宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

StarShoot MonoⅢで撮るNGC281

2012-11-17 17:54:00 | 天体写真(冷却CCD)
15日の夜は一番天気が良かったのですが、そんな時に限って
出撃できず・・・で、16日は下り坂でしたので裏山でチョット。

NGC281 (RGBは2X2ビニング)
L:6X10min + RGB 各4X5min , 120min Total


L,Rまでは順調でしたが、G,Bの時には既に薄雲襲来でカシオペア
は何処? 状態になることも。予想通り彩度が完全に不足して
います。更に今回はDECケーブルが三脚に引っ掛かっているのに
気付かず、RAのガイド飛びに悩むこと45分というオマケ付き。
そのため、最後のBカット終了3分後に樹木写り込みという
情けなさ。3時間は余裕のつもりで臨んだのに2時間止まりでした。

この裏山林道は標高450mですが、北~西は県民の森よりも暗いと
思います。でも南南西に山と樹木がセリ出していて視界が狭い。
仕事場から直線距離で2Kmしかないので何時でも行けるのが良い
です。最近は21時に行って22時30分~1時30分まで3時間撮影、
2時撤収のパターンが多いですね。

オマケ:Hαで撮ったM42@薄雲の中///つまんにゃい
2X10min + 2X60sec + 2X10sec , 22min20sec Total


----------------------

<撮影データ>

撮影日時:2012/11/16~17
撮影地:飯能市郊外の林道(標高450m)
星空指数:40点(快晴→薄曇り)
気温:5℃

冷却CCD:ORION StarShoot MonoⅢ(SONY ICX285AL)
撮像鏡筒:MIZAR 10cmF6 Newtonian -> F5.21(fl=521mm)
       (自作フラットナー・レデューサー使用)
フィルタ:ORION LRGB FilterSet 1.25"
ダーク画像:3枚X10min(1X1) , 3枚X5min(2X2ビニング)
フラット画像:無し
フラット用ダーク画:無し

赤道儀:TS-90S
ガイド:5cm fl=250mm + SSAG + PHD
画像処理:MaxIm DL Essentials Edition , cs5

----------------------

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする