昔書きましたが、意味ありません。北東北3県には鍋はあっても、芋の子を特別にする汁はないはず。理由は寒くて里芋が取れなかったから。岩手県だと北上市近辺。秋田だと横手近辺が北限だったと思います。ただ今現在では品種改良と資材の発達もあり、青森県でも里芋は作られています。
さて芋の子汁戦争がツイッターで始まっているようです。
ここで芋の子の説明。里芋の親種を植え付けるとそれがもの凄く大きくなります。これが芋頭。その脇に子芋が出来るのですが、そのサイズの大きいのは里芋として保存されます。ただ里芋は長期の保存性が悪いので、がんばっても保存が難しい「芋の子」をさっさと食べてしまおうと言うのが芋の子汁でしょう。
さてこの「芋の子汁」ですが、私は基本的に仙台が発祥だと思います。理由は余りにも独自だから。なんで廣瀬川の川原で薪で焚いた鍋なの?ここがポイントです。何かあったんでしょう。上野の山のお花見みたいな理由があったんでしょう。ただ更にポイントなのですが、肉はどうしたのかです。
さてここはスルーします。マジメに考えても意味がないです。ある部分で近代でないと成立しない所があります。まず肉ですね。次がなんでわざわざ外で飲食するのかです。ここが実は大きいと思います。
仙台に芋の子があったとして、肉があったり屋外飲食となれば、もう少し自由な時代、戦後になるのかと思います。
その前にいっておきます。多分士族の風習にしては奇妙だと言う事。彼らは風流でやる事はありますが、格が下がるこういった飲食はこのまないということです。そうすれば町民等もそうだったと言えます。農民とかそう言った話しです。だから農民がやっていたとは思いますが、それが一般化するためにはそう言った格差が無くなった時代と考えるべきと思います。
なので現代的芋の子汁は昭和初期か、戦後にはじまったもの、その程度だと思います。伝統食と言うには新しいように感じます。多分山形と仙台はそんなに違わないと思います。仙台が古いかな~と言う程度です。
言い切りますが、ピクニックとかが流行った時代に仙台・山形で流行しただけで、そっから文化になったのだが、山形の観光化したのを、仙台がきらっているだけだと思います。
ただこの鳥・豚論争は面白いです。ヤマドリでなければいけないと言う人がいるようですが、多分これは芋の子汁会の枠に入らないと思います。多分ヤマドリ鍋です。そんな高級な話しではありません。ブタ肉の代わりにイノシシの方がまだ言い切れますが、多分ボタン鍋でしょう。江戸時代の芋の子はそうだったかもしれませんが、食べられる人数がどうなるのか?特にヤマドリだと10人分鍋に出来るかどうか。イノシシはともかく、多人数で囲めるイメージはないです。
味は基本的に、味噌の作り方によると思います。仙台味噌だとブタがあうが、鳥だとイマイチだと思います。山形でも醤油地域と味噌・ブタ地域では味噌が違うのではないのでしょうか。山形の米沢のように、町おこしの所がある芋の子もありますが、牛肉は醤油の方があっていると思います。
なお山形芋の子汁の具材は、棒タラ説もありますがこの説をとると江戸時代前に飛ぶのですが、棒タラの取り扱いのめんどくささから、屋外で食べるものではないと断言します。料理屋の食い物です。京都ではおばんさいで有名なものです。汁たっぷりに仕上げるのでしょう。裏日本文化でもあります。
どちらにしても、川原で薪で焚いた鍋を食べる事は年々難しくなっています。消防法と国土交通省が敏感だからです。薪を手に入れるのも実は難しい時代です。その中で文化が継続され残ってゆくのはいいことです。
そして味噌+醤油のアレンジもでてきました。これは当然です。鳥でも豚でも牛でもおいしく食べられる可能性が広がるからです。
ネギもそうです。薬味のネギと煮込みのネギを同列に考えてはいけません。東北のネギはその中間のネギです。切り方が問題ではありません。ネギをいつ入れるのかが問題です。
コンニャクなのですが、正直な所下ごしらえをするかどうかです。切ったものでもキッチリ下ごしらえすれば良いだけの話しで、屋外のナベだからちぎった方が表面のギザギザが増えて味がしみ込むかと言えば、そうではありません。準備はしておいた方が良いです。それって何時間で炊くの?そう言った話しです。白滝だって水に曝しますね。
ということでこのネタなのですが、やっぱり面白い。だが、仙台・山形論争であって北東北3県を巻き込むなと言いたい。それ以前に秋田の家庭料理の鍋がうまい。ここは真面目に考えるべき。本家争いは醜い。
最後だが、仙台って本当にウザイんだ。マジで。もう東北の中華思想みたいなもんで、大体そう。それが田舎もんの食いかたして本家とか言うのは、まずウザい。そう言う私は、青森出身で芋の子汁ってなかった人ですから、理解出来ない争いです。
とツイッター的な発言をしつつ、S君のあの強烈な反発は今でもあるのかと驚いています。今でもよくわかりません。
PS
なお、川原でのBBQに関して反対意見ですので、当然芋の子汁は反対です。薪にも反対です。
ただどちらでもゴミの管理はキッチリと。そこはゆるゆるお。
さて芋の子汁戦争がツイッターで始まっているようです。
ここで芋の子の説明。里芋の親種を植え付けるとそれがもの凄く大きくなります。これが芋頭。その脇に子芋が出来るのですが、そのサイズの大きいのは里芋として保存されます。ただ里芋は長期の保存性が悪いので、がんばっても保存が難しい「芋の子」をさっさと食べてしまおうと言うのが芋の子汁でしょう。
さてこの「芋の子汁」ですが、私は基本的に仙台が発祥だと思います。理由は余りにも独自だから。なんで廣瀬川の川原で薪で焚いた鍋なの?ここがポイントです。何かあったんでしょう。上野の山のお花見みたいな理由があったんでしょう。ただ更にポイントなのですが、肉はどうしたのかです。
さてここはスルーします。マジメに考えても意味がないです。ある部分で近代でないと成立しない所があります。まず肉ですね。次がなんでわざわざ外で飲食するのかです。ここが実は大きいと思います。
仙台に芋の子があったとして、肉があったり屋外飲食となれば、もう少し自由な時代、戦後になるのかと思います。
その前にいっておきます。多分士族の風習にしては奇妙だと言う事。彼らは風流でやる事はありますが、格が下がるこういった飲食はこのまないということです。そうすれば町民等もそうだったと言えます。農民とかそう言った話しです。だから農民がやっていたとは思いますが、それが一般化するためにはそう言った格差が無くなった時代と考えるべきと思います。
なので現代的芋の子汁は昭和初期か、戦後にはじまったもの、その程度だと思います。伝統食と言うには新しいように感じます。多分山形と仙台はそんなに違わないと思います。仙台が古いかな~と言う程度です。
言い切りますが、ピクニックとかが流行った時代に仙台・山形で流行しただけで、そっから文化になったのだが、山形の観光化したのを、仙台がきらっているだけだと思います。
ただこの鳥・豚論争は面白いです。ヤマドリでなければいけないと言う人がいるようですが、多分これは芋の子汁会の枠に入らないと思います。多分ヤマドリ鍋です。そんな高級な話しではありません。ブタ肉の代わりにイノシシの方がまだ言い切れますが、多分ボタン鍋でしょう。江戸時代の芋の子はそうだったかもしれませんが、食べられる人数がどうなるのか?特にヤマドリだと10人分鍋に出来るかどうか。イノシシはともかく、多人数で囲めるイメージはないです。
味は基本的に、味噌の作り方によると思います。仙台味噌だとブタがあうが、鳥だとイマイチだと思います。山形でも醤油地域と味噌・ブタ地域では味噌が違うのではないのでしょうか。山形の米沢のように、町おこしの所がある芋の子もありますが、牛肉は醤油の方があっていると思います。
なお山形芋の子汁の具材は、棒タラ説もありますがこの説をとると江戸時代前に飛ぶのですが、棒タラの取り扱いのめんどくささから、屋外で食べるものではないと断言します。料理屋の食い物です。京都ではおばんさいで有名なものです。汁たっぷりに仕上げるのでしょう。裏日本文化でもあります。
どちらにしても、川原で薪で焚いた鍋を食べる事は年々難しくなっています。消防法と国土交通省が敏感だからです。薪を手に入れるのも実は難しい時代です。その中で文化が継続され残ってゆくのはいいことです。
そして味噌+醤油のアレンジもでてきました。これは当然です。鳥でも豚でも牛でもおいしく食べられる可能性が広がるからです。
ネギもそうです。薬味のネギと煮込みのネギを同列に考えてはいけません。東北のネギはその中間のネギです。切り方が問題ではありません。ネギをいつ入れるのかが問題です。
コンニャクなのですが、正直な所下ごしらえをするかどうかです。切ったものでもキッチリ下ごしらえすれば良いだけの話しで、屋外のナベだからちぎった方が表面のギザギザが増えて味がしみ込むかと言えば、そうではありません。準備はしておいた方が良いです。それって何時間で炊くの?そう言った話しです。白滝だって水に曝しますね。
ということでこのネタなのですが、やっぱり面白い。だが、仙台・山形論争であって北東北3県を巻き込むなと言いたい。それ以前に秋田の家庭料理の鍋がうまい。ここは真面目に考えるべき。本家争いは醜い。
最後だが、仙台って本当にウザイんだ。マジで。もう東北の中華思想みたいなもんで、大体そう。それが田舎もんの食いかたして本家とか言うのは、まずウザい。そう言う私は、青森出身で芋の子汁ってなかった人ですから、理解出来ない争いです。
とツイッター的な発言をしつつ、S君のあの強烈な反発は今でもあるのかと驚いています。今でもよくわかりません。
PS
なお、川原でのBBQに関して反対意見ですので、当然芋の子汁は反対です。薪にも反対です。
ただどちらでもゴミの管理はキッチリと。そこはゆるゆるお。