政務調査に長野県にお世話になっています。初日の今日は、長野県議会でスポーツコミッションの取組について、健康づくり県民運動信州ACEプロジェクトの取組について説明をしていただきました。

77市町村ある長野県で、どこでどんな合宿ができるのかの一覧表にされていて、とても分かりやすい合宿ガイドを作られているのは使いやすいと思いました。コロナ禍は、かなりの減少だったようですが、今年はかなり回復してきているようです。スポーツだけでなく、吹奏楽や勉強合宿などにも着目されていて、冬場の宿泊施設の多さをうまく夏場でも活用されていました。最近は、サイクルツーリズムに力を入れられていて、鳥取と同じような取り組みをされていて、逆に参考にさせてもらっていると言っていただきました。
また、健康づくりの取組で、Action(体を動かす)、Check(検診受診)、Eat(健康に食べる)、世界一の(ACE)健康寿命を目指す思いを込めたプロジェクトで、平成26年から続けておられるそうです。すぐには結果は出にくいと言われながらも、要介護度をもとにした「健康寿命」の数値で、男女とも全国1位に返り咲かれていて、今後も引き続き取り組みを進めていかれるということでした。課題となる働き世代の死亡率の数値を気にかけられ、県内事業者に3人1チームでの歩数を競わせたり、塩分や野菜量の基準をクリアしたACEメニューや弁当などを提供するように、飲食店やスーパーなどに呼びかけたりして推進しておられました。
課題を分析して、分かりやすい取り組みから課題解決していけるように、県民へ広げていく必要性を感じました。
