昨日は台風由来の南風が吹き込んだが、今日は前線がはっきり出来て西側からの風が吹いた。おかげでかなり過ごしやすかったが、雨は続いていた。
今日は知り合いの塗装屋が、仙台で3ヶ月の長期出張が決まったといっていた。やはり人手不足は確かなようだ。復興のために人材がかなり不足している。だから彼らはかなり忙しい。盛岡で店舗改装をしている物件があるが、そこでは八戸の業者が来ているのだが、彼は日中弘前で仕事をして、それから盛岡に来る。盛岡に来るのは9時過ぎだ。そこから仕事をして深夜1時くらいに帰る。
八戸ー弘前は山越えでかなり厳しい。大体3時間か。弘前ー盛岡は高速で2時間か。盛岡ー八戸も高速で2時間か。もの凄く飛ばしているのだろうから、もう少しは時間がかからないと思うが、移動だけで7時間。睡眠時間は4時間だろう。
山形から日帰り出来ている業者もいる。見ている人は内装業者が多いのだが、仕事が多いのをぼやいている風もある。
その彼らのぼやきも微妙だ。地元から雇った大工が使えない、いやあれは日雇い程度だろう。そう言った声も聞こえる。
なぜそうなるのか?高齢化が大きい。今の作業に全くあっていない職人がいっぱいいると言う事だ。そして出来る職人はいまや引っ張りだこだということだ。
親方によっては、地の仕事を中心に回している所が多いが、彼に仙台の仕事が回って来たと言う事は、のっぴきならない状況なのだろう。もしかするとこれを機会によその飯を食え、と言う事かもしれない。
目出たい事だと考えよう。
深夜になり、雨はやんだ。だがまだ台風の進路にはいる。でもなんとでもなるだろう。
311の時に買ったろうそくは、まだある。