解放若桜町研究集会が開催されました。
受付の時間が開会の時間と思い込んでいて、一番に会場入りしました。今年は、人権標語を募集していたようで、800点を越える作品の中から最優秀賞、優秀賞の表彰がありました。小中学生や一般からも応募があったそうですが、一般は、11名の応募だったそうで、少しさびしい思いがしました。そのうちの1人は僕です。実名で恥ずかしいのなら、仮名でもたくさんの人が参加できるといいのになあと思いました。あいさつ、基調提案があり、堀内 佳さんの人権コンサートを聴きました。
1歳の時から全盲になり、様々な経験をされて現在に至るまでに、その都度、作詞・作曲されてきた歌を聞かせていただきました。心の眼で見られた歌詞がたくさんあり、全盲なのかと疑うほどの情景描写で、全くハンディキャップを感じさせない歌ばかりでした。堀内さんの言葉の中に、「自分のことを認めて、自分を好きになることを伝えていきたい」と言われていました。とても共感しました。そのことから、人権教育は始まると思います。心から「自分は幸せだなあ」と思える人生を送る人が増えてほしいなあと思います。
この公演を聞いてもらいたかったなあと思う人が何人か思い浮かびましたが、そういう方に限って、参加されない状況なのが、つらい現実です。こういったよい場を継続して、よりたくさんの人にも理解してもらい、差別のない社会にしていかないといけないと感じました。
堀内 佳さん、また、この行事の関係者のみなさん、ありがとうございました。