あるお宅の階段下にひっそりと隠れていました。古い消火器。
「1976年製造」
「有効5年」
と記載されている文字が見えるでしょうか。
47年前の製品です。
あまりにも古過ぎるので、触れただけで破裂するような危険を感じました。
片付けの現場では、このような古い消火器にお目にかかることがしばしばあります。
あなたのご実家にもありませんか?
車庫や倉庫、庭の隅に野ざらしになっていては危険です。まずは気付いてあげましょう。
見つけたら、腐食、さび、ホースのひび割れ、傷、変形がないかすぐ確認してください。
今回は幸いにも湿気が少ない室内に保管されていたため、腐食がなくほっとしました。
しかし、福岡市では老朽化した廃消火器の収集は行っておりませんし、消防署などでの引き取りも実施していません。
もちろん「不燃ごみ」にも出せません。
不要になった物の処分法がわからないという理由で、置いたまま忘れ去られ、劣化し、いつしか危険な暮らしをしているご家庭が本当に増えていると身近に感じます。
高齢化する日本の家庭が片付けにくい理由の一つです。
消火器は「消火器リサイクル推進センター」を検索して近くの指定取引場所に引き取っていただきましょう。
今回は、リサイクルシールの費用と手数料で1,100円でした。(指定場所によって料金が異なるようです。)
本来消火器は火事の時の頼れる存在ですが、所有するなら定期的な点検をして安全に使いましょうね。
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