特別委員会がありました。
定常化分科会、強靱化分科会の活動報告があり、今後の進め方について協議されました。
定常化分科会では、町立のニセコ高等学校の取り組みや地元に必要な人材のリクルート、プロ野球球団と連携してのまちづくりなど、先進的な取り組みから学ぶこととして、各地域がビジョンを考えて実現化していくことを県が支援していく形。また、県内8町長との意見交換では、高校の魅力化とまちの魅力化は同じになってくる。ジェンダーギャップがあることが女性、若者が出ていってしまう原因にもなっていないか。大きな企業誘致があれば働き場が確保されるといった意見が出されたようです。
強靱化分科会では、島根県、安来市で、集落毎の人口集計と何世帯の移住があればこうなるという分かりやすい目標設定を踏まえたデータ活用をすることで、地域のやる気につながるシステムは、鳥取県版を取り組んではという方向性が見えました。また、「小さな拠点づくり」で、地域の生活環境の課題を地域で解決していく取り組みで、ガソリンスタンドの存続支援制度や、デマンド交通、冬季の一時居住施設、移動販売などを取り組まれていて、参考になりました。
今後は、デジタル化をさらに進めつつ、ドローンなどの運搬、運送体制や、労働力不足を補う支援策などを考えていければという提案がありました。
2月定例会では、このような課題を整理して、中間報告をして、さらに、対応策の検討などへ進むことになりました。