さあ、片付けの話をしよう !

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必要最小限て、どれくらい?

2022-11-30 08:02:59 | 整理、収納、の話

暮らし美人化計画ハウスキーピングSan 整理収納コンサルタントの里舘友子です。

「ミニマリスト」という生き方が広く知られるようになりましたね。
「ミニマリストのようになりたい」と、しばしば相談があるほどです。
SNSでも、必要最小限の所有品で、シンプルでありながら心豊かな暮らし方のミニマリストをよく見かけます。

それは、その人の信念ある生き方だと思うので、とても尊敬しています。

 

ただ、私自身はミニマリストになりたいと思ったことは一度もないのです。
仕事柄、そういう生活をしていると誤解されがちですが、そんなことはありません。

実は、整理収納のセオリーは必要最小限ではなく、自分にとって必要な物の量(適正量)を決めること。それが基本の一つだと言われています。

たとえば私の場合。クローゼットにハンガーで収納している洋服の数は、50着前後。(ポールの長さは160㎝)

買い物は好きだし、ちょっとした衝動買いも楽しみたいと思う、ゆるめのライフスタイルです。
当然増えますが、衣替えの都度、売ったり処分したりするので、大体いつも同じ数。
一目で見渡せ、取り出しやすく、探し物もしないのでストレスもない。
これが私の適正量です。

え?多いですか?
ご自分の服(とりあえずハンガーにかけてある服)の数を数えてみてね。

そもそも「必要最小限」とはどのくらいでしょう。
weblioで調べたら、「これだけはどうしても必要だ、これ以上は減らせない、という限度」とあります。

あるミニマリストの女性は、靴はスニーカーとパンプスの2足だけで充分と言います。
まさに必要最小限ですね。

私の靴?
24足です。
パンプス、スニーカー、トレッキングシューズ、それぞれ冬用と夏用が必要だし、長靴もビーチサンダルも浴衣の下駄も必要だから。
ああ、やはり私はミニマリストになれそうもありません。

適正量は人それぞれ異なるので、収納空間やライフスタイルに合わせてアドバイスさせていただいています。

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お歳暮やめます宣言

2022-11-19 09:13:28 | 新型コロナウイルスと新しい生活様式

暮らし美人化計画ハウスキーピングSan 整理収納コンサルタントの里舘友子です。

 

一年間お世話になった人へ感謝の気持ちを送るお歳暮の習慣は、年々衰退しているそうですね。
 
 

企業も形式的な無用の儀礼をやめる「虚礼廃止」が増加していることを報じています。(朝日新聞2022年11月13日)

しかし、整理収納の現場では相変わらず、大量に届くお歳暮の収納をどうしたらよいかと相談される11月12月。
まだまだ根強く残っている習慣にホッとしたり困ったり。実は複雑なのです。

夏のお中元も昨年のお歳暮もまだまだ残っていて、気付いたら賞味期限切れ続出、なんてご家庭もあります。
もったいないけれど、高齢化したご家庭の場合、たくさんは食べられませんし、食事制限がある場合もあります。

誰かにあげようと思っても、分けたり運んだり整理したりすることが困難で、ずっとそのままだったり、
お歳暮はもう要らないと思っても、こちらから言い出すのは気が引けるというのが正直な気持ちでしょう。

かつて、逆の立場で私も悩んでいたことがありました。
お世話になった叔母に毎年贈っていたお歳暮。
いつしか「送らなければならない義務」のようになっていました。

ある時、叔母から「もうお互い、こういうやり取りはやめましょう」と提案がありました。
高齢になって贈答品のやり取りが年々面倒になってきたから、他の皆さんにも「来年から辞退します」と連絡したそうです。
お付き合いは品物ではなく、今まで通り時々遊びに行ったり電話で話すだけで充分だと。

「叔母が言い出してくれたおかげで、なんだか義務感から解放されてスッキリしたんですよ。」
と、そんな経験をお話しして、「お歳暮やめます宣言」をおすすめしています。

ただ、お中元お歳暮は「貴重なコミュニケーションの機会」と考える人も少なくないので、ご本人のお気持ち優先です。

もしやめる場合は、相手の方に不快な思いをさせずに、今後も良い関係を保てるような配慮が必要です。
「お中元・お歳暮をやめる時のマナー」が参考になります。

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「だからウチの奥さんはきれいなんだ!」

2022-11-10 08:28:18 | リノベーション×収納計画

暮らし美人化計画ハウスキーピングSan 整理収納コンサルタントの里舘友子です。
 
片付けの現場にはいつもドラマがあります。
先日も、とても素敵な言葉を聞いて心が温かくなりました。

共働きで毎日忙しくも、家事・育児は二人で相談しながら助け合う若いご夫婦。
新築予定の収納計画打ち合わせの合間に、ご主人のジョークと、それに突っ込みを入れる奥様。
楽しい時間を共有させていただきました。

 
  (画像はイメージです)
そんな中、奥様がご主人に内緒にしていた大量の化粧品やスキンケア用品の存在がバレてしまいました。

一瞬、気まずい表情の奥様。
すかさずご主人の大きな声。

「さとさん。だからウチの奥さんはきれいなんだね!」

何てストレートで素直で素敵な言葉でしょうか。
奥様に対して褒めて認めて、私には無邪気にノロケてます。

てっきり「本当にこんなにいるの?」とか「無駄使いし過ぎでしょ」など、否定する言葉が飛び出すはず、と思っていた自分が恥ずかしくなりました。

「そうそ。だから全部要るの」と切り返す奥様も嬉しそう。

相手を否定せず、お互いの価値観を認め合うことができる本当に素敵なご夫婦です。
片付けが苦手でも二人が笑顔で暮らせるなら、それが一番だと思うのよ。
でも紙袋は500枚も要らないね。

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