1年4箇月前にこんな記事を書きました。
開放型鉛バッテリーだって、使い方によっては有り。 - 宇宙(そら)を見上げて (goo.ne.jp)
ダメでしたねー、開放型バッテリーは。
1年4箇月使用し、上記鉛バッテリーがお亡くなりになっていることに気付きました。
・0.2C運用でも1h30m程度しか持たない。
・鉛バッテリー専用充電器ACdelco AD-0002の15A充電でも3h程で満充電になってしまう。
・比重は全セル1.27で正常値。
・解放電圧12.8 [V] の正常値。
つまり、
いつの間にかサルフェーションが進んでしまい、本来の容量に対して20%程度の容量になっていました。
本来は112Ah x 12[V] = 1344 [Wh] / 5HR なのですが、22Ah x 12 [V] = 264 [Wh] 程度に激減!!
3~4回のDOD100%放電をやりましたが、実験なので即刻再充電をしていました。
常時は100W SOLAR充電を接続したままにしてあります。
さて、
いくら非ディープサイクル開放バッテリーと言えども、ここまで一気に劣化するものなのでしょうか?
問題なのは全セルの比重が1.27の正常値であるにもかかわらず、容量が20%まで激減したことです。
<考察>
・非ディープサイクルバッテリーは1度でもDOD100%放電をやってしまうとお亡くなりになるのか?
即刻再充電をやってもダメなのか?
・やや放電気味状態は確かにあったが、予備バッテリーゆえ基本的には満充電運用であった。
それなのに上記の有様・・・なんで?
・自動車用スターターバッテリーなので、毎日200A位の大電流を流し、サルフェーション飛ばしを
やらないと劣化するのか?
・常時数アンペアしか使わず、満充電状態で置いておくとサルフェーションが進行してしまうのか?
まあ、
いずれにしても、これでは予備バッテリーの役目を果たせません。
原因を知りたいですが、知ったところで再度鉛バッテリーを購入するつもりはありません。
私的、鉛バッテリーの終焉ですね。