コロナの影響でウッドショックに始まり、さまざまな建設資材の高騰と資材不足が続いています。
追い打ちをかける半導体不足。。
サッシがないとか、ダウンライトがないとか、、すこし前では考えられないような状況にあります。
いままでは数日前とか1週間前に手配すれば間に合ったものが、1ヶ月前でも間に合わない。
重ねて職人不足により、工程が読めないという。。
取組んでいる平清水の家もようやく足場が組まれ、建て方を迎えます。
建築設計において、建て主さんの考えが変わったり、プランの変更はつきものだと思っています。(とはいえ、常識の範囲内で、、)
とことん、話し合って、納得いくプランを実現することが職能のひとつだと思って取組んでいますが、上記のような状況で、ほんのすこしの変更が思っている以上に設計や工事に及ぼす影響が大きくなっています。
これまでは、変更に合わせてすぐに追随できたのですが、
設計段階でも変更があれば、図面の修正や見積にこれまでよりも時間がかかるし、現場で変更があれば、基礎屋さんや足場屋さんの都合で簡単に工事が1ヶ月先に延びたりしてしまいます。。
友人や知人の近況を聞くと、私たちだけでなく、業界全体がそのような状況下にあるようです。
設計内容の確認や現場での確認など、これまでも徹底して現場主義でしたが、このコロナ禍で、これまで以上に建て主さんとの信頼関係やコミュニケーションが大切になってくると思います。