TATSURO SHIBUYA + ARCHITECTURE LANDSCAPE DESIGN STUDIO

アーキテクチュアは建築、ランドスケープは景観。風景を生かす建築環境デザインに取組んでいます。

日産「リーフ」

2009-08-03 23:13:35 | 辛口な月評
日産 LEAF

「Cセグメントの車両と同等の競争力を持たせる」らしいですが・・・。

正直に言って、発表するなら、価格も公表すべきでは?と思います。
市場の反応を見てから決めるみたいな。。
日産の株価は急上昇したようですが、こういうのって、ある意味ティザー広告っていうのでしょうか。。
だいたい、政治家を3人も乗せて登場っていうのも、解せない。。

しかも、私的には、かっこいいとは思えないデザイン。
「電気自動車」という看板がないと、魅力ゼロ。。
事前情報では、外観はティーダベースと考えられていましたが、もっとひどい。。
デザインしすぎて、ひどくなったような。凹凸の肉付けが過剰で、デザインはエコじゃない気がします。

なんとなく、初代のプリウスもこんな雰囲気だったような気がします。
最近の日産車のデザインはとても好きで、期待していただけにガッカリです。。


価格も問題ですが、バッテリーや充電スタンドについても今後の課題ですね。
バッテリーごと交換しちゃうというシステムを開発したアメリカのベンチャー企業と共同しているというニュースがあったような気がしますが、今回はその報道はなし。

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やけくそ解散かどうかなんてどうでもいい。

2009-07-06 21:18:09 | 辛口な月評
最近のメディアを見ていると、「いつ解散するか」といった報道ばかり目立つ。
正直言って、そんなのどうでもいい。解散するときに解散すればいいだけなのだから。いまさら煽ってどうなるものでもない

膨大な時間と金を使っているなら、もっと報道の在り方を考えてほしい。

もはや、機能していない(というか、最初からわかっていた)ことだが、麻生首相など心配に値しない。
そもそもそんな器じゃないと私は思う。
結局は、自分のことしか考えていないのだから。。

ちなみに、総理を辞職(ほっぽり出しても)しても、大臣を辞職しても、なんで国会議員であり続けるのか。それすら、理解に苦しむ。辞職するなら、国会議員を辞めるのがスジだと思う。

さて、もう少しメディアには冷静になって、もっと市民の意見をちゃんと聞いてほしい。そして、生活の実態を広く報道してほしい。

そして、40兆円という国の借金について、これから私たちの生活がどうなるのか、きちんと考えた上で報道してほしいものだ。

これは報道に課せられた最低限の義務と言っても過言ではないと思う。

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モリモト、お前もか。

2008-11-28 19:55:23 | 辛口な月評
モリモト民事再生法申請

長屋の「セボン」
コーポラティブハウスの「都市デザイン」
コンバージョンの「リプラス」

ときて、

「モリモト」。

グエナエル・ニコラはじめ、デザインに力を入れた物件が多くグッドデザインも多数受賞。。

企画力があるベンチャー・デベが次々と波にのまれる状況が続いています。
とても他人ごとではありませんし、とても残念です。

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福田首相 辞任表明

2008-09-02 01:00:36 | 辛口な月評
正直なところ、非常にがっかりした。
特に福田首相に何かを期待していたわけではないのですが、あまりにも唐突で、「無邪気な」とでも言いたくなるような辞め方だと思う。
まだ、安倍さんのときのほうが、ましだったように思う。

そんなことよりも、次期首相候補が麻生さんだというのにも、重ねて驚いている。
他に誰かいるのか?といわれても、決して答えられるわけではないが、麻生さんが対外的にいろいろと問題があることだけは、私にもわかる。
これまでの幾多の問題発言。口が軽いのを通り越して、大口だけが歩いているように私には見える。兎にも角にも「ガッカリ」だ。

少々年寄りじみた考えだが、本当に日本の将来はどうなってしまうのだろうか。
本当に、先行きが見えない。かといって、何の糸口も見つけられないでいる自分。。

とにかく、自分は自分のできること「ものづくり」を通して、一つ一つ諦めずに粘ってみようと思う。
人と人とつながりや、人づくりを大切にしていきたい。
Little by little one goes far. :千里の道も一歩から



ここ数ヶ月、英語と格闘しております。非常な自己投資の元、がんばっています。
これを機に、ずっと続けようと思っております。

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Our apologies

2007-04-07 00:50:48 | 辛口な月評
さっきから粘っているのですが、注文できませんThink Padが。。

買おうかどうか、さんざん迷って、やっと購入ボタンをポチッと押したというのに。。

いつになったら、つながるのやら。

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黒川紀章氏都知事選出馬

2007-02-22 22:19:16 | 辛口な月評


黒川氏都知事選出馬

らしいです。
最近やたらとメディアへの露出が多いように感じていたら、こういう事だったのですね。。
つい先日も、国立新美術館でお見かけしたものだから、妙に気になっています。

石原さんが親分肌で「俺についてこい」タイプだとしたら、黒川さんこそ超ワンマンで有名だから、黒川さんに都知事が変わったところで、東京が変わるのかどうか。。

個人的には、建築家が知事になって、日本でもクリチバみたいな事ができたら、すばらしいことだと思う。

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新建築2005年12月号 「川崎のハウス」

2005-12-03 01:46:35 | 辛口な月評
現物見てないので、本当は現物を見てから書きたいのですが、そんな特権は私にはないので、そのまま書き出します。(実際、新建築の月評書いている人だって、現物を見てる人が少ないし・・・。)

というハンデがあるので、建物中身の評論は来月号の新建築に譲るとして、気になったのは、西沢(兄)大良さんの文章である。

「屋外のコンテクスト、室内のコンテクスト」と題された川崎のハウス建設に絡む四方山話がずらずらと書き並べてある。
集合住宅と戸建住宅が混在する町だとか、だいたい集合住宅は間知石の擁壁で造成されたところに建っているだとか、計画地がちょうどそれらのノードにあたる角地だとか・・・。

そこで、こういった周辺のもろもろのコンテクストを住宅に取り込んだのだという。「施主の希望は二世帯住宅だったが、それをふたつの住戸による最小限の集合住宅のようなものと考えて、独立住宅でもあり、集合住宅でもあるような建物を作ろうと考えた。」

西沢(兄)大良さんは、硬派な論客としても知られるし、いろんな意味で、建築に対して「熱い」人だと思っていたのだが、これを読んで、実際の矩形をみて、げんなりした。。

「そのまんまじゃん。」

ある意味、すごく日本人っぽいなあ、と思うのは、コンテクストを読み解いて、それをまじめにそのまま建物に取り込んでしまうという律儀さである。

そこには、集合住宅と戸建住宅というスケールの違いは存在しない。
「2階建て」、「ふたつのフロア」、「間知石の擁壁(わざわざ宅造申請までしている。。)」、「共用階段」などなど、というキーパーツを盛り込んだ、ごった煮住宅ではないか。

「だから、何ナノ?」

素朴な疑問である。

計画地の様々なコンテクストは分かる。しかし、建築に求められるのは、そういったコンテクストをどう消化して、建築の「空間」として還元するかということなのではないだろうか?
それが、ライトルームと呼ばれている、明かり取りなのだろうか。反射フィルムを張ったハチマキ状の外観なのだろうか。否。。

もろもろの要素をそのまま取り込んだだけでは、コンテクストを解釈したことにはならない。それはただの「言い訳」である。

だからかどうだか知らないが、「~してみた。」という語尾表現がやたらと目に付く。

間知石の台座の上に建物を乗せてみた。
家具、家電と室内の色艶を揃えてみた。
壁面の凹凸を家具と揃えてみた。

「だからなんなんだよう。。」
ナニナニしてみた。だけじゃあ分からないではないか。。そこのところを突っ込んで欲しい。

ここでやりたかったことは、「ミニY町」を作ることだったの?
何をやりたいのか全くわからない。

ちなみに、家電と仕上のツヤを合わせても、所詮材料が違うから、全く同じにはなり得ない。つまり同じには見えない。。色艶合わせりゃ、違和感がなくなるのか?
なんとなく、無駄な抵抗に思えるのは私だけだろうか?
ますます設計の意図が分からない。

結果、出来上がった建物はなんとも言えず冴えない外観(P129の北東全景)である。間知石の擁壁が周りとの断絶を生んでいて、とってつけたような違和感がある。
周辺環境を取り込むなら、もうちょっと方法があったのではないだろうか。。

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ダメダメの理由

2005-11-14 23:02:32 | 辛口な月評
この写真みると、ダメダメの理由が分かるでしょ。。


え、わからない?

・・・。

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ドラゴン

2005-11-14 22:57:55 | 辛口な月評
国立国際美術館に行ってきました。
あるセミナーが大阪であって、それを聞きに言ったついでに見てきました。。

それにしても、なんなんでしょかこれ?
目立ちさえすればOKなら、はっきし言って、そんじょそこらの建築学生のほうがマシなものを作りそう。。
C・ペリーは基本的にリスペクトなのですが、これはなんだかな~。。こういうものが巷にあふれると悲しくなるのは私だけでしょうか?
100歩譲って、建物の大部分が地下に埋没するというコンテクストと、美術館というプログラムから、どちらかというと彫塑的でモニュメンタルな外観が必要とされたとしよう。。
それにしたって、ちょっとぐらい機能があってもいいんじゃないかい?
ドラゴンの中はガラス張りのせいで、蒸し風呂状態だしさ・・・。換気とかさ。。

カラトラバのだって動くんだぜ。。



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微妙な資格 つづき

2005-10-28 22:30:58 | 辛口な月評
先日のVEリーダーの登録証が届きました。
それにしても、切ない。。大きさ、紙質はビール券と同じかやや劣るくらい。
これじゃあ、どこかのデパートの商品券みたいじゃあないか。。と憤慨することしばし。。

そこで、ハタと気がついた。
そういえば、これはVEの登録証だったんだ。
なるほど、道理で簡素な訳だ。
要するに「VEリーダーに登録しましたよ」っていうことを伝える機能さえ持っていれば、紙質とかデザインなんかのクライオリティーはその次な訳だ。

うーん、徹底している。。
ちょっと、反省。いい勉強になりました。

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