TATSURO SHIBUYA + ARCHITECTURE LANDSCAPE DESIGN STUDIO

アーキテクチュアは建築、ランドスケープは景観。風景を生かす建築環境デザインに取組んでいます。

愛知県緑化センター その2

2005-09-24 13:25:06 | サステナブル建築
建物の中も、緑で埋め尽くされています。
エアコンなしでも、「涼しさ」を体感できるほど。それにしても、1975年に建てられた建物なのに、今でも十分かっちょ良い。

「アトリウム」というとちゃちく聞こえるけど、どちらかというとロンドン郊外にあるキューガーデンのガラスの温室の緑を少なくした感じ。。中にも水が流れていて、魚がいたりして。。これで小動物がいれば、ラピュタのワンシーンに出てきそうな雰囲気です。

現在、落雷による機器トラブルでレストランは休業中ですが、ピクニック気分でお弁当を持って行けば、なんら問題はないと思います。

それと、何といっても「緑化センター」ですから、建物の周囲に広がる、50haもの広大な自然林やバラ園、日本庭園などなどを見て周れば、軽く半日は過ごせます。

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愛知県緑化センター その1

2005-09-24 13:10:12 | サステナブル建築
名古屋近辺の建築を万博ついでに見てきました。。
中でも、前々から見たかったのが、瀧光夫設計の「愛知県緑化センター」(1975)

築30年の建物は、緑の中に埋もれていました。
こういうのを見てしまうと、つくづく建物のデザインなんて、自然に適わない事を実感させられます。
設計者の意図とは別に、30年という月日がエイジングとして建物のデザインに生きているようで、すっかり魅了されました。
ケヤキが建物の天井を突き抜け、アプローチには真っ赤なサルビア。RC打放しと、ダークブラウンのH鋼という武骨な建物を緑が引き立ててるみたい。

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