さあ、片付けの話をしよう !

暮らしが整えば人生の半分は上手くいく!
暮らし美人化計画ハウスキーピングSan 公式ブログ

 
 

師はいつもお客様

2018-02-27 01:19:45 | 整理、収納、の話

春が訪れたようなあたたかな今日の昼下がり

片づけを中断してお庭にご案内いただいたときのこと、

「つくばいのひしゃくが壊れちゃったのよ」

お客様にそう言われてすぐにはピンと来ない私でした。


 画像拝借 エクステリアコネクト


目線の先にあるのは つくばい。(ああ、このことね)

見ると自然石の見事な手水鉢の上におかれた
竹の柄杓がずいぶん古びて 
柄の部分がはずれかけています。

ずっと気になっていたのでしょう。

70歳になって運転免許証を返納してからは
近所のコンビニに売っていない買い物に
時々不便を感じると言います。

小さな不便を解決するのも仕事のうちなので
すぐに調べてネット注文で配達手続きを済ませました。



帰宅後もう少し調べてみたら

つくばいは「蹲踞」「蹲」と書くことや
手水で手を洗うとき「つくばう(しゃがむ)」ことからその名があるなど
日本庭園の歴史の奥深さに興味が湧いてきました。


今は京都の龍安寺にある蹲踞の「吾唯知足」の解釈を調べています。

夜中までネット検索が止まりません。


改めて思うのです。

私の師は いつもお客様

まだまだ知らないことばかりの私に
こうして様々な学びの機会をくださいます。











キッチン引き出し収納の「G危険地帯」!

2018-02-25 01:10:09 | 整理、収納、の話
キッチンの引き出しを抜いて、
その奥や下にこぼれている食品やゴミを
取り除くなら 寒い季節の今のうちですよ!

という話。

キッチン流し台には3段か4段の引き出しがあると思います。
それを横から見た図 ↓


引き出しの奥には隙間があることがおわかりでしょうか。

モノをたくさん入れると
気付かないうちにその隙間にこぼれ落ち、
一番下の危険地帯(Sanではそう呼ぶ)にたまります。

なぜ危険地帯なのか?
キッチン収納の現実的大問題です、
だって Gの住処になっているかも知れないから!

エサも湿度もあるし
ビニールや紙ごみでもあろうものなら
ぬくぬくとしたとっても住み心地のよいGの家を
与えて飼っているようなものです。

黒い点々としたゴマみたいなのはGの卵、
見つけたら今すぐ掃除をしましょう

引き出しを外して スライドレールや
裏も丸洗いしてしっかり乾燥させ消毒もしてください。

こわいから、とそのまま放置してみて見ぬふりは
Gグッズで退治しても退治しても、ということになるかも

 (あーー、でもやっぱりこわいーー


「もう見たくない!ゴキブリさよなら作戦」

あるお宅のキッチン収納のテーマとして
アシスタントのHさんがいろいろ調べて
Gを寄せ付けない、Gを根絶させる方法を
まとめてくれました。

重曹やハーブ、アロマが活躍しそうです。


お客様宅には引き出しから絶対にモノがこぼれ落ちない対策も施しますが
その方法はまた今度。









女性の「働く」を応援したい!

2018-02-19 04:46:55 | 日記
「働き方改革」と言われても
子供を持つ女性の働く環境はいまだに厳しい現実がある中、
時間をやりくりして そこに立ち向かう元気で聡明な女性たちの集まりに
偶然遭遇しました。


福岡県の次代を担う女性リーダー養成講座「ふくおか女性いきいき塾」
20歳~50歳までの30名が、5チームに分かれて
8か月間課題研究をしてきた その成果の報告会です。

会社組織、男性の意識、時間価値、夫婦のありかたなどから
女性の働き方を深く研究した素晴らしい発表ばかりでした。

そして皆さん 内側から輝いています。美しい!

ある男性コメンテーターの総評が耳に残っています。

日本は少子高齢化が著しく人手不足の深刻化が始まっている。
結婚して子育てのために退職していく今までは
働きたくても働けない現状に置かれて 
あきらめざるを得なかった。

しかし10年前に比べ、会社経営者の意識も随分変わってきた。
女性が働きやすい環境づくりで業績が上がる。
女性の粘り強さや共感力は男性の比ではない。
もっともっと発信して欲しい、と。

こんな風に女性たちが自ら世の中を変えよう、働こうとする意欲の高まり、
働き方も正社員からフリーランスまで多様になっていることなど、
女性達があきらめない限り
未来はきっと明るいのじゃないかと希望が見えた気がします。

私はフリーランスという働き方を選択した一人ですが、
いただいた資料の中にちょっと気になるデータがありました。

「整理収納アドバイザー」は
フリーランスの「その他」に分類されていました。

まだまだ知名度が低くて 社会的には
いったい「何」をする仕事なのかわかりにくい職種なのね。

整理収納サービスは働く女性が働く女性を応援できると確信しました。
ベビーシッターや家事代行を頼む前に
片付けやすい家にしておきたいという依頼が少しずつ増えています。

誰も悪くない。これから片づければいいんだから

2018-02-10 00:39:19 | 整理、収納、の話
整理収納サービスをご依頼くださる7割が
50
60代以上のご家庭です。
(データ/暮らし美人化計画ハウスキーピングSan)


今日は一気に2件のお宅の
整理収納サービス提案書作成の日。

気付いたらコーヒーが冷たくなっていました。


急に健康が心配になった時

息子が彼女を連れてくると言った時

これからの生き方を考えた時


きっかけは様々ですが、

「まずは片づけなくちゃ」と
整理収納の専門家の手を借りる決心をされるまでは
相当の葛藤があったことでしょう。

初めて訪問をした時、ほとんどの方が

「私が片付けが苦手だから家族に申し訳なくて」

「こんなにモノが多いのに恥ずかしい」

とおっしゃいます。


いえいえ、そうではありません。

だって、

これまで目まぐるしく毎日毎日 
時間に追われるように
自分のことは後回しにしてでも家族を優先して

朝から晩まで家事をこなし、
子どもを育て、夫を支え
親戚付き合い、近所付き合い、

嫁としても 社会人としても
やがては介護も、と

誰かのために頑張り続けてきたその結果が今の家の状態です。

片づけよりもやらなければならないことがあり過ぎた。


何も悪くない。
誰にも責められることじゃない。

今からやればいいだけです。


もし、あなたが
片付けをプロに依頼することをずっとためらっていたとしたら
その時間のほうがもったいないと思います。

私たちが計画を立てますから 
ご家族の協力も得て一緒に始めましょう!



片づけスキルが上がると誰かの役に立ちたくなる

2018-02-06 04:23:03 | 整理、収納、の話
気付いているようで
案外気付いていないことかもしれません。

「片付けは一生続きます」

だから 片づけやすい仕組みが不可欠ですが
それができなくて悩んでいるご家庭には
「プロの手を借りる」という新しい選択があるということを
もっと広く浸透させていきたいと思いながら活動を続けています。


「よし、やるか!」とエプロンをきゅっと身に付けて
現在 弊社ハウスキーピングSanで研修中の5名は
やる気いっぱいのエネルギーで私は随分助けてもらっています。


整理収納アドバイザー2級認定講座の受講をきっかけに
自分のスキルが向上すると
今度はそのスキルで他の誰かの役に立ちたくなるのですね。


整理収納アドバイザー1級の資格を持っていても
それだけではお客様に満足していただくことはできません。

整理収納の現場は単なる片付け作業ではなく
コンサルティングから始まり
空間をとらえ、問題点や所有の傾向を明確にして
適切な収納を構築するプラン作りや解決提案など

空間設計にも似たスキルが必要なため
定期的な勉強会が欠かせません。

1年間の研修後は全員自立していきます。

片づけたくてもできなくて困っている大勢のお客様に
本当に喜んでいただける人材が
どんどん増えていきますように!