どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

ブラッックサンダーまんじゅうとホワイトロリータ・プレミアム

2012-11-17 03:51:10 | インポート
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ブラックサンダーというお菓子が今のように人気商品になった理由は、確か大学生協の白石さんのブログで取り上げられてからだ。これはスニッカーズのヌガーが入っていない、クッキークランチの入ったチョコレートだ。スニッカーズのようにヘビー過ぎず、かといってクランキーやキットカットみたいに軽すぎはしない程よい重さがいい。おまけに安い。一個30円だ。
白石さんのブログから出てと言ったが、実際大学生の間で超人気商品になった。それが周囲に波及して今日に至っている。大学生協曰く、もっと関連商品をもっていけば良かったと残念がらせるほど、関連商品が増えた。ブラックサンダーアイスなんかそうだ。これはおいしかった。
それではブラックサンダーまんじゅうが出たのだが、お味はどうか。一個100円。


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皮もチョコ味、あんもチョコ味、あんの中にチョコレートクッキークランチとクッキークランチが入っている。ブラックサンダーのコンセプトだが、チョコあんの水分に、クッキークランチ両方完璧に負けています。ベショショです。サクッとした感じがありません。
ブラックサンダーがもっさりしたらこんな感じで、食感の喜びが無いという摩訶不思議な仕上がりです。あとはただただ甘いだけです。
それでは大学生に聞いてみますと、ブラックサンダー3個の方が絶対いい。100円で10円オツリ来るし。と今の所評判が悪いです。


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さて大学生協と言う組織は面白いもので、ブラックサンダーもそうですがちょっと面白いお菓子を良く扱っています。大学生向けの高カロリーなものが多いのですが、試験販売的に入っているものがあります。今回見つけたのが、ブルボンの「ホワイトロリータ・プレミアム」です。120円とちょっとブラックサンダー4個分のお値段です。
問題なのは「ホワイトロリータ」のポジショニングです。ブルボンのこの系列商品では「ルマンド」「ホワイトロリータ」「バームロール」「ルーベラ」「チョコリエール」ともうそろそろ気がつくと思います。
田舎のお菓子です。あのお盆の際に出あうお菓子です。お盆や祭りで菓子盆に出てくるあのお菓子です。おいしいのですがそういったなんか懐かしい商品になりさがっているフシはあります。おばあちゃんのお菓子、と言いましょうか。
ここで少しだけ調べたのですが、ホワイトロリータは昭和40年に発売になっています。これは凄い事です。お菓子の世界は圧倒的に流行に左右されます。この中で生き残ったこのブルボンの商品群は尊敬に値します。そしてお菓子業界の、しかも高級洋菓子を量産化たと言う事なのでしょう。ただ今では健康指向などでもカロリーが問題になりますし、あの袋の単位が問題だったりします。



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さてプレミアムですからどうなのでしょうか。見た目は金のトレー、そして少しだけ曲がっているロリータです。記憶にあるロリータよりは少し上品な光沢です。


たまたま友人がいたので食べて感想を述べ合ったのですが、ロリータの進化系です。ホワイトチョコの粉っぽさが無くなりました。そしてクッキーがしっとりしていながらいつも通りにホロっとする感じに進化しています。あのバサっと乾いた感じが無くなっています。最近のロリータは以前の激甘ではないのですがで、少しおさえた感じがいい感じです。それでいてなんと、あのホワイトロリータの延長線上にクッキリ来ているのですよ。進化したと。
記憶の味覚をおさえながら、進化させてゆくという作業にちょっと感動しました。


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