ドールハウス、といえば
子どものおもちゃ、シルバニアファミリーでしょ?
と思っていたのですが、
いえいえ、
大人が感動するほど 緻密で繊細な12/1スケールのドールハウスに出会いました。
仕事で訪問したお客様のお宅でのことです。
(写真掲載許可151224)
クリスマスのケーキショップ。
単にかわいいだけでない
その魅力に惹き込まれて時間が経つのも忘れるほどでした。
ケーキの色とりどりのフルーツは数mm、
ラッピングされたクッキーにはリボンが結ばれていて、
しかもギフトボックスに丁寧に入れられて。
ガラスのショーケースの後ろでは
たった今買われたケーキを 箱に入れる作業の途中。
ミニチュアの世界を 上から 右から 左から
角度を変えて眺めると、これを作った人の物語や夢までもが見えてきそう。
Wikipediaによると、ドールハウスはもともと
19世紀ヨーロッパの中流クラスの市民層で、
女の子に与えられた玩具の代表的なものであり、
往々にして、これらは子ども部屋としてあてがわれたロフト(屋根裏部屋)で、
大人の生活を妨げないで、子供だけで楽しむためのものだった、そうで
生活のミニチュア、ままごとだったのですね。
シルバニアファミリーは遊ぶ過程で
お片付けのような生活習慣や
空間認知力、コミュニケーションなどを育むことを
コンセプトにしていると聞いたことがありますが、
このケーキショップは大人の芸術でした。
この感動が 写真ではなかなか伝わらない気がしてもどかしいくらいです。
A様、教えていただいた制作ストーリーにも感動いたしました!
今日もありがとうございました。
さあ、年内はあと4件の収納サービスの現場を残すのみとなりました。
ラストスパートです!