どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

世界は広いな大きいな

2013-09-06 12:30:14 | インポート
最近CNNニュースを良く見る。やはり面白い。ホント世界は広い。

まずはこのネタから。アラスカの「猫」市長、犬に襲われる。
実際、選挙で選ばれたようだ。特に立候補していた訳でもないのに選ばれた理由は、この市では市長は名誉職だからだ。しかし16年間市長なのだから、実績?はすばらしい。


次のネタは、男として何ともうらやましいと言うかなんというか。
HIV感染を知りながら300人と関係、終身刑の可能性も

10年間に渡り300人とラヴしていたと言うんだから、HIVの前に凄い。その上顔がなんちゅーか、モテ要素が見当たらない。デブじゃないか!それでも1年に30人だ。どうやったのだろうか。
で、300人中彼を訴えたのが一人だけと言うのも凄い。まあその一人が原因で逮捕され、HIVなのになにしてんだ~と重罪になってしまう訳だが、ただ者ではない事は確かだ。


真面目な話しもある。

イラン外務省報道官に女性を初起用、ロハニ大統領の意向で

この話しはとても面白い。まずイランが世界に向けてメッセージを出したと言う事だ。開放路線に徐々にだが向かいます、ということだ。しかもタイミングがシリア情勢が緊迫する中での話しだ。


ロイターだが、エジプト内相の車列狙い爆弾が爆発、暗殺未遂、というニュースがある。なおこの爆破事件でムスリム同胞団は爆発を非難している、と書いているが、犯行を否定し穏健である事をアピールしたのだろう。

ちなみに、この記事が面白い。シリア介入で「オバマ外交」変質か:識者はこうみる、だ。

最後のアフリカの識者の発言がよい。

トーゴのケースを見てみよう。軍が選挙で選ばれた政府を転覆させれば、欧米諸国はそれを「クーデター」と呼び、新政府との関係構築を一切拒否する。しかし同様のことがエジプトで起きた場合、欧米はただその状況を受け入れるだけにみえる。



これも良い記事だ。情報BOX:過去の米軍限定攻撃が招いた結末

アメリカ単独介入が失敗して来た歴史が綴られている。


最後にまたCNN。陽性反応出た妊娠検査薬、ネットで売買 用途は多様? 米

最初に売った人は偉いと思う。世界で最初にナマコを食べた奴に匹敵すると思う。


PS
身近に起きた変な事。確か昨年書いた記事1本が、9/3に700件も読まれていた。左腕を鍛えると右足が早く治ると言うものだったが、誰かがリンクしたのか?2ちゃんあたりで、バカにされているのだろうか?時々こうゆう事があるのが面白い。


岩手マッサージセンターにいって来たよ

2013-09-06 03:30:36 | まち歩き
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以前町歩きで見つけた、岩手マッサージセンターにいってきました。料金はマッサージ1時間で2800円、鍼治療が3200円ですから激安ではないですが、安いです。膝も痛いし腰も痛いので、ここはチャレンジです。

さてこのセンターですが、正式には「就労継続支援B型事業所 岩手マッサージセンター」となるようです。この就労継続支援とは「就労経験のある障害者などに対し、就労の機会を提供するとともに、生産活動などの機会の提供を通じて、その知識および能力の向上のために必要な訓練などを行うサービスです。」と解るような解らない説明ですが、視覚障害者がマッサージの免許をとってもなかなか独立出来ませんし、病院や、企業に就職するのも腕を磨いてからでも遅くはありません。そうゆう事なのでしょう。

社会福祉法人岩手県視覚障害者福祉協会が運営しています。組織的には20人までマッサージ師がいます。ベット数は6程度のようです。つまり待たされるのが少ない、そしてクタクタになったマッサージ師に当たる事はないと言えそうです。
専従管理人は4人で職業指導員が一人います。つまりマッサージの先生がいると言う事です。もしかすると免許取り立ての人に当たるかもしれませんが、まずはこれで安心です。


さて腰と膝ですから、柔道整骨というのも考えられます。保険が利くので安くつきますが、どちらかと言えば部分しかやらない傾向にあります。完全に医療なので、患部しか見ないのは仕方がありません。右足も少し痛くなって来ていたので、身体全体のバランス調整した方が良さそうです。とするとマッサージか。評判とかもあるので、どうするか。ここなら真面目にやるだろう、そう考えます。

さて前回のぞいたときは、たまたま全く暇だったようですが今回はほぼ満床です。見た事があるひとばっかりいます。そう近所を歩いている視覚障害者たちです。と言う事は、免許取り立ての人はいなさそうです。患者は老人ばかりかと考えていましたが、大通りから歩いて10分程度の場所なのでサラリーマンがかなりいます。私に当たったのは30歳くらいの人。神経質そうな人でしたが無事に終わりました。1時間の予定でしたが、10分ほどオーバーして対応してくれました。よっぽど酷かったのか。

さて腕がいいのかどうかは、実は私には解りません。スポーツのセルフマッサージ法は昔勉強したので解っているつもりですが、こういったプロのマッサージと言うのは初めてです。柔道整骨でのマッサージは経験してましたが、彼はスポーツ選手が多かったせいか、スポーツマッサージに近いソフトなタッチでした。ただこの先生、予約とっても忙しすぎて待ち時間がとんでもない人だったので、今回はパス。


通常のマッサージとスポーツマッサージの違いですが、基本手のひらでさする、手のひらで押す、極稀に指で軽く回しながら押すでしょうか。揉むとか指で強く押すと言うのは御法度です。施術によっては変わると思いますが、特にセルフマッサージでは厳禁です。理由は、疲労回復のために行うのであって、毛細血管を破壊するような力をかけては逆に毛細血管再生の時間で、回復の時間が遅くなると言う考え方です。そして心臓から遠い方から、心臓に近い方にマッサージをしてゆきます。足だったら、足裏からふくらはぎ、腿と上に上がってゆく感じです。

通常のマッサージだと上から下へ向かいます。この違いはローマ時代の医学者ガレノスの説をとったものが、伝統的なマッサージ法と繋がっているから。ガレノスの時代には毛細血管と言うものは発見されておらず、血管から送られた血液は消費されて消えてしまうと言う考えで、血液が循環しているとは考えなかった。たしか時代が下がってヴェサリウスの時代でも、毛細血管は発見されずに、どうなっているのかはよくわからなかった。なので悪い老廃物を先端に集めて押し出すと言う考えになる訳です。強く揉みだすとか強く押すと言うのはたまった悪い血をどうするのか、そう言った思想からきています。

科学的な根拠はスポーツマッサージに軍配が上がる訳なのですが、スポーツマンたちはそれこそ自分で出来る調整はやっている訳で、セルフマッサージやストレッチング、骨盤の調整などやっています(真面目にやっていない選手はどっかで落っこちてゆくんだ、これが)から、これで良いのですが、日常生活や習慣による疲労となるとなぜかガレノス流が効く訳です。ここが面白い所です。最高のコンディションを目指す方法と、最善のコンディションを目指すのではアプローチが違うと言う訳です。

さてそんな事を考えながらマッサージを受けていますと、その中間のマッサージ法です。基本は押すのですが、私が痛がるのでちょっとコントロールしてくれたようです。押されていたくないと嫌なお客さんもいる訳で、使い分けをするようです。本当にイロイロ混ざっています。整体の考えも入っているし古典的なものもあります。スポーツマッサージと同じ手法もでてきます。同じ所を一気に揉むのではなく、バランスをとりながら様子を見ながらマッサージが進みます。膝も軽くさわってもらいましたが、完璧バランス取りです。かなり良さげです。

ただし、「膝に湿布してください」と言われました。正直でとてもいい。とても真面目です。

首と頭の付け根を特に丁寧にしていたのが気になります。というのはここはかなり重要な部位だからです。人体の中でも指折り重たいのが頭で、それが一点で首に繋がっています。なので頭の重心とその一点が一致していれば筋肉に負担がかからないのですが、なかなかそうなっている人がいないと言う事です。
普段から気をつけているつもりなのですが、何かあったのでしょうか。


さてソフトにやってもらったのですが、なんと1時間後にもみ返しが来ました。これがもみ返しかと感動したのですが、2時間後には無くなっていました。膝はまっすぐにしても痛くなくなりました。これは大きい。それまでは左膝をまっすぐにすると激痛が走っていたのですから、かなりの改善です。

ということで、岩手マッサージセンターはなかなか良いです。ただし欠点があります。完全個室マッサージとかパーテーションがあるとかそう言った事は一切ないです。みんなマグロのようにベットに横たわって揉まれています。民家の中に紛れ込んだような雰囲気もありますし、マッサージ師の休憩室の扉の立て付けが悪いのか、ちょっと中が見えてしまいます。そういったサービス面ではかなりダメです。
あと真面目すぎて、魔法がありません。わざと機械を使うとか、赤外線レーザーを使うとか、秘密のオイルを使うとかナゾのチタンテープがでてくるとかはありません。当然室内装飾とかには一切魔法はありません。というか逆です。治った気になると言うものはいっさいありません。あと行くたびに施術者が変わる可能性があります。ここも難点です。マッサージは医療ではないのでカルテが存在しない可能性もあります。鍼になると少し違うかもしれませんが。

あと弱視者に対する偏見がある人は、行ってはいけないでしょう。

ただ予想以上にマジメです。ここが最大の美点だと思います。魔法がないと言うのは、実は最大の欠点です。解ってゆくマッサージ屋さんです。そこのところお間違え無く。


PS
なんと電話で予約に限り施術者指名が出来る事が判明。ということは、とても良い施設となります。ただ、今回私を見てくれた方ですが、やはり人気なようで土日の予約は難しいと言われました。



蛇足

湿布はかなり使っている。多分人と症状で効く場合が違うと思うのだが、最近のインドメタシン・フェルビナク・ボルタレンあたりはほぼこの順番で痛みが和らぐ。ボルタレン最強でフェルビナクが次席だ。
だが明らかに個人差を含めて、症状によって全く効きが変わる。骨が問題であった場合は、これらはほとんど効かない。多分ボルタレンが良いだろう。だがそれで治る訳ではない。腱が問題な場合では、腱そのものか骨との絡みかが重要になる。腱と筋肉の場合には割と解りやすくどれでも効く。

ただ自分の腱鞘炎の経験では、実はどれもあまり効かなかった。逆にフェルビナクが効くが故に無理を出来ると言う悪循環に陥った可能性がある。

今回はその経験から可能な限り使い分けている。例えば内股の肉離れはフツーの湿布と上半身の運動の組み合わせで直した。筋肉のみだからそう言った芸当ができる。それでは左膝になると多分イロイロ重なっていると思う。特に今回は悪い条件が重なっているので早期回復はない。だから効かない方がいいというよくわからない答えになっている。
バランス取りが重要なようだ。基本的にプロスタグランジン生成阻害剤がインドメタシン・フェルビナク・ボルタレンなのだが、痛みは取れるが治りが遅いというのがあって、プロスタグランジンに何か治癒のための役割があるのではないのかと、私は少し疑っている。
なので本当に痛くてじっと出来る時にはフェルビナク・ボルタレンあたりが有効で、動かなければ行けないときはインドメタシン・フェルビナクあたりが有効だが、フェルビナクは効きすぎて無理をしてしまうような気がする。今、そこを使い分けしている。
あと市販薬の問題もある。表記がイマイチ解りにくい。100gあたり何mgとか、何%とかとても解りにくい。多ければ良いのかと言うのも少し違う話しだ。フェルビナク・ボルタレンは副作用がある。そこも考えどころだ。


個人差がある話しだが、今の所インドメタシンかフツーの湿布の方が結果がいいと言う話しになっている。しかも低濃度のもので、一日3回張り直すというものだ。こちらが結果がいい。

本当に個人差があるし、症状があるから誰にでも進められる話しではない。あと適度な運動、しかもリラックスした運動をオススメする。もちろん関節に問題がある人は、病院に相談して欲しい。多分関節はこれらの薬で治る事はない。

20代にはもう戻らないのが確定です。あたりまえですが、そこが寂しい。


芋の子汁戦争・私見

2013-09-05 00:32:41 | インポート
昔書きましたが、意味ありません。北東北3県には鍋はあっても、芋の子を特別にする汁はないはず。理由は寒くて里芋が取れなかったから。岩手県だと北上市近辺。秋田だと横手近辺が北限だったと思います。ただ今現在では品種改良と資材の発達もあり、青森県でも里芋は作られています。

さて芋の子汁戦争がツイッターで始まっているようです。

ここで芋の子の説明。里芋の親種を植え付けるとそれがもの凄く大きくなります。これが芋頭。その脇に子芋が出来るのですが、そのサイズの大きいのは里芋として保存されます。ただ里芋は長期の保存性が悪いので、がんばっても保存が難しい「芋の子」をさっさと食べてしまおうと言うのが芋の子汁でしょう。

さてこの「芋の子汁」ですが、私は基本的に仙台が発祥だと思います。理由は余りにも独自だから。なんで廣瀬川の川原で薪で焚いた鍋なの?ここがポイントです。何かあったんでしょう。上野の山のお花見みたいな理由があったんでしょう。ただ更にポイントなのですが、肉はどうしたのかです。


さてここはスルーします。マジメに考えても意味がないです。ある部分で近代でないと成立しない所があります。まず肉ですね。次がなんでわざわざ外で飲食するのかです。ここが実は大きいと思います。

仙台に芋の子があったとして、肉があったり屋外飲食となれば、もう少し自由な時代、戦後になるのかと思います。

その前にいっておきます。多分士族の風習にしては奇妙だと言う事。彼らは風流でやる事はありますが、格が下がるこういった飲食はこのまないということです。そうすれば町民等もそうだったと言えます。農民とかそう言った話しです。だから農民がやっていたとは思いますが、それが一般化するためにはそう言った格差が無くなった時代と考えるべきと思います。

なので現代的芋の子汁は昭和初期か、戦後にはじまったもの、その程度だと思います。伝統食と言うには新しいように感じます。多分山形と仙台はそんなに違わないと思います。仙台が古いかな~と言う程度です。



言い切りますが、ピクニックとかが流行った時代に仙台・山形で流行しただけで、そっから文化になったのだが、山形の観光化したのを、仙台がきらっているだけだと思います。


ただこの鳥・豚論争は面白いです。ヤマドリでなければいけないと言う人がいるようですが、多分これは芋の子汁会の枠に入らないと思います。多分ヤマドリ鍋です。そんな高級な話しではありません。ブタ肉の代わりにイノシシの方がまだ言い切れますが、多分ボタン鍋でしょう。江戸時代の芋の子はそうだったかもしれませんが、食べられる人数がどうなるのか?特にヤマドリだと10人分鍋に出来るかどうか。イノシシはともかく、多人数で囲めるイメージはないです。

味は基本的に、味噌の作り方によると思います。仙台味噌だとブタがあうが、鳥だとイマイチだと思います。山形でも醤油地域と味噌・ブタ地域では味噌が違うのではないのでしょうか。山形の米沢のように、町おこしの所がある芋の子もありますが、牛肉は醤油の方があっていると思います。

なお山形芋の子汁の具材は、棒タラ説もありますがこの説をとると江戸時代前に飛ぶのですが、棒タラの取り扱いのめんどくささから、屋外で食べるものではないと断言します。料理屋の食い物です。京都ではおばんさいで有名なものです。汁たっぷりに仕上げるのでしょう。裏日本文化でもあります。


どちらにしても、川原で薪で焚いた鍋を食べる事は年々難しくなっています。消防法と国土交通省が敏感だからです。薪を手に入れるのも実は難しい時代です。その中で文化が継続され残ってゆくのはいいことです。
そして味噌+醤油のアレンジもでてきました。これは当然です。鳥でも豚でも牛でもおいしく食べられる可能性が広がるからです。
ネギもそうです。薬味のネギと煮込みのネギを同列に考えてはいけません。東北のネギはその中間のネギです。切り方が問題ではありません。ネギをいつ入れるのかが問題です。


コンニャクなのですが、正直な所下ごしらえをするかどうかです。切ったものでもキッチリ下ごしらえすれば良いだけの話しで、屋外のナベだからちぎった方が表面のギザギザが増えて味がしみ込むかと言えば、そうではありません。準備はしておいた方が良いです。それって何時間で炊くの?そう言った話しです。白滝だって水に曝しますね。


ということでこのネタなのですが、やっぱり面白い。だが、仙台・山形論争であって北東北3県を巻き込むなと言いたい。それ以前に秋田の家庭料理の鍋がうまい。ここは真面目に考えるべき。本家争いは醜い。


最後だが、仙台って本当にウザイんだ。マジで。もう東北の中華思想みたいなもんで、大体そう。それが田舎もんの食いかたして本家とか言うのは、まずウザい。そう言う私は、青森出身で芋の子汁ってなかった人ですから、理解出来ない争いです。


とツイッター的な発言をしつつ、S君のあの強烈な反発は今でもあるのかと驚いています。今でもよくわかりません。

PS

なお、川原でのBBQに関して反対意見ですので、当然芋の子汁は反対です。薪にも反対です。
ただどちらでもゴミの管理はキッチリと。そこはゆるゆるお。



畳替え

2013-09-04 17:23:43 | インポート
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昨日午前9時に畳屋がやって来て、一気に畳を持って行った。床には埃やヘヤピンなどが落ちていた。シルバーのリングも落ちていたのだが、いつのものだろうか。この家の畳は、多分10年は表替えしていなかったものと思われる。
それを掃除機で片付けて、待つ事5時間半、6畳の畳が戻って来た。もの凄く早かったので、どうしたのかと聞いた所、縫うのは機械でやったそうだ。一枚あたり15分程度のようだ。むしろ調整の方が手間がかかるようだが、それでも一枚あたり20分程度だ。
へりが少し甘いような気もするが、多分芯は30年以上前の畳だ。大目に見なければいけない。床にタイベックの防滴・防風・透湿シートをキチっとはって畳を敷き直すのに1時間かかった。何でもそうだが、現場での擦り合わせの方が大変なものだ。

部屋はきれいになったのだが、すこし落ち着かない。理由はいぐさの香りがきついのだ。ここまでキツイとは思わなかった。確かに家は古いが、作りは数寄屋とか古民家のような開放的な作りではない。これが影響しているのだろう。匂いがかなりこもる。伽羅あたりの香を焚けばちょうどいいのだろうが、それも少し違う。蚊取り線香あたりでも買ってこようかなとも思う。

そう言った意味では、畳表を指定すると言う方法もあった。汚れても良い場所で使うビニールや汚れが落ちやすい加工をしたものもある。弱くて使えないが、和紙のこよりを使った表もある。これは角がキチっと来るので、飾り畳にちょうどいい。

本命は古表なのだが、さすがにリクエストできない。わざと畳表を枯らしたものだ。実際ある。匂いは自然でいい感じに仕上がる。
畳の青信仰みたいなものがあって、いぐさをどう乾燥させるのかというのが追求されて今日にあるのですが、収穫期や干し方によっては、ベージュの畳になってしまう。それをどうするのかで青砥という粉で着色していた時期もあった。やはり着色は好まれない。そこで生産技術になるのだが、どうもここが進んでしまったようだ。
そこであえて枯らした畳表となるのだが、茶室とか趣味の良い復元家屋に使われる。数寄屋もそうだ。あえて新品に見せないやり方だ。更にはい草の太いのを指定したり織をあえて荒くするとかになると、完全高級品になる。あとは持ち主があえて日にさらしたりして、更に枯らしてしまえば本物だ。

ちょっと変な話しでもある。


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近所でアパートか何かが建つらしい。地鎮祭が行われるようだが、このテント、立派すぎる。テントで敷地面積の3分の一はとっていそうだ。場所柄3階建てがギリギリで、ここまでりっぱなテントはそうない。
最近セレモニーって大切だなと感じる事がある。これは震災の影響もある。震災でなんらかのイベントがある度に黙祷をしているのだが、そういったおざなりと言うか贖罪と言うかそう言った枠ではなく、キチっとした枠でないと不味いと感じている。

だがセレモニーと言うのはどうしても敷居が高い。お金もかかる。黙祷で十分だと言えば十分なのだが、場を一瞬でも一致させるセレモニーの効果は大きい。

そこを期待して出来るのは、公共事業くらいだろうか。この地主も盛岡では有数の地主なので、こういった事をするのだろう。

すべてが簡略化したのは良い事なのだが、たまにはこういったのも大切だと思う。


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畳替えの理由なのだが、大家が私を重宝していると言う事なのだが、それ以外にも微妙な理由がある。
後期高齢者保険制度の問題だ。ウチの大家は年金・家賃収入がある。かなり恵まれた人だが、保険税のあるトラップがある。これ以上の収入では、病院での自己負担金額が3割になるということだ。そのたった10万程度でそうなってしまう。
何が起きるかと言えば、病院に払っていた金額が10万から30万になってしまうと言う事だ。それだったら10万設備投資に使って、事業経費に繰り込んだ方が良いと大家は判断している。

日本の税制の最大の問題なのだが、こういった年収の壁がある。例えばパートの120万の壁だ。ここからチョイで5%の所得税を払う事になる。それだけだったら良いが、年金や国民健康保険がいきなりフルで課税される。10万円増やして、実質年収が20万ダウンする。こうなったら主婦などはそれ以上働かない。150万分働かないと、実際年収は増えない。


根本的に、税率が段階的になっている事が問題なのだが、誰も手をつけない。国民層背番号に移行したら、なんとかしてくれるのだろうか。

多分しないだろう。これだけコンピューターが普及してもだ。


秋の始まり

2013-09-03 01:28:07 | インポート
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お昼に25ミリの雨があった。


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シリアの雨はいかほどか。


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昼過ぎでも朝顔が開いている季節になりました。

今日HKFMで、藤圭子の特集がありました。とてもよかったです。

俺は娘の歌より好きだ。明るい歌はなじまない。

まあそのままにクラシックアワーになった所、変な事が起きた。
たまたまNHKFMのラジルラジルを付けっぱなしにして、You-Tyubeで浜田省吾をかけてしまったのだ。

両方の音がほぼ同時になっている。だが編曲したみたいに、一致していた。


今と言うのはわずかなことなのかなのしれない。