

荘内病院主催 地域医療連携協議会・鶴岡地区医師会・登録医・荘内病院 合同懇親会
平成28年12月14日 19:00~
東京第一ホテル 2F 鶴の間
今回は小児外科の大滝先生、放射線科齋藤先生から荘内病院の診療面での報告があり、
次いで、鈴木聡先生および3名の看護師から、2016年の荘内病院の新たな取り組みについての報告がありました。
荘内病院も多方面で積極的にチャレンジしており、頼もしく思いました。
医師会からの出席者が11名と、多少寂しい会ではありましたが、荘内病院からは多くの医師、看護師の参加があり、相互の懇親を深めました。
1、開 会 (鈴木聡先生)
2、挨 拶 (三科院長)

地域医療構想、在宅医療、医療事故報告制度、LINIAC 導入、病院機能評価再受審などに言及
3、発表
□テーマ 「高度・良質な医療を求めて ~荘内病院診療科の取り組み~」
〇荘内病院小児科外科の取り組み
荘内病院小児科外科主任医長 大滝先生
小児外科の歴史:昭和59年開設、32年経過
これまでの10年、
一般外科のチームの一員として活動しながら小児外科を実践してきた
小児外科専門医であり 一人医長でもある
小児外科症例数:671症例
指導医にではないことが課題
今後の10年
手術創の縮小
低侵襲手術
極力緊急手術を回避する
手術しない江治せるものは手術しない 臍ヘルニアテープ圧迫
開業医へのメッセージ
肛囲膿瘍、臍ヘルニア 消化管奇形 は是非紹介して欲しい
〇放射線科の取り組み
放射線科主任医長 齋藤先生
仕事内容
読影(CT、MRI)、放射線治療(派遣医師による)、核医学検査、IVR(画像下治療)
トピック:CT,治療計画用CTなどの導入
IVRの治療例を動画を用いて紹介
画像診断には、ITを活用(家庭での診断、iPadなどタブレット端末の活用)
□テーマ 「変わった!?変わらない?荘内病院2016 ~この一年を振り返って~」
認知症認定看護師 富樫さん
摂食嚥下障害認定看護師 石井さん
排泄ケアチームリーダー 加藤さん
地域医療連携室 鈴木聡先生
鈴木先生の司会進行で、2016年の荘内病院の取り組みについての報告。
・4月 認知症ケアチーム 発足
・6月 摂食嚥下ケア 発足
嚥下内視鏡検査の導入で、食姿勢、食形態を具体的指導することが可能となる。
食べるための口腔ケア、在宅・生活での生活への支援・指導
・7月 排尿ケアチーム 発足
下部排尿機能障害患者に対し多職種での排尿自立に導く 18例中15例で自立可へ
・ペインクリニック外来
スーパーライザー、キセノン治療器、トリガーポイント注射
・9月 IBD/ピロリ菌 専門外来 開設
□懇親会


