暮らし美人化計画ハウスキーピングSan 整理収納コンサルタントの里舘友子です。
ある方がおっしゃいました。
「うちの奥さん、ぜんぜん捨てないんです。どうしたら捨てさせられますか?」
別の方がおっしゃいました。
「捨てたらどんなにスッキリするかって、そんなことはわかっているんです。でもどうしてもできないんです」
自分以外の人につい「捨てろ」と強要してしまう人も、わかっているのにできない人も、どちらも悩んでいます。
どちらも「片付け=捨てること」という思い込みが刷り込まれているから。
たとえばこの画像のようなウォークインクローゼット。
所有者は「服を買い過ぎでしょうか。捨てなきゃダメですよね…」と申し訳なさそうにつぶやかれました。
そんな時は、
「お洋服が大好きなんですね。新しい洋服はパワーをくれますから、そういうワクワクは私も大好きです。
数多くの女性のクローゼットを見てきましたが、この状態はいたって普通です。
でもよく観察してみましょう。
スーツケースやバックの他にも、電気ストーブなどの季節家電、除菌剤やマスクなどの消耗品、アルバムなどもここに収納されていますね。
つまり、このスペースは納戸も兼ねていますから様々な生活用品が混在しているのが原因ですね。
まずは他にどんなものがあるか一緒に整理をしてみましょう。
混在をほどけば空間の使い方が変わり、無理して捨てなくても使いやすくなりますよ。」
このような事をお伝えすると、ほとんどの方が「え?意外!」というような驚いた顔をされます。
そしてほっとした表情に変わり「きっと叱られると思っていたので安心しました。」と笑顔いっぱいになるのです。俄然やる気も出てきます。
「捨てなきゃ」とか「捨てさせたい」とか、それを目的にするとお互い苦しいばかりで身動きできません。
そう。捨てる前にしなければならないことが様々あるのです。
まず住まいの収納スペースの俯瞰や目的、問題点の明確化。
理想の暮らしのイメージとゴールの設定、わくわくと段取りして順番に出して区別していく。
ゴールデンウイークは、気になる場所だけでもやってみてください。
気付けば「もういらない」と捨てたくなるはずです。
《お知らせ》
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新築やリノベーションなどで住まいを新しくしたい!今度こそ片付けやすい家にしたい!と思っている方へ。
また、設計や営業など住宅関係のご職業で、お客様に本当に喜ばれる収納を提案したいと考えている方へ。
どちらにも必要なのに、なぜこれまでなかったのか?と言われる新築・リノベーション時の収納計画専門チームです。詳しくはコチラ
暮らし美人化計画ハウスキーピングSan 整理収納コンサルタントの里舘友子です。
クイズです。
画像は幅10㎝のファイルボックスに家電の取扱説明書をギューギューに収納しています。
この場合、総重量は1)~5)の何番でしょうか?
1) 300g
2) 700g
3) 1㎏
4) 2.5㎏
5) 3.2㎏
正解は以下の文中にあります。読んでね☺
さて、ホームファイリングという手法をご存じでしょうか。
家庭内にあふれる書類に対して画像のように、基本的な分類法を用いてファイリングし、ラクに管理保管する仕組みです。
ほぼ一生使える仕組みなので、ほとんどのお宅に提案させていただいています。
それほど書類の収納に困っているご家庭が多いのです。
私も苦手だったので、整理収納の仕事を始めた頃にファイリングコンサルタントの小野ひろ子先生からしっかりと学びました。
「こういう大事なことは学校で教えてくれたらいいのに」とその必要性を強く感じたほど、必須のスキルです。
しかし、書類は重い。
せっかくうまくファイリングが機能して探し物が激減しても、重さがネックになることがあります。
取扱説明書のクイズの答えは、4)2.5㎏です。
片手でうっかり持ち上げてしまったら捻挫しそう。
幅56㎝、厚さ1.6㎝の棚板に書類をびっしり収納した1年後。
仮に、これが全部取扱説明書だとすれば、単純計算で14㎏の荷重となります。
よく見ると微妙にU字にたわみ始めている棚板。よく見かけます。
なんだか2年後3年後が心配です。
対策としては、まず重さに耐えうる安全性があるか、棚板1枚当たりの耐荷重を確認すること。
不安な場合は棚板の厚みを3㎝に変えるなど補強をしておきましょう。
時代はペーパーレスが進んでいますが、家庭の中はまだまだ紙の情報が多いのが現状です。
必要な書類が必要な時にすぐに見つかるホームファイリング。
気になる方はどうぞお問い合わせくださいね。
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鋳物ホーローの重さに耐えうる収納とは?
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暮らし美人化計画ハウスキーピングSan 整理収納コンサルタントの里舘友子です。
おおざっぱなイラスト!ですが本気で考え抜いてます。
4月に入って3件目。リフォームや新築引越しの収納計画に集中しています。
ここに暮らすご家族ののライフスタイルや生活習慣、動線など多くの情報を整理し、提案をまとめる作業で頭の中は寝ても覚めてもクルクル。
ヒアリングと現地調査を基に収納イメージをイラストで見える化し、適材適所をこのように提案させていただいています。
絵にかいたモチにならないように、リアルな生活の中の片付けやすさ・暮らしやすさに一番配慮しています。
OSAMARU住まい研究所もチームでリフォーム案件に関わらせていただく機会が増えてきました。
ところで「収納計画」という言葉は①設計士さんやインテリアコーディネーターさんも②整理収納コンサルタントや住宅収納スペシャリストもよく使う言葉ですが、最近改めて気づいたことがあります。
専門性に大きな違いがあることに!です。
前者①は施主様のご要望に沿ってクローゼットや納戸などの収納スペースを設計図の中に計画をします。建築設計という専門性を持ちます。
後者②はその収納スペースに何をどのように収納するのか、その物を誰がいつ使うのか、どのように増え捨てるのかまで具体的な計画を考えます。
たとえば、爪切りや耳かきのような生活必需品こそ最優先に定位置を決定するなど「片付けという日常生活」に密着した専門性を持ちます。
もちろん①と②両方の専門的知識を持っている方もいらっしゃいますが、双方の専門性が異なるからこそ、お互いの力を合わせてより良い住まいを提供できるようになってきました。
これまでは個人のお客様からご依頼が多かった収納計画ですが、最近はハウスメーカーさん経由でご依頼やご紹介が続いています。
「お施主様に本当に満足していただく家を提供したいから実績ある収納の専門家を探していました」と。
なんと嬉しいことでしょうか。
明日は引っ越しの収納コンサルティング、明後日はリフォーム予定のお宅でヒアリングです。
ようやく本当に片付けやすい「OSAMARU住まい」が増えていく気がしています。
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新築やリノベーションなどで住まいを新しくしたい!今度こそ片付けやすい家にしたい!と思っている方へ。
また、設計や営業など住宅関係のご職業で、お客様に本当に喜ばれる収納を提案したいと考えている方へ。
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