どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

月食

2011-12-07 17:13:31 | インポート
12月10日に月食がある。夜中の11時から12時にかけて皆既月食になる。週間天気予報では、盛岡は降水確率が30%でもしかするとみれるかもしれない。上空で観測できるので、条件がとてもいい皆既月食のようだ。
前回は2010年12月21日だった。この日は曇りでさっぱり見えなかった。特に日没直後からはじまるので、水平線近くの雲はどうしても厚くなってしまう。夜中に雲間からうすぼんやりと欠けた月が見えていたが、せっかくの皆既月食はみれなかった。
2011年6月16日にもあったらしい。これは早朝で皆既月食になるのは午前4時と、観察には適していないものだった。しかしこの6月はニュースとかで盛り上がらなかったように覚えている。どうしてかと考えたら答えは簡単。骨折で入院していたからだ。
個人的にオカルトは好きだ。大好きだと言っても良い。しかしネタとして好きなだけであって信じてはいない。だがさすがに年に三回も月食があるのに、不安を覚える。
現実には月食と地震の間には相関関係はない。もうすこし穏やかに言うとすれば、あるのかもしれないが科学的に明快なデーターが存在しないので、月食があったからといって地震が起きるとは限らない。ただ太陽と月という相対的に大きな天体の引力が何らかの影響を与えるのかもしれない。もしかするとこれで起きる大潮が原因なのかもしれないし、月食のときに開いた地獄の釜から邪悪なものが立ち上るからかもしれない。
これは満月・新月の前後に地震が起きるという話しもそうだ。前後三日間に起きる確率を考えると、期間14日でゾーンが広すぎて因果関係がとれない事になる。
さて東日本大震災以来、日本全国桶のたがが外れたみたいに全国で地震が発生している。代表は長野県北部と静岡県だろう。そこに茨城県沖とか宮城県沖とか、地震が起きるのではないのかと言われ始めている。民間会社で12月にマグニチュード5以上の大きな地震があるかも知れないという予想を出した所があった。また気象庁が今月14日までのあいだに宮城県沖でマグニチュード7程度の地震が起きる確率を15%と発表している。
卵が先か鶏が先かというのはあるが、一年で三回も皆既月食があった年だ。不安にはなる。
なお今回の皆既月食のあとは2014年までない。そこで過去と未来の皆既月食を調べてみると、割とある天体ショーのようだ。2003から04年の二年間に4回、07から08年の二年間に3回、14から15年の二年間に4回、18から19年の二年間に3回ある。かなり頻繁にあるようだ。あまり気にする事は無さそうだ。
それでも不安になる。なにしろ2012年世界大政治ショーが待ち構えているからだ。こちらの方がかなり怖い。


このところの雑感2

2011-12-07 02:56:58 | インポート
このところのニュースから、気になっているけどまとめて話すほどの長さはかけないのを、まとめて雑感と書いている。
まずは総務省の電波オークションが頓挫しそうな件について。
この問題で一番大きいのは、現在900M帯の電波を使っている中身だ。運送やタクシーの運行管理や行政防災無線に使われているのだ。ということはこれは携帯で代用出来ないのか?スマートフォンでそういったシステムを作れば良いだけの話しで、もしかするといまよりいいシステムを簡単に安く作れるかもしれない。なので現在この運行システムを管理している会社などは、オークションで電波をとった通信会社が、引き取る形にした方が早いだろう。これで天下り先も確保しつつ、早く電波を使いたい会社が必死で新システムを作り上げてしまうだろう。あとはそのシステムにイチャモン付けながら暮らせば良いのだ。まあ長続きはしないのは確かだが。
今は汎用品をうまく組み合わせて使うのが基本だ。専門システムはよほど特殊でない限り必要がない。
防災行政無線は、今回の震災で逆に弱点がよく分かった。これもケータイと衛星ケータイと太陽電池の組み合わせとかいろいろ考えられるだろう。ソフトウエアーで簡単にできるのではないのか?
実際ケータイメールで防災情報を発信している自治体がある。このシステムを発展させ緊急時に電波を確保して一斉に避難情報を送るとかも考えられる。
ネットオークションで電波使用料をとるのいいが、システムを見直すことは正しいと思う。

次は沖縄防衛局の田中聡局長発言問題。これで防衛省一川大臣が辞任に追い込まれそう。とはいえこの大臣、シビリアンコントロールの意味が分かっていないと、右翼から嫌われている。私からみてもどうかと思う人物だ。
軍隊に対しては徹底的なプラグマティストでなければ大臣は勤まらない。プラグマティストであるためには過去から現在までとその未来まで、リアルに掴まなければ行けない。そういった人物ではないのだ。一川大臣は。
さて琉球新報のその第1報から

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-184598-storytopic-3.html


私もかなり驚いた記事だった。だが現在はかなり冷静に考えられる。確かに女性蔑視だし、海兵隊のレイプ事件で泣いてきた沖縄を考えると不適切だ。これは間違いなく確かだ。酒を飲んでいたのだろうが、まずアウトだ。もちろんこれはオフレコの懇談会だったからこんな大胆な発言も出たのだろう。女性記者がいなかったのかもしれない。
だがよく考えると、元田中聡局長はかなり沖縄の立場に沿った発言をしていると思う。国の方針に対してほぼ反対と言っているのだ。その発言「犯す前に、犯すぞといいますか」だが、その辺野古の環境調査の発表は内容が偏っていると言っているようなものなのだ。彼は明らかに辺野古に基地は作れないと考えている。
この意味で、一川大臣はシビリアンコントロールに完全に失敗している。そして元田中聡局長は二重にアウトだ。
軍人として、問題なのだ。かなり勝手な発言であった、そう判断出来る。
さて琉球新報の件ではオフレコ違反をしている。そういえば鉢路さんの件も地方発だった。これはなぜかと言えば、地方の報道は中央とのしがらみが少ないからだ。今後こういった事が増えるだろう。いいことだ。

次は熊からセシウムが出た件。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20111206_4

野生動物からセシウムが検出されている。これは予想出来る事だ。チェルノブイリではこれが問題になった。ドイツでは現在でも野生動物の肉の流通が禁止されている所があると聞いている。
現在イノシシやシカから基準値超えが報告されている。
実はここで問題なのが、シカやイノシシが増えすぎて困っている状態でこれが起きているのだ。動物愛護の視点からは殺すのは間違っているが、農作物の被害が大きくなりすぎている。イノシシでは軽自動車にぶつかって車を横転させる事故が起きた。現在イノシシは宮城県まで北限が伸びている。シカは全国区で問題になっている。
そこにだ、銃刀法の規定を厳密化させている行政がある。新規のハンターに対して厳しい規定を設けている。そして今までも免許を持っていた人物からも取り上げる方向で動いている。
結果何が起きているかと言えば、猟銃保持の免許を持っている人が高齢化そして減少している。そしてよくある猟友会への害獣駆除依頼もボランティアだ。
何をいいたいかといえば、少ないマニアを動かすためのインセンティブとしての、野生動物の肉に全く価値がなくなってきているのだ。そこに高齢化も加わっている。更にだ、更になのだが農産物として流通させるためには、原産地保証というハードルが待ち構えている。どうゆう事かと言えば、野生動物に管理履歴が無いと流通出来ないのだ。この意味は凄まじい。確実に言える事なのだが、岩手山でとれた熊が秋田生まれである可能性はある。そしてその熊が青森にいた可能性もある。宮城にいたかもしれない。なぜか野生動物なのに家畜と同じ基準が必要なのだ。そして魚とは違うのだ。
これではもう、害獣対策なんてしばらく出来なくなるだろう。

次はフランスの原発にグリーンピースが入ってイタヅラした事。
多分グリーンピース発足以降最大の成果。グリーンピースが反原発・原爆運動だったという事を久しぶりに思い出した。この衝撃は原発の存在を知っている人間にとっては、すごい事だ。彼らの主義のために単なるイタズラで済んでいるが、冷却水循環ポンプやそのパイプに重篤な損害を与えれるテロが可能だと示したのだ。
もうどうしよう。軍隊が駐屯するしか無いのだろうか。やっぱり原発は無い方が良い。コストが凄まじい。
とりあえず日本政府は、グーグルに日本の核施設の写真にモザイクをかけるように要請するべきだろう。これらの情報ジャジャ漏れ状態は異常だ。とはいっても遅きに失しているが。

いろいろ気になっているが、なんとなくやり過ごしている。そういった状況なのだが、本当に社会がどう変わらなければ行けないのか、真剣に考えなければ行けないようだ。なんとなくこうしてまとめてゆくと、そういった問題がグルグルしているだけの、自分がいるように思う。