どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

桜5種後期

2011-05-05 21:02:03 | インポート
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さて中盤戦の桜の紹介。すべて近所の大学に咲いているものだが、古い大学なので構内にある桜の名称は、植えた時の品種名が判明しているものとそうでないもの、そして勝手に交雑したものがある。
さてトップバッターは左からヤマザクラである。でもこれは明らかに選抜種。ヤマザクラの系統から特に花の大きいものを選んだのではないかと思われる。それでもここにたまたまタネが落ちた交雑種の疑いがある。
次は、不明種。何を植えたのかわからないからだ。ところがここは先のマメザクラと根本がかなり近い。30センチと離れていない。一番考えられるのはマメザクラにオオヤマザクラを接ぎ木したものを植えたら一緒に育ってしまった、というものだ。ただそれも違うように思う。たまたまタヌキが食べた小さなサクランボのタネが、ここで発芽して今日に至っている可能性もある。オオヤマザクラの特徴とも違う花なので、交雑種の疑いがある。
さてここでサクランボ、チェリーの登場。これもいっぱい品種があってどうもこれは古い品種なんじゃないかと思われる。
オオシマザクラ。この葉っぱが桜餅の葉っぱに使われる。葉っぱは赤いが花は白い。これとエドヒガン系の何かが混ざってソメイヨシノになったと言われている。実はこの写真の木は、オオシマにしてはとても早咲きのもので、ソメイヨシノと同時期に咲く。植物は植えられている場所や土壌で変化する事がある。これを表現という事があるが、この場所は、エドヒガンやソメイヨシノがほぼ同時期に咲く。なのでそれではない。多分オオシマにもいっぱい系統があるのだろう。今年はこのシンクロがすごかった。
最後がソメイヨシノ。園芸種としてほぼ完璧に固定されているので曖昧さは無い。
さて私はここで何を言いたいのかと言えば、桜の名前を特定するのはかなり困難だということ。また流通での問題がある。例えばソメイヨシノは、吉野桜と販売される事がある。これを奈良の桜の名所、吉野の山桜と勘違いする人がいる。またエドヒガンは根本的に野生種選抜なので、流通を含め個体差が大きい。
園芸品種として固定されているもの以外は、桜の名前を語るのは難しい。


英雄

2011-05-04 21:54:56 | インポート
英雄というのがいない時代だ。つまり動乱期ではないという事だ。
ビン・ラディンもそうだ。彼がでてきた時代はイスラムでの動乱期でもあった。
このドタバタで忘れていた英雄がいた。
フィデル・カストロ。
引退していた!今世界には英雄が消えてしまったのだ!一番近いのはベルルスコーニだが、違う意味の英雄だ。
緊急、無給休みなし、求む英雄。勤務地、日本。
俺は?がんばります!


染井吉野

2011-05-03 22:49:13 | インポート
Photo_2
日本中にある桜。でもこうして写真を撮って行くと、ほぼ最高の桜でもある。花が大きい、花の数が多い。花が葉より先にでる。生育がいい。
弱点は病害虫。そして肥料食い。
今年の桜は、色は悪いがバランスよくいっぱい咲いている。適度な寒の戻りがあるのかもしれない。


ビン・ラディン

2011-05-03 20:08:57 | インポート
彼は世界のゆがみを一身に背負っていたと思う。純粋にイスラムであろうとすればするほど、深みにはまっていたのではないか。
アメリカとソ連の代理戦争に身を投じ、アメリカから裏切られ、祖国からも裏切られた。
父は母を捨てたが、父からの資金でアルカイダを作った。その資金をさかのぼれば石油を買った異教徒、特にアメリカからであった。
アフガニスタンでは、武器はアメリカからくるし、CIAが支援していたのは公然の事だった。

尖っていたため、同胞であるムスリムたちからも持て余される。英雄なので仲間はいたが、孤立して行く。

ビン・ラディンを殺して重りをつけて海に捨てる前に、もっとやるべき事があったのではないのか。10年も以上も時間があったのだ。