30cmF4ニュートン鏡筒と30cmF4プライムフォーカス鏡筒を比較
してみました。共に2インチコマコレ+K-1で撮影。
・30cmF4ニュートン鏡筒の斜鏡短径は88mmであり、4.5mmのオフセット
によって主光束をほぼ利用している。しかしながら、光軸から
外れるほどになだらかに光量が減光して行く。
これは、短径88mmでは全光束を利用できないためである。
30cmF4鏡筒で全光束を利用するためには短径120mmの斜鏡が必要
となり、非現実的である。(イメージサークルφ44mm設定時)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/f6/3cb4bbc72f98e6c72545faafcaefb392.jpg)
・30cmF4プライム鏡筒は斜鏡がないため、φ66mmのコマコレを使うと
全光束を利用できる。(イメージサークルφ44mm設定時)
2インチコマコレを使った時であっても、斜鏡使用時に比べて
主光束から外れても減光せずフラットな光量を広範囲で維持できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/01/8e4be88798646301e837c521b84aad3a.jpg)
尚、画面のムラは液晶モニターが劣化しているためのものである。
GINJI-300FNの中央遮蔽はφ90mmであり、遮蔽率は29.5%である。
30cmF4プライムの場合、2インチコマコレでは最小でφ54mm程度
にすることができ、φ66mmのコマコレで全光束を使う場合でも
φ70mmで良いことになる。2インチ時には遮蔽率18%、φ70mmでも
23.3%と少ない。
以下に30cmF4光学系にてニュートン焦点とプライム焦点の比較を
行った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/15/019e0f7056f38791702298b5adfefded.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/f7/ddeb4d25dc87d0b4b1f68eaf04c643fc.jpg)
30cmF4プライム鏡筒の現在のセッティングは2インチの旧パラコアが
組込まれており、デジイチの利用を想定してφ150mmの円板が付いている。
それで撮影したのが上記画像だが、予想通りφ25mmまではほぼフラット
な光量であり美しい。
GINJI-300FNをプライムフォーカスに改造し、3インチのWynneコマコレを
組込み、φ70mm以下のフルサイズ冷却CCD(できれば36.5mm角)を使う
ことにより、φ52mm周辺まで周辺減光の少ないアストロカメラに変身
できそうです。
但し、Astro6Dを使うとケラレないものの、中央遮蔽を大きくしなければ
ならないので不利になります。
え~~、だから何だって話ですが・・・
観測所にある昭和機械の30cmF4プライム鏡筒を使い、K-1をAPS-Cクロップ
で運用すれば、ほぼ光量フラットな画像が撮れるってことは分かりました。
ASI-1600MM-Coolなどを使うと実にフラット光量なディープスカイ画像が
得られそうです。フィルターは手差しで構わない。
え~、だから何だって話なんですが。
手持ちの冷却CCDはSONY ICX285ALチップなので2/3インチです。
これを300FNで使っている訳ですが、ほぼ全面で光量100%です。
ディープ・ディープスカイ撮像は今のままでも大丈夫そうです。
してみました。共に2インチコマコレ+K-1で撮影。
・30cmF4ニュートン鏡筒の斜鏡短径は88mmであり、4.5mmのオフセット
によって主光束をほぼ利用している。しかしながら、光軸から
外れるほどになだらかに光量が減光して行く。
これは、短径88mmでは全光束を利用できないためである。
30cmF4鏡筒で全光束を利用するためには短径120mmの斜鏡が必要
となり、非現実的である。(イメージサークルφ44mm設定時)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/f6/3cb4bbc72f98e6c72545faafcaefb392.jpg)
・30cmF4プライム鏡筒は斜鏡がないため、φ66mmのコマコレを使うと
全光束を利用できる。(イメージサークルφ44mm設定時)
2インチコマコレを使った時であっても、斜鏡使用時に比べて
主光束から外れても減光せずフラットな光量を広範囲で維持できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/01/8e4be88798646301e837c521b84aad3a.jpg)
尚、画面のムラは液晶モニターが劣化しているためのものである。
GINJI-300FNの中央遮蔽はφ90mmであり、遮蔽率は29.5%である。
30cmF4プライムの場合、2インチコマコレでは最小でφ54mm程度
にすることができ、φ66mmのコマコレで全光束を使う場合でも
φ70mmで良いことになる。2インチ時には遮蔽率18%、φ70mmでも
23.3%と少ない。
以下に30cmF4光学系にてニュートン焦点とプライム焦点の比較を
行った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/15/019e0f7056f38791702298b5adfefded.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/f7/ddeb4d25dc87d0b4b1f68eaf04c643fc.jpg)
30cmF4プライム鏡筒の現在のセッティングは2インチの旧パラコアが
組込まれており、デジイチの利用を想定してφ150mmの円板が付いている。
それで撮影したのが上記画像だが、予想通りφ25mmまではほぼフラット
な光量であり美しい。
GINJI-300FNをプライムフォーカスに改造し、3インチのWynneコマコレを
組込み、φ70mm以下のフルサイズ冷却CCD(できれば36.5mm角)を使う
ことにより、φ52mm周辺まで周辺減光の少ないアストロカメラに変身
できそうです。
但し、Astro6Dを使うとケラレないものの、中央遮蔽を大きくしなければ
ならないので不利になります。
え~~、だから何だって話ですが・・・
観測所にある昭和機械の30cmF4プライム鏡筒を使い、K-1をAPS-Cクロップ
で運用すれば、ほぼ光量フラットな画像が撮れるってことは分かりました。
ASI-1600MM-Coolなどを使うと実にフラット光量なディープスカイ画像が
得られそうです。フィルターは手差しで構わない。
え~、だから何だって話なんですが。
手持ちの冷却CCDはSONY ICX285ALチップなので2/3インチです。
これを300FNで使っている訳ですが、ほぼ全面で光量100%です。
ディープ・ディープスカイ撮像は今のままでも大丈夫そうです。