コジャノメ

珍しくお昼前に更新します。
原因は分かりませんが、午前中よりも午後からネットワークが繋がりにくくなる傾向にあります。
今日みたいに午前中に時間があれば、更新することにしましょう。
今日ご紹介するのはタテハチョウ科の「コジャノメ」です。
本州から九州まで生息していますが、北限は岩手県中部あたりで青森県では極めて稀な存在になるようです。
生息地は必ず林地およびその近傍に限られます。
林間の陰湿な場所を好み、日の当たらないうす暗い場所の下草などにとまります。
写真の背景が暗いわけだ・・・。
小型のジャノメチョウが名前の由来です。
幼虫の食草はチヂミザサやススキなどのイネ科植物で、タケ・ササ類も食べます。

初夏の植物が咲き始めました。

まゆやまロード沿いにはずいぶん前から咲いていた「ネムノキ」の花が、垂木台地ではようやく咲きました。

ネムノキが咲くと夏休みの始まりの足音が聞こえてきます。
ああ～夏休みが始まってしまう～。
今年の夏休みのプログラムが完成しました。
ホームページには明日か明後日には掲載できると思います。
園内を歩いているともう１つ「ホタルブクロ」が咲いているのを見つけました。

雨に濡れた姿が情緒的です。
今日も雨が降ったり止んだりの天気です。
この後、地元の小学校が来館する予定なのですが、雨が降ってなきゃいいな～。

野生動物写真コンテスト入賞作品展

情報公開が遅くなりましたが、明日から当センターの研修室にて「野生動物写真コンテスト入賞作品展」を開催します。
期間は、7月13日までと1週間しかありませんが、是非ご来館ください。
今日は午前中いっぱいと午後からの時間を使って、急ピッチで会場設営を行いました。
なにせ展示する写真が雲仙に着いたのが、昨日。
今朝、車に積んで持ってきましたからね。
入賞しただけあって、かなり力作の作品がそろっています。
日頃からカメラを持ち歩いてブログのネタを探し歩いている自分でも撮影できないような作品が並んでいます。
撮影者の根気や忍耐がいかばかりか、想像すら出来ません。

雨が止んだ隙に

やっとネットワークに繋がった。
午後から全然ネットワークに繋がらなくて、更新が今になってしまいました。
朝から垂木台地はものすごい土砂降りの大雨で、外に出ることが出来ませんでした。
しかし、お昼になると雨も止み、雲の隙間から少しだけ日差しが見える天気になりました。
その隙に園内やお隣の森林公園まで出掛け、色々とネタを探してきました。
雨が止んだ隙に出掛けるのは私だけでなく、垂木台地に住む昆虫たちも同じようです。

まずは昨日ご紹介した「キマダラセセリ」。

小さな子供のカマキリが葉っぱの上で体を乾かしていました。
また雨が降ってくるまでの間に乾くかな？

オカトラノオが咲いていました。
花の蜜を吸いに「ベニシジミ（多分ｗ）」が飛来していました。
雲の切れ間から見える空は、夏空をしています。
そろそろ梅雨明けするのかな？
本格的なあつ～い夏が始まりそうです。

キマダラセセリ

本日の平成新山です。
相変わらずの梅雨空です。
時折、強風や激しく叩きつけるような雨が降っています。
撮り貯めておいた写真からブログをアップしていますが、こう外に出られない日が続くとネタ切れしそうです。
雨の止んだ隙に何か探しに行かねば。

遠いうえに小さかったのでかなり画像は悪いですが、本日ご紹介する昆虫です。
なんだか羽虫っぽいですが、これでも立派なチョウの仲間です。
山あいの林やそのまわりの草原で多く見られるセセリチョウの仲間「キマダラセセリ」です。
暖かい地方では普通に見られる種ですが、北海道などの寒冷地ではかなり少ないようです。
オカトラノオやアザミなど色々な花を好んで吸蜜します。
幼虫の食草は各種イネ科の雑草で、ススキなどの葉を丸めて筒状にした中にいたりします。
（しかし、こんなに粗い画像なのに中薗ARは判別しちゃうんですから、すごいです。）