島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

土手之元のキリシタン墓碑(4基)

2016-03-01 15:08:09 | 歴史・史跡
表紙の写真をご覧下さい。
さて、問題です!
進んだ先の道がこんな分かれ道だったら、あなたはどちらに進みますか?
・・・
・・・
・・・
シンキングタイム終了。
どう見ても右カーブが主道ですよね?
側溝も右に曲がっています。
そう思って右に進むと民家の間を抜ける狭い道に突き当たります(ブッブ~はずれ)。
正解は左でした。
左の道を進むと暫くは民家の間を抜ける坂道になります。
これが結構キツめの坂道です。
ほぼ山登り状態で、坂道を登り上がると、

何も無い十字路に出ます。
さあ、探し物の「キリシタン墓碑」はいづこ?
左は下り坂、正面は真っすぐ畑の道、右は、

写真では分かりませんが、肉眼では矢印の下になにやら青い看板が見えます。
アレか。

「キリシタン墓碑」って書いてある。
どこから登るんだ??
ぐるりと回り込んでようやく到着しました。

詳しくは知らなかったのですが、帰ってきて調べると、『長崎県の文化財』に指定されている史跡でした。
何故、県の文化財がこんなに不案内で解説板の一つも建ってないんだ!?
「土手之元のキリシタン墓碑(4基)
◯花十字紋入半円柱蓋石型1基◯切妻蓋石型3基
 畑の中に叢林があり、その中にあった花十字紋入り半円柱蓋石型と無紋無銘の切妻蓋石型の2基は昭和2年に指定されていた。
 昭和54年2月環境整備の時、地中から2基の無紋無銘の切妻蓋石型の墓碑が新しく発見され、同年7月27日追加指定された。
 地中からいくつかの墓碑が出土し、しかも台石の固定状況からみて、島原の乱以前にこの地域にキリシタン共同墓地があったのではないかとも推定される。」(長崎県学芸文化課)
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今シーズン最後かも?

2016-03-01 11:36:52 | 気象
妙見岳に霧氷が着きました。
今シーズン最後かも知れないので写真撮影に妙見神社まで行ってきました。
写真枚数が多いので、コメント少なめです。
表紙写真は池の原の雲仙ゴルフ場駐車場から撮影です。
ズームアップの写真はこちらです。

仁田峠よりも上が真っ白になっています。
仁田峠循環道路は通行可能です。

仁田峠第二展望台です。
雪が残っています。
仁田峠循環道路にも一部雪が残っていますが、ノーマルタイヤでも登れます。

仁田峠第二展望台からの撮影です。
普賢岳、平成新山が真っ白に染まっています。

仁田峠からです。
観光の大型バスが登ってきたのですが、お客さんはロープウェイには乗らずに帰ってしまいました。
霧氷を見れる機会はそんなにないのに、もったいない。

雲仙ロープウェイ仁田峠駅舎へ登る道が工事中でした。
スロープを作るそうです。(知らなかった~。)

雲仙ロープウェイ妙見岳駅舎からの撮影です。
妙見岳で気温は-3℃。
出発前の温泉街の気温が-4℃だったので、気温が上がってきています。

妙見岳より普賢岳と平成新山。

妙見岳から霧氷と温泉街を望む。

妙見神社への道。
足元の霧氷は小さいのですが、上に突き出た枝には2~3cmの大きな霧氷が着いていました。

妙見神社に到着です。

ここまでは普通の登山靴で歩いて来れましたが、これより先はアイゼンが必要かも知れません。
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