仕事は何もしなかった。家でダラダラネットサーフィンして、卵の特売に行って風呂入って、何もしなかった。多分昨日頑張りすぎたのだろう。
何もしないというのは生産しないということになる。そう何も生産しないというのは、実はカメラマンの仕事かもしれない。結果生産になるだけで、写真撮っただけでは何も生まれない。ものを作るという仕事からはおおよそ遠い。仕事をしないのも仕事というわけのわからない言い方もある。
天気予報が外れたのだ。正確に言えば、外を見た瞬間に今日は雪は降らない、そうなっただけだ。
バッハの全集もついにカンタータにたどり着いた。BWVの1からだ。対位法の歴史を聞いている気分だ。ほんとバッハには駄作はない。だが宗教曲というのは、その歌詞とかがわからないと本当に覚えられないところはある。ポリフォニーのメロディーラインを覚えるというのは、かなり高度な技で、とりあえず聞き流している。
最近イオンとマクドナルドの業績が上がっている。イオンに関してはその売り上げより、来客数が増加しているのではないのかと思っている。どちらもつい最近まで、もうオワタと言われていた企業だ。マクドナルドは特に前年度の1月期の売り上げが異物混入事件で下がりまくったというのがあって、2014年と比べれば全く回復していないという意見もある。だがこの急激な回復はなんなのか。
ガソリンが安くなったというのが理由らしい。何しろたった半年で150円近くから99円まで下がったのだ。車での移動の負担が減って、その分ちょっとした買い物が増えたということのようだ。
そのせいかロードサイドでも紳士服は売り上げが上がっていない。その微妙な価格が重要なようだ。
その意味では、米マクドナルドと日マクドナルドの経営方針の違いという対立は、不毛だったのだろう。そもそもガソリン価格が違ったのだ。アメリカではロードサイドの出店で良かったのが、日本では都心中央からの出店という違いは、確かだったのだ。
アメリカはモータリゼーションの先進国で、さらにガソリンが安かった。日本は当時それがなかった。だから日本マクドナルドのやり方を本社も認めたのだろうが、その差が少なくなったということで痺れを切らしたのだろう。で、社長変えて、すったもんだで今に至るわけだ。
ガソリン代と旅行の相関関係は理解していたが、ロードサイド店とガソリン価格が反映するとは思ってもみなかった。
日本人てやっぱり細かいんだな。ガソリン代の値下げにあった消費行動をしているようだ。
このガソリン代とマクドナルドの法則だが、東北だと車社会に近いのでアメリカ的にガソリン代との相関は弱くなりそうなものだが、どうもそうではなさそうだ、というのが私の本当の実感です。
東北だと灯油代の値下がりはかなり大きいです。
この歳になって思うことなのだが、世の中意外性に満ち溢れているということだ。大体のところ全ては人だから起きることなで、そうなるのだが、マクロで見たときの意外性は、本当に面白い。
個別だとウンザリするんだけどね。
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