
最近自転車が流行っていて、個性豊かな自転車が走り回っております。
で最近出没するのがコレ。現代では個性豊かすぎるとしか言いようが無い。昭和30年代のものであろうか。どこかの卸売り市場の近所の自転車屋が売ったもののようだ。
戦前のイギリス・ラーレー社の自転車から日本独自に発展した運送車。フレームの角度が多分40度を切る。サドルを固定するシートポスト(スコヤと昔はいった。英語のスクエアからの訛と伝えられる)があるので実際は40度程度だろう。あんまりにも寝ているのでシートに補強が入っている。
これまた寝ているフロントは、ハンドルから前輪軸に向かって補強が入っている。
正直な所これと同形の、郵便局の自転車がかなり近代的に見える。フレームの角度はここまでではない。
実はこのタイプの自転車。ブレーキロッド以外はまだ補修部品がある。それでまだ動いているのだが、ブレーキの効きが悪いので安全運転でなければいけない。とはいってもこの重量で、タイヤの空気圧が6気圧はいるため、いったん走り始めたら止まらないのである。昔自転車にも車検制度があったが、定期的に検査しないといけない。
乗っている人をみてみたい。多分相当個性的であろう。
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