横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

白花もある

2018-10-26 05:57:07 | 日記



我が家から少し北の方へ行ったところ上瀬谷の畑あたりにはコセンダングサが繁茂している。






コセンダングサというと普通は筒状花が多数集まった頭花で、その点ではアザミに似ている。

近所では小さな舌状花が付いているものも案外よく見かける。
ところがここでは、しっかりした白い舌状花がついている。






シロバナコセンダングサとかコシロノセンダングサなどと呼ばれるものだろうか。
同じ場所に舌状花がないものも、小さくついているものも混じっているので、品種を区別するものなのかどうか。






虫たちは、そんな区別にはお構いなしで、蜜のあるところなら大歓迎だ。
イチモンジセセリは長い口吻を使ってゆっくりと。






セイタカアワダチソウにもいたオオハナアブがやってきた。花がいっそう小さく見える。
こちらは口吻がないので口器を使って蜜を舐める。






ヒメアカタテハも小さな花にしっかり止まって食事中。
虫はたくさん来るけれど花のレストランの座席もたっぷりある。




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紅い

2018-10-25 05:01:11 | 日記



窓の外をトンボらしいものがたくさん飛んでいた。
速くて何か分かりにくいが、そのうち軒下の樋に止まったのがいる。






うんとズームして見るとアキアカネのようだった。






高校の向こう側でもアキアカネがたくさん飛んでフェンスの上で日向ぼっこをしているのもいた。
撮ろうとすると飛び立つが、またすぐに戻ってくる。






生け垣の葉っぱの上にはウラギンシジミの雌がいた。
これも日向ぼっこなのか。






しばらくすると茎の方に移動して蟻と対峙する。
翅の表側は銀色というか真っ白。鼻の先と脚に入った紅色が可愛い。



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アキノキリンソウと・・・

2018-10-24 06:59:00 | 日記



渋沢丘陵で1か所だけアキノキリンソウが咲いていた。
久しぶりに見た気がする。






茎の先に黄色い頭花が多数ついている。
頭花はキク科の花によくある筒状花と舌状花の組み合わせだ。舌状花の数は多くない。






家の近くではセイタカアワダチソウが旺盛だ。
アキノキリンソウとちがって、この花は毎日のように見ている。






セイタカアワダチソウはアキノキリンソウ属なので一つ一つの花はアキノキリンソウに似ている。
しかしアキノキリンソウよりずっと背が高く茎から枝を多数出して、それぞれに花いっぱいだ。






花いっぱいということは蜜が無数にあるということか。
ミツバチなどいろんな虫たちのレストランとして人気がある。






オオハナアブもやってきた。ずんぐりして体長1.5cm以上となかなかの大物だ。

虫が来ているということは風で花粉が飛ぶことはなく花粉症の原因にはならない。




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ミゾソバとサクラタデ

2018-10-23 06:52:11 | 日記



渋沢丘陵。やまばと学園から少し入ったところにイヌタデに混じって白い花が咲いていた。






白花のミゾソバだ。淡紅色のミゾソバが多いので白花は久しぶりに見た。






何か動くものがあるのを仲間が見つけて、探すとセスジツユムシがいた。
ほかにもいろいろとキリギリスやバッタがいそうだなと思いながら歩き始めた。






栃窪神社の近くで昼食をとって、ふと近くに目をやると淡紅色の花が目に入った。






ミゾソバかと思ったが葉の形が違う。
茎も40cmぐらいに直立していてサクラタデのようだ。






雌しべの柱頭が3裂して長い。雄しべは8本あった。
蜜が甘いかアリが来ていた。



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木の実あれこれ

2018-10-22 06:31:56 | 日記



渋沢丘陵で林の傍の道を歩くと小さな赤い実が房になっている木をたくさん見かける。






ガマズミ(レンプクソウ科)だ。以前の分類はスイカズラ科としていた。
鎌酸実と書くぐらいだから酸っぱいのだろうが、良い色の果実酒になるそうだ。






こちらは小さな実が球形に固まってついている。
サネカズラ(マツブサ科)だ。美男葛とも呼ばれる。
小さな実の一つをちょっと食べてみたが、甘くも酸っぱくもなかった。






ガマズミやサネカズラと違って一つだけぽつんと小枝から下がった実があった。ツリバナ(ニシキギ科)だ。
マユミやニシキギなどの仲間で、熟した果実は開いて5個の種子が顔を出す。1個しか残っていなかった。






渋沢丘陵でも思わぬ所に生垣があって、面白い実が生っていた。
果柄に赤い台座があってその先に薄緑のボールがついている。イヌマキ(マキ科)だ。






赤い果床の先に付いているのが種子の部分だ。
果床はさらに熟して黒くなるのだが、鳥たちはこの実のどの部分をどのように食べるのだろう。



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