鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

大腸がん地域連携パスICT化キックオフ会

2019-07-11 09:42:53 | 日記
庄内南部地域連携パス推進協議会 全体会
大腸がん地域連携パスICT化キックオフ会
および地域連携パスの取り組みを知ろう!

日時:令和元年7月9日 19:00~
場所:荘内病院講堂

1、大腸がん地域連携パスICT化について(進行:中村秀幸先生)

  1)これまでの経緯について(三原がんパス委員長)
    平成22年から山形県統一パスで運用開始
    パスの改訂、ICT化が課題であった、
    
  2)システムの説明(ストローハット社 菅原)



  3)がんパスの説明、運用方法について(荘内病院外科 坂本先生)
    ○相互に情報共有が可能となり、より緊密な連携が期待できる。
    ○業務の効率化 (とくに、病院医師の仕事が楽になる)
     医師の仕事は、診察と用紙へのチェックのみ
     あとは、医療秘書がコピー、説明、パスをスキャナーで電カルに読み込み
     診療所のメリットは、入力の簡素化、FAXの必要がなくなった、

    ○運用フローの説明(渡辺)
   
  
   4)質疑 
    中止基準は?
     再発がなければ5年経過時点
     再発後のパス再開は考えていない
    患者用パスは?
     現行のパスを改訂して運用予定
    Net4Uの記載をどのように病院と共有するのか?
     必要があれば、連携室にその旨、連絡して欲しい
     
    
 2、大腿近位部骨折地域連携パスのトピック
   
   マトリックス分類におよるアウトカムを新たに設定し、運用を開始した
   現在、両リハ病院内での周知に努めている。
   両病院間の対応に温度差がある

 3、脳卒中地域連携パスのトピック(荘内病院 丸谷先生)

   運用開始し10年になる
   連携パス運用で築盛された脳卒中データベースの分析結果の報告
   データ的には、パス患者の血圧は良好にコントロールされている、
   しかし、連携パスが脳卒中予防に寄与するというエビデンスは出せていない
   再発予防にはより、厳密な血圧コントロールが必要
   今後は、一次予防だが、ハイリスクをどう抽出するかが課題



  

    
    

  4)質疑

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