暮らし美人化計画ハウスキーピングSan 整理収納コンサルタントの里舘友子です。
1980年代後半、にわかに好景気に沸いたバブル経済の頃は、日本中が華やかに浮かれていました。
私はテレビドラマ「東京ラブストーリー」の織田裕二にときめいていた時代。
誰もが高額商品を思いっきり浪費した時代でもありました。
自分の給料でブランド品を買い、グルメガイド片手に食べ歩き、ボーナスで海外旅行は年2回なんて当たり前のような時代。
結婚が決まると、親は娘のために着物や毛皮を買い揃え、婚礼ダンスいっぱいに充分過ぎる支度をしてくれました。
バブル崩壊から30年余り。
今は、その頃「高価だった物」が着る機会もなく、収納スペースを塞いだままのご家庭にしばしば出会います。
何しろ一点が数十万円~数百万円もしたのですから。
それが何着もあるのですから、捨てたくても捨てられません。
「売れるなら売りたい。少しでも高額で。」というのが本音でしょう。
それは最も納得いく手放し方ですが、毛皮については動物愛護の観点やワシントン条約/環境省によって、最近は取引が敬遠される傾向にあります。
そんな時に「高価買取キャンペーン」「何でも買い取ります」と訪問買取のチラシを見たら「これしかない!」と思いますよね。
チラシのフリーダイヤルに電話をすれば若い声の女性が「どんなに古くてもいいので、当日は玄関に出しておいてくださいね。」と優しく言ってくれます。
いくらになるかしらなんて、なんだか楽しみになります。
でもちょっと注意してください。
このような「訪問買取り」は、できるだけ避けましょう。
数年前のブログでも書きましたが、本来の目的は「金(ゴールド)」であることがよくあるのです。
約束の日に来るのは電話で話した女性ではなく、ほぼ男性です。どちらかというとこわもての。
着物や毛皮をざっと見たり、本部(のようなところ)に電話で相談したり、いったんは査定をしてる風に装いますが、やがて「状態が良くないから全部買取できない。」などと言います。何でも買い取るはずなのに。
その後に「金はないか」と聞いてきます。
「ない」と言うと「ちぎれたネックレスでもいい、古い金歯でも買い取る」と、なかなか帰らないと聞きます。
最近2件のお客様宅で同じようなことがありました。
こんなことがあったのよ、怖かったのよ、と詳しくお話していただきました。
もちろん、誠実で信頼できる業者さんが大半です。
別のお客様は、長年地元で店舗を構えている質屋さんと着物買取店の2件に、持ち込み査定をしてもらいました。
手間はかかりましたが、納得いく説明を丁寧にしてくれたお店で買い取ってもらいました。
クーリングオフが明記されていることも安心のポイントです。
このように、信頼できるお店を決めておけば今後も安心ですね。訪問買取りもそのお店に頼めるかもしれません。
買取り額については正直言って「高価買取」にならないことがほとんどです。
期待する額の1割から2割と思ってください。
それでも、大切に保管してきた品物を捨てずに済み、新たに生かされるのであれば、価格以上に嬉しいものです。
参考サイト 国民生活センター 訪問買取の心得
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新築やリノベーションなどで住まいを新しくしたい!今度こそ片付けやすい家にしたい!と思っている方へ
また、設計や営業など住宅関係のご職業で、お客様に本当に喜ばれる収納を提案したいと考えている方へ
なぜこれまでなかったのか?と言われる新築・リノベーション時の収納計画専門チームです。
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雛人形、博多人形、武者人形、こけし、だるま・・・
現代の日本の人形はこどもが遊ぶ玩具というより、節句などの行事で鑑賞するもの、美術品や郷土の工芸品のイメージですが、もともとは縄文時代から信仰の対象としてはじまり、神聖な力を持つもの、けがれを払うものとして作られたそうです。
歴史を調べると、とても興味深いので、日本の人形の歴史と文化も読んでみてくださいね。
さて、整理収納の現場では、様々な状態の人形にお目にかかります。
物に埋もれていつしか存在を忘れられた木目込み人形。
地下室のガラスケースの中でドミノ倒し状態の博多人形コレクション。
数十年前に何かのお祝いでいただいたけれど、一度も開封されていない立ち雛。
人形からすれば息もできなくて、ずっと苦しい環境です。
飾って愛でたり鑑賞する気がないのであれば、持ち主にお伝えするようにしています。
「お人形が、もうラクにしてほしいと言っていますよ。」と。
その言葉にハッとするのでしょうか。
ほとんどの方はやがて決心されます。ラクにしてあげようと。
とはいえ、人形には魂が宿るという説もあるので、捨て方には悩んでしまいますよね。
買い取ってもらうことも可能ですが、ほとんどの場合、人間国宝クラスの作品でない限りニーズは低いのが現実です。
そこで、おすすめしている方法は2つ。
供養をして捨てるか、大切にしてくれる人に引き取ってもらうかです。
参考サイト
博多人形供養の祥勝院(人形のごとうHP) 毎年12月の第2土曜日開催。
※人形のごとうは販売店でありながら、不要になったら処分する方法までしっかり提案しています。
売りっぱなしにしないこのようなお店で買いたいですね。
らくらく人形供養パック(人形供養専門店 花月堂)
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「リビング収納計画の作り方」inパナソニック福岡ショールーム
「片付けのセンスがないのですが、どうすればいいですか」と質問をいただきました。
先日開催された収納セミナーでのことです。
どうやら片付けの上手下手は、持って生まれたセンスや才能の違いだと感じてらっしゃるようです。
片付けに必要なのはセンスよりもスキル(技術)です。
60分~90分のテーマ別セミナーでも詳しくお伝えしていますが、そもそも「スキル」とは、一般的に訓練や学習などを通して身につけた能力を指します。
ですから、ある程度ロジックを学習し実践を繰り返せば、誰でもできるようになります。
例えば「家事動線に合わせた収納」や、よく使う物を最優先に配置する「使用頻度別収納」はぜひ身につけていただきたいスキルです。
SNSで発信されている方の素敵なお住いをよく見ると、確かにもともと片付けスキルが高くインテリアセンスも抜群だったりします。
でも、大半の方は努力して実践して、失敗して学習して、繰り返しスキルを磨いてきた方々です。
最初からできていたわけではないから、見る人の心まで惹きつけるのかも知れません。
SNSでそのプロセスを発信することで、自然にセンスも磨かれていくのでしょう。
この循環がうまくいくと、毎日ラクに簡単に片付く理想の住まいになるのでしょうね。
片付けのロジックとスキルをしっかり学びたい方はぜひチェック↓
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