M8,M20 , G380 , -10deg , 20X180s , 60min Total , DarkAndFlat(ノータッチトラッキング)
PHD2が使えず、やむを得ず3分×20枚をノータッチトラッキングしましたが、
1カットも失敗がありませんでした。
高精度なベルトドライブは平ギアで伝達するよりも良い感じです。
極軸合わせは90sの旧パターンでザっと合わせただけです。
300mmを3分間ノータッチ撮影できるなら、ガイド撮影をしなくても良いかもしれません。
NGC4592(青い馬星雲), G380 , -10deg , 20x180 , 60min Total , OnlyDark(ノータッチトラッキング)
たった60分で狙える星雲でないことは分かっています。
最低限10時間は必要そうですね。
M104 , G380 , -10deg , 11x180s , 33min Total , OnlyDark(ノータッチトラッキング)
M83 , G380 , -10deg , 20x180s , 60min Total , DarkAndFlat(PHD2ガイド)
4日に撮ったM83はPHD2ガイドが復活しています。
OnStepで初めてのガイド撮影です。
M8 , M20 でガイド不要なことは分かっていましたが、今回の目的はOnStepの機能テストです。
一応PHD2ガイド撮影を実施してみました。
アンテナ銀河 , G380 , -10deg , 5x180s , 15min Total , DarkAndFlat(PHD2ガイド)
------------------------------------------
撮影日時:2024/05/04
撮影場所:入笠山天体観測所(標高1810m)
天候:快晴、微風、夜露多め
気温:7℃
星空指数:80
シーイング:天頂 4/5 , 低空 3/5
カメラ:ZWO ASI294MC-Pro
撮像鏡筒:Askar FRA300 F5 Pro
フィルター:LPS-P2
赤道儀:90s赤道儀OnStep改
ガイド:30mmF4 (RG630_Filer)+ ASI120MM + PHD2
------------------------------------------
テスト撮影なのでGain380です。
90s赤道儀+OnStepのテストなのでPHD2関連はノーマークでした。
しかし、世の常でノーマークの所がトラブルと言う・・・
いや、正確にはPHD2のカメラ選定間違いに気付かず、初日の3日はAGが出来ませんでした。
4日朝からアレコレ検証した結果、なんとPHD2もASI294MC-Proを使う設定になっていました。
PHD2のカメラ選定時にZWO ASI Camea(非ASCOMドライバ)を指定して接続しましたが、
先に起動してあるSharpCap4.1も当然にASI294MC-Proを使います。
既にSharpCap4.1がASI294MC-Proを使って連続撮像していると言うのに、
PHD2側でもASI294MC-Proでガイドするつもりで撮像出来てしまっていました。
本来ならASI120MMが選定されるべきです。
出発前にPHD2を最新版にアップデートしました。
撮像もガイドもASIカメラですが、最近はずっと安定して動作していたのです。
ところが、
3日はガイド撮影中にガイドカメラが居ません! エラー頻発で使いものにならず・・・
仕方なくノータッチトラッキングを決め込んで回避しました。
4日朝からの検証にて、PHD2側もASI294MC-Proが指定されていることを発見!
PHD2はASI120MMを使うように明示的に再指定。
して、
無事に動作した次第です。
全く、なってこったですよ。
2つのソフトが1つのカメラを取り合っていた訳です。
既に使用されているカメラを自動選択出来るんですかねえ?
ホント、出発前にソフトのアップデートなんかやるもんじゃないですね。
Windowsは勝手にやりやがりますけど。