ある言意味チェンソーよりもキケンですね。

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実行した

2010-12-06 16:38:00 | 森林
明日の予定を実行するべきか・・・悩む

と書いたけど、  実行した。 それは、

”標高1800mの入笠山でカラマツを伐る!”でした。

先日の大雨の日、山は雪だったとのことで躊躇したいた。
5日(日)の朝、9:30にノコノコ高速に乗った。
紅葉も終わり、この時期はとても空いている。
既に一般車両は進入禁止となっているが、関係者と言うことで
かまわず進入。

うんにゃー!すげーイイ天気。  あれは八ヶ岳ですよ。


遠く、奥秩父も晴れわたり


道は日向でも積雪あり。日蔭はツルツル・バリバリ


昨日交換した新品のDSXを履いたMPV。FFなんだけど登れた。


12:00丁度に現場着。
今回はヒョロマツの間伐ではなく、支障木の伐倒だったので、

木が・・太い・・
久しぶりに緊張して喉がカラカラになったり、足元がフワフワ
したり。先ずは伐倒方向にある山桜を数本片付け、暖気。
いよいよ一番太いやつを。
16インチバー 一発では伐り込めず、反対側からも追う。
西南西から一定圧の微風が吹いており、これを利用して風下に
伐倒。カラマツは、基本的にマツ。スギよりもかなり硬い。


何本かは風上に倒さなければならず、クサビを使用。
微風でも、風上に倒そうとするとビクともしない。アセル。
葉が全部落葉していたから徐々に傾いたが、危なかった。
直径40cmに対してツル3cmまで追い、クサビを2本打ち込
んでいるのに傾いていかない。こりゃ冷や汗が出ます。
でも、こんなデカイ木のツル切っちゃったらさあ大変ヘ~んってな
ことになっちゃうからね。ガマン・我慢で風の合間にコンコンと
クサビを打ち込んだ。  無事、任務完了。


私の後ろにある山が八ヶ岳なので、ココが高所だと分かると
思います。1800mでのカラマツ間伐は、実は初めての経験。
緊張していたこともあるけど、なんだか息苦しくて動きがキツイ。
改めて伐倒作業が重労働であることを認識致しました。
(もっと鍛えろという話は、まあ、まあ、(^_-)-☆ )

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