さあ、片付けの話をしよう !

暮らしが整えば人生の半分は上手くいく!
暮らし美人化計画ハウスキーピングSan 公式ブログ

 
 

プレッシャーのあと~収納のお仕事

2013-09-30 19:55:36 | 整理、収納、の話
電話の向こうで弊社の専属スタッフTちゃんが泣いていました。

「こんなにも喜んでもらえて こんなにも私が人の役に立てるなんて・・・」と。


 コンサル
 見積り
 提案書作成

 そして 
 数回にわたる整理収納の現場サービスと
 その後のフォローまで

あるお宅にて弊社の収納サービス一連の流れ全部を
Tちゃん一人に任せた後の報告の電話でのことです。


きっと、
Tちゃんにとっては
想像を超える大きなプレッシャーの中での難しい仕事だったはず。

本気でお客様の心に寄り添い、
現状に向き合い、

自分の力だけで
お客様の人生そのものを良い方向に変えることができた喜びと
想いがちゃんと形となった喜び、

そして片付いた状態を維持できるようになったお客様からの
心からの感謝の言葉


私に報告をしながらむせび泣いているTちゃんを
抱きしめたくなった私は もらい泣きです。

たまりません。



 多くのお客様は


 「母として妻として
 片付けくらい自分でちゃんとできなければならないのに」と
 頑張ってがんばって、

 それでもどうしてできないのと
 うまく片付けられない自分を責め、
 自信を無くし、

そうやって苦しんでいることを誰にも相談できずにいる場合が多く

片付けをプロに依頼したことが今度は「うしろめたさ」になったりすることもあるけれど

それら心理的要素も察して

そのお気持ちを何よりも何よりも理解し、
受け入れ、共感し、
そうやってゴールまで一緒に頑張ってくれたことを
私は高く高く評価します。


資格を取って弊社のアシスタントから始めて一年半。
「血の通った現場経験」が
そこにはイキイキと生かされています


 お客様のおかげでTちゃんはまた成長することができました。
 感謝でいっぱいです。

 ありがとうございます







片付けの呪文「手ぶらで動くな」

2013-09-25 05:01:38 | 整理、収納、の話
手土産を持たずに訪問することを「手ぶら」と言うけれど、

 ここで言う「手ぶらで動くな」は
 部屋から部屋に移動するときは、何か手に持ってから、の意味。

 ついでに片付ける習慣付けのための呪文です。



たとえば、

キッチンにおやつをを取りに行くとき
リビングテーブルのカラのカップを持っていく、

お風呂から上がったら 脱いだ「また着る服」を部屋に持っていく、

寝る前に今日の新聞をストック場所に放り込む、

とかね。

どうせ動くならついでに何か手に持って動くと自動的に片付く。

 

 出しっぱなし、
 脱ぎっぱなし、
 置きっぱなし、
小さな悪習慣を身に付けた息子に

「手ぶらで動くな!」
 って、
 最近は我ながらうるさいうるさい。


でもね、
「片付なさい」というより効果はある。

 無意識に手に持つようになるまで
 親が意識して言い続けて習慣化させなくちゃあ。
 お互いのためにね。



息子がお風呂に行こうとした時には
「ついでにたたんだタオルを全部持ってってね。手ぶらで動くんじゃないよ。」と持たせ、

部屋に行こうとしたときは
「ほら、ソファーの上着、ついでに部屋に持ってって!手ぶら禁止。」


 
 今日もめんどくさそうにしかめっ面の息子よ、
 デキる男は手ぶらで動いていないって知っている?

 


「暮らし美人化計画」第2弾のご案内

2013-09-18 21:27:46 | お知らせ・セミナーのご案内 ご報告
暮らしもモノも「生かす」ための整理収納セミナー、
「暮らし美人化計画3回シリースin書斎りーぶる」第2弾
お申込みの受付を開始いたしました

会場の書斎りーぶるさんは
「立ち読み」じゃなくて
「座り読み」ができちゃう、
  本好きにはたまらないくつろげる本屋さんです!


講師は

 左 山田玲子さん
 右 ワタクシ里舘友子
 
 人呼んで 「収納界の金さん銀さん」 (徐々に浸透中)

まずは いつも小ぎれいな家作りを目指して

  Vol.4 秋掃除で年末大掃除とさようなら をチェック!
    10月6日(日)11:00~13:00

 お掃除は気温が穏やかな今が一番やりやすいので
 衣替えのついでにささっとやっちゃいましょう!

講座では、
手順やカンタンなコツなど盛りだくさんお話させていただきます。

講師の私物、お気に入りの道具達を持参して
 その使い方も実演予定。
 掃除は道具次第!楽しくなくちゃね


詳細・お申込みはコチラ

 たくさんの方にお会いできることを楽しみにしています。

インタビュー福岡に掲載していただきました

2013-09-13 22:05:48 | お知らせ・セミナーのご案内 ご報告

インタビュー福岡 公式ホームページ 

インタビュー福岡 
暮らし美人化計画 ハウスキーピングSan里舘友子


あつ~い思いをひたすら語ってしまいました

 よかったらお読みくださいね。

「いつか何かに使える」モノ

2013-09-12 22:10:13 | 「捨てる」より「生かす」ために
「いつか何かに使えるかも知れない捨てられないモノ」

そのいつかはいつ?
今でしょ!

というわけで
 各ご家庭での収納サービスでは 
「使う」ためのアイディアを提案したり
 そのお手伝いをするのも弊社の仕事です。

 取りあえず、ではなくて
「何か」は「何か?」
 お客様と相談して使用目的をしっかり決めたモノを
 時々お預かりして 加工を施してお届けすることもあります。


まとめて3つ、一気に公開ですよ!(許可いただいてます)

①遮光カーテンのはぎれ4枚は
バルコニーで食事をする時用のテーブルクロスに。
 (写真:上)
 ミシンでまっすぐまっすぐ縫い合わせました! 
  ミシンは私物。30年使っている宝物デス。



②色もデザインも素材も大好きなのに
 長すぎて着られなかったワンピースは、
 裾をバッサリ切ってショートコート風にリメイク。
  待ち針がかわゆいでしょ?



③キッチン流し上の電気のひもはちょっとダサい。
 何かかわいくする方法はない?


 使い飽きたネックレスにチェンジ!カンタンでしょ?
  西日でキラキラ光って かわいか~!
   あ、これはウチね!


整理をする時は
 捨てようか取っておこうかの選択だけではなくて

生かす工夫も取り入れて欲しいのです。

もっともっと笑顔になっていただきたくて
事例を紹介させていただきました。


 暮らしはモノと人とでできているのだから。

  

そうだったのか!タンスの肥やし

2013-09-11 23:37:18 | 整理、収納、の話
タンスに収納して、それきり再び出していない衣服や物、 
死蔵している物などをたとえた慣用句【タンスの肥やし】

 その表現上手いなあ 言い得て妙! と感心している場合じゃない、
 
  肥やしは時間とともに臭いを持つようになる


ず~っと入れっぱなしで
なかなか開けることのないタンスの着物や衣類は

 わずかに残る木の香りに防虫剤臭が混ざり、
 ホコリっぽさ、カビっぽさが加わったような
 古いモノ特有の臭いが染みついていることがあって、

そうなると
「臭いから着たくない」でしょう?

そうやってタンスの肥やしが増えることもある。

着物や服に罪はないのに肥やし呼ばわりされてかわいそうに

どんなに上等なモノでも
 いやなニオイはその価値をとことん下げてしまいます。


もし「随分開けていないタンス」があったら

気候がよくなってきた今、
中身を全部出して整理して
着たい衣類は虫干しか洗濯かクリーニング、

タンスの引き出しはすべてはずして外風にあて、

タンス本体の扉は開け放ち、中を掃除して
換気をよくして 

 とにかくニオイを消そう。

なかなかニオイはカンタンに消えないかもしれないけど、

数日かけてでも
ちょっと頑張ってみようよ。肥やしを無くす今がいい季節です。















花とリボンと雑貨のお店

2013-09-10 21:47:51 | 日記
どうしても行きたかったお店、
花とリボンと雑貨のお店 アナイスエンジェル店に
やっと今日行くことができました!

もともと ハンドメイドが大好きな私は
このお店がオープンするのを心待ちにしてたのです~


 レース 
 サテン
 オーガンジー
 ベルベット
 刺繍…

こんなにも豊富なフランスリボンを 
ここ福岡で堪能できるなんて 胸躍る贅沢さ!です。


決して広くない店内だけど、落ち着いた大人の雰囲気で、
一般の手芸用品店とは一線を画してます。

美しいリボンを使用したコサージュや髪飾り、

アーティシャルフラワーをふんだんに使った
ブーケやサシェ、リースはとてもエレガント。

  
リボン、フラワーの他に

バラのフレグランスやポストカードがあったり、

壁際の衝立は姫系アートだったり。


発見する楽しみと
創造する楽しみと
たくさんの美しいものを見る楽しみが詰まっていました。


 材料を見るといろんなアイディアが湧いてきて
 次々と作りたくなってしまって… 

 随分長居してしまいました。
   手作りに飢えてたんだわたし。と気付く
  

ハンドメイド好きな方は是非一度訪れてくださいね!

遺品整理くらい、やらせてよ

2013-09-02 23:46:57 | 整理、収納、の話
今や粗大ゴミで最も多いのが「布団」だそうだ。


祖父母の時代は

親戚兄弟が集まると
必ず泊まってもらうのが当たり前のおもてなしで、

それが付き合いというものだったから、

掛・敷布団セットに枕、
毛布やタオルケット、シーツやカバーだけでなく
座布団もこたつ布団も大量に「必要なモノ」だった。


普段は家中の押し入れに収納して
時々虫干しする母親を手伝いながら、
お日様の臭いのするフカフカの布団の上で
転げまわった記憶があるのは

私の年齢が最後の世代かも知れない。
 (って、いくつだ?)


和室続きのふすまを全部外すと
旅館の広間のように変身する様に

「日本の建築は なんて機能的なんだろう」なんて
子供の頃はこれっぽっちも思わなかったけど

広々とした畳に
来客用の布団がずらりと敷かれたその上で
いとこたちと転がり遊んだ、ん十年前は。


今、その古くなった大量の布団を誰が受け継ぐ?

核家族化した子世帯には重荷で
置く場所もなく、
管理する手間暇もかけられない。

真綿布団は今や希少と知ってはいても
打ち直しするより 羽毛布団を望む。



「実家の片付けをするんです」

そう言って元気に出かけたSちゃんは
親の家の生前整理を終えたあと

「布団を10組、座布団は50枚、毛布は15枚
その他にもたくさん捨ててきました。」
と報告してくれました。


捨てる決心をしたのは親のほうで、

「体が動く今のうちに」と
痛々しいほど片付けを頑張った親の姿を見て
少しつらかったことや、

廃棄することの大変さをしみじみ聞かせてもらって、

ああ、そういうことなのかと。


 所有したなら必ず「いつか」捨てる時がくる、
 その「いつか」は自分が決める、
 それが所有していた自分の責任だよ



子供に迷惑をかけたくない
「老い」を受け入れた親世代の
 捨て布団はそんな愛情の象徴かもしれない。


受け継ぐモノは減って
親の遺品整理の手間も減るけど、


 「遺品整理くらい、やらせてよ。」

 Sちゃんの胸のうちはきっとそう思ってる。