山形を拠点に建築とランドスケープの設計をしています。
山形市に寄贈された旧木村邸の土地と建物を活用した3つの蔵と広場からなる複合商業施設。
山形市中心市街地活性化基本計画において、街なかの「にぎわい拠点」に位置づけられ、街なか観光推進の一翼を担います。
土蔵は旧木村邸の座敷蔵を耐震補強しクラフトストアとしてリノベーション。土蔵を挟むように配置した2棟の石蔵は駅西再開発で解体され、保管されていた旧半田商店の石蔵の中川石を再築してレストラン、ホール(2023年から榮玉堂カフェさん)として活用しています。
建物に沿って設けられた芝生広場には残った中川石を敷石として再利用しています。街なかにオアシス的なスペースを提供するとともに様々な催しにも活用可能です。素敵な写真は志鎌康平さん(六)の撮影。
gura-yamagata(グラ・ヤマガタ)/山形市/2017