昨日は、本当に素晴らしいプレゼンをたっぷり聞かせていただいて、
一晩明けた今でもまだ興奮しています
整理収納アドバイザーin福岡フォーラム
九州・沖縄地区の予選会のことです。
----この先 長いです~覚悟!----
今回ノミネートされた皆さんの発表は
内容もさることながら
プレゼンターとしてもとても魅力的で、
すでに全国大会を見ているようなレベルの高さでした。
そんな大プレゼン大会の後、
午後のイベントでは
「過去のグランプリ作品に学ぶ整理収納」というテーマで、
2008年のグランプリ受賞作品「
モノと心のサプライズ!再生」
を 6年ぶりに再現させていただきました。
なにしろ第1回目のコンペテションでしたから、
まだまだ整理収納アドバイザーの認知度も低く
全国大会とは言え、今よりうんと小規模な中、
運が良かっただけの受賞、
動画の記録もないため「幻のプレゼン」と思っていたので、
思いがけず昨日のイベントで再び皆さんに聞いていただけたことは
この上なく幸せなことでした。
インテリアをリハビリテーションする~株式会社リハブインテリアズ
の代表取締役 池田由里子さんが、
昨日の様子を
ご自身のフェイスブックページに記事として書いてくださいましたので
以下に転載させていただきます。
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【モノのリハビリテーション】
お客様のお宅の整理収納作業だけでなく、
捨てずに生かす、モノの再生の提案までされている里舘さんのお話に感動。
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9月20日土曜日、整理収納アドバイザーフォーラム2014 in 福岡
が開催されました。
午前中は、整理収納の実践や研究に関する発表会。
東京で行われる本選への出場権を獲得するための
コンペティションです。
午後は、過去に本選でグランプリを受賞した大先輩お二人の
発表を再現、その後の展開についてお話を伺いました。
そのおひとり、里舘さんは、2008年初代グランプリ受賞者でいらっしゃいます。
整理収納サービスのみならず、捨ててしまうにはつらすぎる、
思いの詰まったお品を再生させる提案もされていらっしゃるとのこと。
その後6年経った今聞いても、なお新鮮で学び深いお話しです。
あるお客様のケースでは、
お母様からいただいた結婚祝いのワイングラス。
ずっと大切にしていたのに、地震で割れてしまう。
ワイングラスとしての役割は果たさないけれど、
お母様との思い出が詰まった品、絶対に捨てたくない。
カケラになったガラスの破片で、里舘さんは
ステンドグラスのランプを作ることをご提案されました。
ベッドサイドでやさしく灯るランプは、
まるでお母様が優しく見守っているかのよう。
お客様はたいへんお喜びになられたそうです。
他にも、信頼できる洋服リフォーム屋さん、
額装屋さん、建築リフォーム業者さんなどと連携し、
モノを再生し、新たな価値を創りだしていらっしゃいます。
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お話を聞いていてふと思いました。
里舘さんは「モノをリハビリテーション(再び適切にする)」しているのだと!!!
割れてしまったグラスの「残存能力を活かし」
ステンドグラスの材料として再び暮らしの舞台に「社会復帰」させ
モノがモノとして再び活き活きと輝き始める「全モノ的復権」
(全人間的復権にあてはめました(*^_^*))
医療福祉におけるリハビリテーションチームの一員、
理学療法士として社会人スタートを切った私ですが、
インテリアコーディネーターや整理収納アドバイザーの経験を経て、
より広い意味での「リハビリテーション」という概念を学ぶ機会に恵まれています。
※里舘友子さん
ハウスキーピングSan 代表
http://house-keep.info/
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そうか!
私はモノのリハビリをしていたのか
「モノの再生によってお客様の心も再生させる」
そのために自分にできることをしているだけなのに
それはそのまま モノのリハビリテーションなのだ!!!
それぞれの信頼できる職人さん達はモノのリハビリチームであり、
私はケアマネージャーであり、
ステンドグラス作家としても専門家でもある。
暮らし美人化計画の相棒
山田玲子さんが提唱している
「捨て服ゼロ」も まさに「洋服の再生」。
(これも池田さんに教えていただいたのですけど)
「
インテリアをリハビリして患者さんの心も再生をする」という
新しい価値を提案している池田さんならではの視点は
偶然にも「再生」という共通のキーワードがあり、
目からウロコ、
驚きを隠せないほど嬉しくて
これから先、ぼんやりですが、
もっと自分にしかできない新しい価値というものがあるかもしれない、
などとあれこれ妄想が浮かんでは消え、
眠れなくなりそうです。
整理収納アドバイザーはいろんな可能性を秘めている。
そう確信したのでした。
池田由里子さん、大きな気付きを本当にありがとうございます