宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

K-5Ⅱsで撮る冬のHⅡ領域

2012-11-08 18:12:00 | 天体写真(PENTAX K-5Ⅱs)
下弦の月を背負いながら冬の赤い所を試写。
光害残存地かつ、下弦の月があったので激しく周辺減光。
見苦しいので切り出しました。(試写ですしね)

NGC1499 カリフォルニア星雲 8X10min , 80min Total
まだ月は出ていなかったものの、空が明るすぎます。


NGC2024 馬頭星雲 8X10min , 80min Total
おっ!ゴーストが出ていない。(月明あり)


M42 2X10min + 2X2min + 2X30sec + 2X10sec , 25min20sec Total
(月明あり)


K-5Ⅱsは、やっぱりHⅡ領域も写りますね。
空の良い所で撮影してみたいものです。
先日StarShoot Pro Ver2.0で撮影した馬頭星雲には、輝星の
ゴーストが写り込んでいました。どうやらCCDの保護ガラスが
悪さをしているようです。今回のK-5Ⅱsでは出ていません。

<撮影データ>

撮影日時:2012/11/7~8
撮影地:埼玉県民の森P
星空指数:40点(23:44~は下弦の月あり)
気温:8℃→4℃

カメラ:K-5Ⅱs
撮像鏡筒:MIZAR 10cmF6 Newtonian -> F5.23
       (自作フラットナー・レデューサー使用)
フィルタ:LPS-P2
撮影データ:ISO1600
ダーク画像:無し
フラット画像:無し
フラット用ダーク画像:無し

赤道儀:TS-90S
ガイド:5cm fl=250mm + SSAG + PHD

RAW現像:PDCU4 Ver,4.40
画像処理:MaxIm DL Essentials Edition , PSP X

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする