どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

やれば出来る岩手県・環境放射能水準調査

2012-06-22 02:26:31 | インポート
さてこのところ放射能話題が多いが、今回はちょっと心温まる話し。
文科省の環境放射能水準調査を岩手県では受けて調査をしている。しかし発表がムチャクチャ遅い。規定では例えば4月中に貯めた降下物を5月に測定し、6月上旬までには発表しなければ行けない。それが守られていないのなんのって、このブログでもギャーギャーわめいていた。なんで遅いのかと聞いた所、降下物に含まれる雨や雪を取り除くのに時間がかかるからと言われた。確かにそうだろう、鍋で煮て乾かすわけにはいかないからだ。しかしだ、いくら何でもそれで一ヶ月かかるとは思えない。それに降下物の測定だから揮発性の物質は考慮にはいっていないハズだ。煮るとまでは行かないが、取り除く方法はあるだろう。
さて6月19日発表で5月の環境放射能水準調査速報6月21日にネットに出た。これはすばらしい。前回の4月速報が6月6日発表でネットにアップしたのが12日だろうか、その前の3月はネットにアップするのが遅すぎるとしか言いようの無い5月下旬だった。これが大幅に短縮している。やれば出来る岩手県。
さて今回の結果だが5月には放射能セシウムが合計4.26Bq/㎡、セシウム134で1.81Bq/㎡、セシウム137で2.45Bq/㎡降った。134と137の比率から新たに発生したものでは無さそう。あとガレキから出た放射能ではない。あったとしても降下物に影響する量かどうか怪しい。
さて盛岡でも11月と3月4月は降下物中のセシウム濃度が高かった訳だが、この時期は乾燥して風が強い。やはり風で土ぼこりが舞い上がって降下物に含まれていると思われる。
ここからは土ぼこりだと断定して考える。土ぼこりだと粒径が大きいので今売られている通常のマスクで十分となるだろう。その上で乾燥注意報が出ている季節はマスクで外出すれば安全性が大きくなるだろう。その上マスクで風邪にかかる事も少なくなる。その季節はなんと3月4月11月だ。もしも放射能が怖いのなら、盛岡ではこの辺りを気をつけていれば大丈夫だろう。乾燥注意報が出やすい季節と状況で判断すると、もっと快適にすごせられると思う。雨が降った次の日とか、だ。
本当は来年度までのデーターがそろわないと言えない事なのだが、昨年のデーターを見て大体そうかなと考えている。
この5月のレベルだが、60年代の空中核実験が盛んだった頃のレベルだと思って欲しい。実際の所食品の放射能レベルとか全く無頓着な時代であった。それでもこの年代生まれの発ガン率が突出して高いとかは聞かない。もちろん現在よりも科学と医学と統計が進んでいなかったから取りこぼしているダケなのかもしれない。