「性別による無意識の思い込みを意識する」と題して、鳥取県男女共同参画センターよりん彩、男女共同参画推進コーディネーターの澤田真美さんの講演を聞きました。
アンコンシャス・バイアスが氷山の見えない部分に多く潜んでいるので、ここを意識していくことで、差別や偏見をなくしていく社会にしていくことが重要だということが分かりました。また、その中で、「人権」とは、相手を思う気持ちと解釈していたのですが、その上をいき、やさしさがかえって差別を生むこともあるということを示唆され、「人権」とは、人が生きる上で様々な権利を有する具体的なものということが分かりました。例えば、セクハラなどは、心を傷つけることが重要なのではなく、安全安心のもとに能力を発揮する場を奪うことが問題だと言われ、納得させていただきました。労働権、人格権の侵害が問題なのだそうです。
個人の意識を変え、仕組みを変えるような行動をしていけば、社会が変わってくるということなので、一歩ずつでも行動に移していきたいと思います。