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瀬谷市民の森、木々に囲まれて白い花が咲いていた。
仲間と歩いていて誰も名前が分からなかったのだけれどマルバフジバカマだった。
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市民の森で見たマルバフジバカマ(キク科)をブログの記事にしたのは、もう5年以上前のことだった。
増えてはいないけれどいまもなお残っていたのだ。
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20個前後の筒状花からなる頭花が集まって花序を作っている。
そこに蚊が止まって熱心に蜜を吸っていた。ヒトスジシマカ(ヤブカ)だろうか。
触角の形から雄のようだ。
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こどもの国ではカラスウリが蔓や葉を延ばしている中に白いノギクが咲いていた。
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カントウヨメナ(キク科)のようだ。
ここにもヤブカが止まって筒状花の蜜を熱心に吸っていた。
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こちらは雌のようだ。
蚊は雄も雌も花の蜜や樹液を吸って生きているのだ。
しかし産卵前の雌だけは人や脊椎動物の血を吸う。
タンパク質を補給して元気な子供を産むため、とチコちゃんが言っていた。